付喪神

付喪神という言葉を知っていますか?
物には神様が宿るという話で 日本では昔から信じられている訳です。
良く言う話には お米には1粒に7人の上さっまがいると言われていますから まあ簡単に言うと非常にたくさんの上さんがいるという訳です。
神様の数を数えるのにと言って良いのかわかりませんが 八百万(やおよろず)という言葉を使うわけですが これは比喩で単に「たくさん」だったり「数えられないぐらい」というような数の事を示していて実際の800万という数字を示している訳ではないのです。
まあ、それdめお数えられないぐらいの数が800万と比喩したという事を考えると 人が手で数える限界を超えたという事になるのでしょう。
 
SmartPhoneの出荷台数と突然変な事を言いますが4億8779万台に達したというのが最近発表になりましたが 億の桁なのです。
各自に1個または2個のCPUが搭載されている事から 神様の数をCPUの数にあててみるのも変な話ですが 最近となると1割ぐらいは2コアだと加齢すると約5億の神様がSmartPhoneだけで生まれたという事なのでしょう。
前述通り、日本国内でいうなら800万(これは神様の数という事です)だったのが 全世界となるとこれぐらいの桁になると取っていいのかどうか・・・に関しては謎なのですが
 
ただ、世界の人口が10億程度に対して この数という事は実はちょっと多すぎるわけです。
未だインフラが整備されていないところもありますし 子供やお年寄りにはそういったものを持たない層もいるわけです。
まあ、全世界のユーザー全てが持っているぐらいの数なのです。
恐らく二台持ちだったり既に何世代もSmartPhoneを使っているという人の数が混じっているのでしょう。
と、すると 既に使われなくなったSmaertPhoneたちが世界中に眠っている訳です。
眠っている数だけでも 凄い数になるという事でしょう。
 
付喪神という言葉は物には全て神が宿るので 大事にしないと祟られてしまいますよという教えなのです。
神に祟られ ひどい目に合う話の伝承は多く残されています。
まあ、八つ当たりっぽい物もあるわけですが・・・・
お米にしても大事にまつれと言っている訳では無く 無駄なく食べるという事であり そのものの本来の用途に使われることで紙を敬う事になるという事なのですが 実際どうなんでしょう?
一つは使い切れないぐらいの機能を搭載したSmartPhone達は機能を発揮する事も無くその生涯を終える事でしょうし
新しい物が出たと言っては飛びついて(耳が痛いな・・・)未だ使い切ったとは言えない状態で次の端末に。
考えてみればずいぶん罰当たりな話なのです。
 
神を敬い、仏を貴ぶなんていいますが
時折、ちょっと振り返った方が良いかも知れませんね。
一年前って、結構その当時現役だった機種が既に家に眠っていたりして・・・・・・

written by HatenaSync