中国の事を笑ってられないぞ・・・・

先日 Megauploadが閉鎖された。
著作権に違反ずるファイルの交換に利用されている節があるとか ユーザーが削除処理をしても実は消えてなくて ユーザーの管理から離れるだけだったとかいろいろ言われているわけですが・・・
まあ、簡単に言うと 誰でもアクセスできる置き場に コピー可能なファイルを置いておくと怒られるという事ですね。
それも著作権で保護されているはずのファイルをなのですが・・・・
 
今回、逮捕されたそうですが 逮捕できるのは逮捕出来る法律のある国だったからで そういった法律の無い国であれば困ったことになる訳です。
日本でも少なからずの人が利用していたことから 話題になったわけです。
もし、このサーバーが日本にあればなのですが 警察庁が摘発にあたるわけです。
じゃあ、日本にサーバーを置いて アメリカに経営母体があってお金を剥こうで集めていたとすると 日本とアメリカの警察機構が協力して事件に当たるわけです。
その為に 警察同志は国際的に協力出来るように協定を結んでいる訳です。
そして、国をまたいだ犯罪などが大規模になると ICPOなどが出張ってくるとなる訳です。
ところが、国同士の付き合いが無い国だとどうなるでしょう。
 
一番近くて公的に国交のない国というと やはり北朝鮮でしょうか。
当然法律も違うので 日本で犯罪になることがあちらで犯罪にならなかったり、逆もあるわけです。
その上で 両者で犯罪と認められることが双方の国にわたり起きたときに 協力して・・・・とはちょっとならないわけです。
例えば 日本に漂着した人を返すのでも 直接北朝鮮に返すのではなく 両国に国交のある中国などを通じて返却するぐらいですから 協力関係には至らないわけです。
例えサーバーが北朝鮮国内にあったとして 日本の警察が踏み込んで御用という訳にはいかないわけです。
 
相手国に行って 逮捕できないとするとどうしましょう?
勿論、相手国の警察組織にお願いしてみるという事は出来るわけですが お願いでしかなく動いてくれるとは限らないわけです。
根本的な解決策とはならずに 結果的に出来る手段はというと そことの通信を遮断してしまうというのが最もわかりやすい解決策となる訳です。
そういうサイトが出たとして 遮断しようと思うと・・・なのですが残念ながら日本の場合国際的な接続は日本国が管理している訳ではありません。
海外のキャリアと日本のキャリアが国際回線を接続し それを介して通信を行っている訳です。
それらがインターネットプロバイダーだったり そこから小売りの回線を買っているかのどちらかなわけです。
実は日本にはそういった回線が沢山あって あちこちの国と網目のように繋がっている訳です。
これを日本国が規制しようと思うと・・・簡単には無理なわけです。
 
最近の事なのですが、どうもその手の動きが出てきています。
例えば著作権的に問題のある ダウンロードは規制しましょうとか言うやつですね。
日本のいう事を聞いてくれる団体、例えばYoutubeなどは著作権を持っている方が削除要求を出せるようになっていますので 消してもらえるわけです。
所が、海外のサーバーなどの中にはそういった言う事を聞かないというか 管理団体が誰だかわからないようなものもあります。
国際的にそういったものを排除しようという動きはあるわけですが 前述通り国交のない国に存在しているとどうでしょう?
で、あちこちのインターネットプロバイダーに対して 日本の国はお願いが出来るという法律を作ればよいわけです。
破るとお商売できなくしちゃうよ!!って。
海外の有名な動画配信サイトなどの一部はそういう方法で規制を行う事が出来るようになる訳です。
まあ、それはしょうがないかも・・・・・なんて思っていると 法律が出来るという事を軽く考えている証拠です。
 
例えばTwitterなのですが現在情報検閲に対して反対しようという動きがあるわけですが
地震などが起きたときに かなりのデマが飛び交いました。
その中には、そのデマに踊らされて死んでしまう人も居たそうなのですが・・・・ 大丈夫だから動くなというような話です。
もし、同じような災害が起きた際に じゃあ危ないので規制してしましょうという判断があれば止めることが出来るわけです。
各プロバイダーにちょっと声をかければ済むことです。
2chの運営者に名誉棄損で訴えていたりして結果的に何ともなっていないわけですが こういったものもじゃあ支払われるまで停めちゃおうかって簡単に判断できるようになる訳です。
 
どちらかというと問題になりそうだから・・・・とかいうのが多い国で
後で責任を問われそうなものは 押さえちゃえっていうお国柄です。
例えば2chが規制されたら それに近しい同じようなサイト。
Twitterなら同じようなサイトと 一気に広げることも可能なわけです。
中国でTwitterが使えないとかって 不便であるという話題は出ているわけですが 明日は我が身なわけです。
もっと言うと、例えば携帯電話キャリアはパケットの抑制の為という名目で一部パケット量の激しく使われるサイトを規制ということも十分に考えられます。
モバイル版の送信の仕組みを持っていない動画配信サイトは接続できない等の規制も考えられるわけです。
モバイル版を持っているところではキャリア判別をして 最大解像度などを絞るという事も協力してもらえるわけです。
前例さえあれば 出来る国なので・・・・となると
ネットの中でいくら叫んでいても変わらないわけですが そういった事も起きているという事は知っとかないと・・・・
written by HatenaSync