AndroidでWindows OSが使えるのでやってみた

つい数日前に 同じようなもので 「i-PodでWindows7が使える」というのがあったので ちょっと真似してタイトルをつけてみたのですが・・・・
あれほどちゃんとシステマチックに作られたサービスという訳ではないのですが 合わせ技という事で・・・・
 
まず、Androidには(これはSmartPhoneでもTabletでも可)Remote RDP Lite(現在バージョンは3.5.3)をインストールします。
これは、FreeソフトですのでAndroid Marketからダウンロードしてください。
それから、Windowsを用意するのですが 今回はお試し版の使える GMO Windowsデスクトッププランを選択しました。
http://www.onamae-desktop.com/
これはドメインの習得でよく名前を聞く「お名前COM」のサービスの一つです。
2012年1月27日までは 一週間の無料トライアルが利用できますので こちらをお借りしました。
まず、無料トライアルというボタンが右側にありますので 押してページが出ますので
画面一番下の 「無料トライアルの申し込み」ボタンを押すと 画面が切り替わり お名前comのレンタルサービス利用者はそのアカウントで、無い人は名前、住所、電話番号、メールアドレスの登録で新規にユーザーを作成します。
そうすると メールで設定に関する情報が到着します。
最大に時間と書いてありますが 私の場合約20分で登録から利用までに至りました。(ただのメール到着までの待ち時間です。
ここのサーバーナビ画面(https://my.rentalserver.jp/login.aspx )にログインし 
メールに添付されているID番号と ユーザー登録時に登録したパスワードでログインします。
左側の「ご利用サービス確認」を選択し画面真ん中のWindowsデスクトップの「無料トライアル」をクリックすると別ページに設定情報が出てきます。
このページの「リモートデスクトップ接続情報」の
IPアドレス、ユーザー名 win〜〜〜〜〜〜、パスワード をメモします。
この時に注意するのは パスワードはサーバーナビのパスワードと異なる自動発給されたパスワードなので気を付けましょう。

ここからはまたAndroidがわの作業となります。
Remote RDP Liteを起動して 右下の「+」ボタンを押して接続先の追加を行います。
ホスト と書かれたところには 設定情報の Ipアドレス
ポートは自動で入る3389を使います。
ユーザー名はWINから始まる先ほどのメモしたユーザー名
パスワードは 先ほどの画面のパスワードです(しつこいですが自分で登録時に設定したパスワードではありません。
あとは画面解像度(デフォルトは800x600 自分の端末に合わせて若しくは使うアプリケーションに応じて変更しましょう)
キーボードを日本語にすれば準備OKです。
戻るボタンを押せばユーザーID@IPアドレスの設定が追加されているはずです。
インターネットに接続できる状態で これを選択すると接続されて デスクトップ画面に接続されます。
 
起動されるOKはWindows7に非常によく似たWindows Server 2008R2 Stdとなります。
一部アプリケーションがインストールできませんが 最も困ると思われるアンチウイルスソフトは ForeFront Client Securityと呼ばれる マイクロソフト製の業務用アンチウイルスソフトが最初からインストールされています。
トライアルは1M RAM、40GHDDで実際のRAM容量は872M起動時で消費されています。
ちなみにHDDは49.8G表示でFreeは38.2Gとなっていて こちらはFreeが約40Gとなっています。
CPUは2.4G Xeonですがこれは入るサーバーによって異なる可能性があります。
この画面が起動するわけです。
 
Android上でのコントロールは 画面を押しながらスライドすると画面が動きます。
ピンポイントで画面をタップすれば マウスカーソルが動き右ボタンを押した状態。
画面をロングタップすると マウスの右ボタンを押した状態となります。
画面は二本指で 拡大縮小が簡単に出来ます。
WindowsOSなのですが 普通のx86上で動いていますのでPCそのものです。
Windows7などでリモートデスクトップ接続すれば HDDのネットワーク接続も可能なので ISOイメージからのインストールなども可能なはずです。
 
これで、回線さえあれば TabletがまるでPCのようにというかPCのアプリケーションが利用できるようになります。
外出先にPCを持って歩かなくても どこででも仕事が出来るようになる訳です。
勿論、私が自宅のPCをつけっぱなしでやっていますが メールをPCで受信して選別した物だけSmartPhoneに転送するなどもこれなら停止する事を考えなくて良いので簡単に出来ます。
ちなみに、i-PadでWindows7を動かすも実は同じような手法となります。
これがAndroidでも・・・・と言いえるわけなのですが 実はこのサービスi-Pad用には専用のアプリケーションも用意されていて コントロールなどサービスが良いわけなのですが・・・・・
 
ちなみに、このお名前COMWindowsデスクトップサービスは有料のサービスとなって
RAM 1G HDD 50Gのトライアルと同じプランは 一か月払いで2520円(長期割引あり)
RAM 2G HDD 100Gのプランで一か月払いで 4893円(長期割引あり)
それ以上もありますが 個人利用であればこの辺りまででしょう。
価格的にも微妙なサービスではあるのですが FXなどのロボット取引をしている人などは こういったサービスを使って操作するといつでもどこでも変更できますし 家のPCをこういった形で外部に公開するリスクを冒さずに済むわけです。
ネットワークストレージも最近は大容量の物が沢山ありますので これらを利用すると便利な使い方が出来るかと思うわけですが・・・・
いかがでしょうね?
 
本当にPCのいらない時代がやって来るかも・・・・の先駆けでしょうね。



written by HatenaSync