中華PADも買ったぞ!!

いつ?と言われれば 先月の話なのですが 到着したのがつい先日なので 許されたい。
既に、日本でも秋葉原などでは入手可能なのでそちらで買われることをお勧めするものなわけです。
端末はこんな感じ

何故購入する事になったのかというと

そう、このTabletはいち早くICSと言われる Android OS 4.0になったものです。
 
ICS Android OS 4.0では日本で発売されているのは 一機種のみ。
Nexusと呼ばれるAndroidのリファレンス機のみに置いて採用されているOSで 世界的にも未だ対応した機種が少ないわけですが
この中華Tablえtは既に対応している訳です。
をお、凄いというのもありますし 日本で販売されているものもぎりぎり1万円を割る価格と びっくりするほど安く清算されているモデルなのです。
性能的にも 普通のTabletレベルなのでテスト的に使うにも非常に良いわけです。
 
AinolというメーカーのNovo7というラインナップの中の廉価版モデルとして登場した Paradinと言われるモデルです。
これ以前に上位機種となるものがあるわけですが そこからカメラなどが取り除かれたモデルという位置付けです。
勿論 RAMも少なくストレージも8Gという最低のレベルをクリアした程度の物です。
スペックは
CPU MIPS-Based XBurst 1GHz(With GPU
液晶 静電式タッチパネル(800*480)
Wifi    IEEE802.11 b/g/n
インターフェース:Micro SDスロット、イヤホン、MiniUSB、マイク、スピーカー
注意してほしいのはGPSBluetoothをサポートしていません。
OSは4.0.2の状態で到着しましたが 現在のファームの最新は4.0.3となっています。
 
箱はというと結構なクオリティで

450MのWifiをサポートする事や4000mAという大容量のバッテリーを搭載している事、GPU搭載でHD動画の再生が出来る事、
マルチタッチである事や Gameloftのゲームがプレインストールされていて最初から遊べるというようなことが書いてあります。
かなりしっかりした梱包で、外函の中に二つ折りになった箱に入っていて頑丈に梱包されています。

同梱物も普通に内蔵されています。

 
で、使ってみるとなのですが・・・ まず最初に 写真はこの先控えさせていただきます。
正直、どこまでが許可されたものか解らない節があるので・・・・・
まず、起動すると当たり前なのですが 中文で起動します。
Android OS 4.0はTablet用の3.0に非常に近い物ではありますが設定画面などの構造が少し違います。
中分メニューを呼び出して、まず最低英語・・・なんて思っていてもなかなかたどり着けないものです。
それでも 大体の場所と漢字を追って 英語に切り替えたところから設定が始まります。
ちなみに、日本語は切り替えられる言語対象には入っていません。
私はAndroid MarketからMorelocale2をダウンロードして日本語としました。
日本語化されたらあとは簡単で OpenWnnを入れて日本語環境を整えれば済むわけです。
 
基本的に動きは思った以上に軽快です。
まあ、1GあるCPUを搭載している事で 十分なパフォーマンスとなっているようです。
HD動画と書いてある通り 本体標準のプレーヤーを利用しても 十分に1280x720の動画の再生を難なくこなしてくれます。
久しぶりにこのサイズの800x480の液晶を見たわけでドットの粗さは目立つのですが 少なくとも動画の再生レベルではそれを意識させられることは無いでしょう。
アイコンの数が画面サイズの割に少ないというか アイコンが大きいと感じる程度でしょう。
後先になりましたが 本体の仕上げは非常に確かなもので、一般的にフォトフレームとして 携帯電話キャリアが販売しているものと同じような感じとなっています。
Android 2.3のモデルも上位にはあるので 戻るボタンやホームボタンもついているので それはそれで便利です。
 
と、まあ良いわけですがじゃあ買ってみようと言われる方は少しご注意を!!
実はこのTabletなのですがMIPSというアーキテクチャーのCPUを搭載しています。
一般的に有名なTigraとかSnapdragonというCPUのマシンにはARM〜なんて書いていあると思うのですが このARMがアーキテクチャーの名前なのです。
MIPSARMアーキテクチャーが違うというのは 基本的に同じプログラムが動かないという事でもあるわけです。
Androidは基本的にはJAVAベースで動いていますので ある程度の互換性のあるプログラムを書くこともできるわけですが ある一定のレベルのアクセスを行うプログラムの場合機種依存が出てきます。
ですがそのアーキテクチャー上での動くプログラムと動かないプログラムの差以上に 開発する方がMIPSの環境を持ってられない場合が多いのです。
つまり、検証できないので対象端末としてMIPS系を登録しないことが殆どなわけです。
つまり圧倒的にMIPS系のAndroid端末には動作するプログラムが少ないわけです。
勿論、GoogleMap(GPSもAGPSも無いからどう使うという問題はあるけど)をはじめとするGoogleのサービスは使えるわけですが 前述していますが日本語入力にOpen Wnnを使っているのはATOKはこの端末では動かないからなのです。
意外に、この辺りのことを 解説していないので 買ったはいいけど使えない人がいるのではなんて思うわけです。
 
プレインストールされているソフトは殆どは中国語版で 使えないのですが、ゲームなどはかなり快適に動きます。
実はEvo3Dにプレインストールされているゲームがあって これがSpiderManというゲームなのですが十分に快適に動くことに驚くわけです。
Evoの場合は3D版でこちらは2D版という事もあるわけですが ロケールを日本にしておくと日本語表示になりますので十分に対応できます。
この辺りが動くというのはそこそこ思いゲームでもあるので 凄いなと素直に思うわけです。
ゲームがいくつか入りのフォトフレームを買ったと思えば恐らく満足するレベルの端末で、逆にAndroidの心理を探ろうというなら満足できない可能性はあります。
どちらにせよ これが初めてのTabletというには少し敷居が高い気がします。
 
安価な中華Tabletながらそこそこの性能で ICSだ!と言えばお買い得ですし、実際価格以上の満足度は得られるわけですが
これですべてをを望むなら、ちょっと考え直した方がと思う部分があるわけです。
基本的にライセンスは全てとおっていることになっていますが 実際のところ価格から考えても本当かな?という点もあるので 自己責任で・・・ 



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