海外IP通話の落とし穴

日本や韓国、台湾、香港あたりは良く移動するのですが それ以外の国にはあまり行ってないな・・・・なんて最近思って企んだりするわけですが・・・
まあ、フィリピンには行きますが(笑
 
海外に出て、現地のSIMカードを利用して・・・・なんていうのは私も良く書いていますが 意外にその敷居は高いようで なかなかそれに続いて同じようにという人は 少なくともこのBlogを見ていないリアルな知り合いさん達で「買った」という報告は一切ないわけです。
以前 Globile Wifiを社内の人の出張にお勧めしたわけですが 結局本人はうまく設定できずに(私には何が難しいかすら想像できない) 詳しい人に設定してもらったという事です。
最近、海外でもホテルなどでWifiのサービスが提供されていることが多いのですが 先日のハワイでもホテルのWifiの高さにびっくりしました。
その金額ならSIMを買って三日間・・・なんて考えるのは病んでいる証拠かもしれません。
私は書いていた通りWiMaxPCを持ち込みローミングして、尚且つPCをアクセスポイントとして使うという変則的な使い方で結構便利しました。
 
意外に、海外のマクドナルドはWifiが無料だったりとか、購入したレシートにアクセスキーが書かれていて無料で使えたりしているようで Wifiを確保することそのものはかなり海外でも難しくなくなってきました。
まず、到着した時の空港ロビーではかなりの空港で無料のWifiアクセスポイントがありますし 案内図に既にWifiマークが入っていたりするわけですから一般性が高くなっている訳です。
じゃあ、Wifiさえ使えれば・・・・なんてなる訳なのは 最近は日本でもIpフォンのアプリが沢山出ています。
最も有名なSkypeからスタートし、Lineだったり050Plus、エスモビさんのアプリケーションも確かそうでした。
受信はつねにWifiが受信できるわけでも無いので困るわけですが 発信は全然出来るわけです。
じゃあ、それで・・・と必ずしもいかないパターンを一応紹介しておかないとというパターンなのですが
 
まず、Free Wifiが信用できるか?
依然、WindowsXpのOSとしてのシェアは大きく特に中国ではWindows7ってかくと「それなに?」みたいな返事が未だにあるぐらいで 正式なユーザーで無いのも含めてXPのシェアが高いわけです。
まあ、OSとしての良しあしはともかくセキュリティという意味では悪いというのではなく 時代についていけなくなっているのです。
簡単に接続し共有できるという利点は逆を返すと 外から簡単に侵入してデータを抜き出すことが出来るという訳です。
海外であるのは Freeだけど利用者を説く手値するために パスポートの番号やクレジットカードの番号の入力を必要とする 登録フォーム。
これらは実はとんだ偽物で いとも簡単にそれらを抜き取られるという事になる訳です。
この手の怖いのは発覚して カードの利用を停められないように その後インターネットアクセスが出来たりするものもあるから困ったもの。
じゃあ、と通話がじつは非常に高くつくこととなる可能性があるわけです。
ちっとも節約になってないじゃないかというパターンです。
 
じゃあ、信用できたとして
SmartPhoneでもWifiをオンにして、検索をかければ自動的に接続できるセキュリティなしの接続が成されました。
じゃあ、とおもむろに通話アプリを立ち上げて通信しようとすると接続がありません・・・なんてメッセージが出てくる。
ちゃんとアンテナマークは立っているし IPも来ているのに・・・・
結構、FreeのWifiでも 一応の使用許諾の認証が必要な物も少なくありません。
ちゃんとその後ブラウザーを開けば 画面に〜AirPort Wifiとか出て 国を指定するとその国の言葉で使用許諾書が出て チェックを付けてAcceptなんてボタンを押して使えるもの。
この後なら使えたのに・・・・に引っ掛かって使えないもの。
 
接続はできてWEBは見れるんだけどIP電話は使えないパターン。
これは実はどうしょうもないパターンです。
例えばこのWifi回線でテレビを見たりYoutubeを見たりというのをみんながしたらどうでしょう?
勿論、それに耐えうるだけの回線を用意している空港やアクセスポイントなら良いわけですが それらが怖ければ規制するという所も。
簡単に言うとメールのポートやWEBのポートだけを開放して それ以外のポートを遮断しているネットワークである可能性もあるわけです。
これはいくら頑張っても VPNか何かを通さないと そんなアプリを使うことが出来ないわけです。
 
同じようなパタンですが空港などのアクセスポイントの提供側では無く 国が規制をしている場合。
例えば中国でTwitterFacebookが使えないというやつです。
これらは検閲の関係で検閲サーバーに負担がかかる通信や国民の為にならないと思われる通信を国が遮断している場合です。
これも同省も無く 特にIp電話等のアプリケーションに関しては 秘匿性があったりするのである日を境に繋がらなくなったりという事も少なくは無い訳です。
 
そして、待ちのアクセスポイントやホテルのネットワークでたまにあるのは 全然遅くてIp電話を利用するに至らない程度のネットワーク速度しかないパターン。
まあ、安ホテルに泊まるからかもしれませんが バックボーンが3GのWifiネットワークを周りの客全部で使っていたり、ADSLも1Mぐらいしか出ないものを民生機のルーターでルーティングしているから 速度が出るとか出ないとかというレベルでないぐらいになっていることも。
勿論、こんなところではまともな通話は望めません。
繋がっても声が通らず相手が起こってしまうという事も・・・・
 
IP電話があるから!!
と、手放しでそれだけを頼りに渡航するのは 必ずしもではないという事で
最近では海外にどのキャリアもローミング可能に電話機もなっていますので せめてそれらを使える状態にしておいてから 最悪それを使うつもりで考えないと 海外からそんな状態では設定をすることも出来ずに泣きを見たなんていう事もあり得るわけですから。
かなり便利で私も良く使うわけですが やはり繋がらない事はともかく実質的に通話できない事も 少なくないわけです
まるで世界中で絶対使えるかのような誤解は危険ですし 気を付けて〜なんて最近思ったりするわけです。

written by HatenaSync