Doroboが来た Part6

まだやるか・・・と言われそうだが恐らくこれで最後だろうので お付き合いいただきたい。
それでもやっぱり不満点はあるぞ!! なんて話なのですが
 
かなり いいな〜と思っている訳ですが いくつか不満点があります。
最も大きなものは二点です。
一つは電源の問題です。
このモデルは電源内蔵型ではないのです。
いや、そんなこと大したことじゃないか・・・・ 本体をコンパクトにするために・・・・
なんて反論があることは解っています。
それでも訴えたいのは 「安心感」なのです。
私たちは大事なデータをDoroboに預けるために購入するのです。
これを入れたから 安心だと納得できる つまり精神衛生上の「安心感」も購入している訳です。
所が、DoroboはACアダプターからの給電となります。
その欠点なのですが、一つはDC12V(だったと思う)の給電なので ケーブルが細い事です。
良くACアダプターの器具では内部で断線したなんてことがあるのです。
Doroboに関しては被覆の厚い線を使って対策を立てているのですが これは詳しい人にしかわからないわけです。
そして、電源ユニットを分離しているのですが電源側には冷却ファンがありません。
故にDoroboは驚くほど静かな機器となって 過程においても大丈夫なのですが それでも もう一歩ここはちゃんと冷却してほしいと思うのはオーバークオリティでしょうか?
もう一つ、DCの円形のコネクターから給電されているのですが、これは差し込み抵抗で入っているだけの簡易的なコネクターなので 簡単に引き抜けてしまうのです。
それに対して、ドライバーで留め付けるコードガイドなども無いので抜き差し自由と言えば聞こえは良いのですが 「安心感」という意味では 見た目の演出に失敗しているのではないかと思うわけです。
 
もう一つ、表の蓋の止め付けです。
片方をはめ込んで反対側は磁石で吸着する仕組みとなっています。
手軽につけはずしできて良いわけですが 磁石です。
ケースの中に入れて外からのHDDへの影響はほとんどなくなったと言われていますが やはり磁石です。
HDDには一昨日書いた通り 磁気でデータを記録しています。
つまり強い磁気の影響を受けると消えたらどうしようという不安感があるわけです。
前述通り面で着く磁石な上に HDDがわの対策もされているので 大丈夫だろう!!と思うわけですが それでも「安心感」という意味ではマイナスイメージになると思います。
 
基本的に「安全」を売りにしている機器であるという点からは この二点はやはり私にとっては気になりました。
まあ、こういった機器を扱う立場にいるからかもしれないのですが・・・・
 
と、言っているうちに実はアップデートが行われました。
Dorobo 本体のBIOSとDoroboの監視ソフトであるDashboardのアップデートです。
ここは 自動的に行われました。
画面はこんな感じで ずいぶん変わってしまいましたが まあ、一応並べさせていただきます。








かなり 見た目は変わったのですが 設定そのものは大きく変化していないので・・・・
 
最近、大阪で話題になっているのがツタンカーメン展なんてのがあるわけですが 何千年前の王の話です。
黄金のマスクで一躍有名になった王なのですが 調べてみるとそれほど長生きしたわけでは無く 故に墓も小さく見つからなかったという皮肉な運命が 大発見につながったという訳なのですが これだけの事が解るのは エジプトの古代文字の解読で解るわけです。
紙に書かれた書類も 千年経過の物なども少なくありません。
大河ドラマで話題になった坂本龍馬の写真も有名ですが これは百数十年前の話。
それでもその時代からの物が残っている訳です。
デジタルデータが悪いという訳ではないのですが じゃあデジタルデータの保管は・・・となると実はさびしい限りなのです。
CDやDVDは10年程度と言われています。FDなんて 持って残しておられる方はいると思いますが 2DDなんて言っていたころのHDDのデータは今でも読めますか? 恐らく半分ぐらいではないでしょうか?
HDDも駆動部品が入っているのと コンデンサなど時間とともに劣化する部品があるので 10年をめどにと言われています。
なのに、人は80年は生きるのです。
自分の父親やその親の子供の頃の写真なんて見せてもらったことは有りますが 自分の子供の写真となるともうすでに大半はデジタルデータです。
それは将来に残すとなると・・・じつは非常に大変な作業となりつつあるのです。
ちょっとした不注意等で無くなった写真などは もう二度と戻ってこないのです。せめて今あるデータを守る上で こういった商品があるわけです。
とにかく簡単であるというのはここまで何度も書いてある通りで、性能も私は悪い方ではないかと思います。
一般的に家庭で使っている様なネットワークサーバーの多くがUSB接続であると思えば比較で見てもらった程度です。
ただ、今まで払ってこなかった費用を安全のために払うのか?という問題は大きなポイントになるとは思います。
じゃあ安全のために・・・となった時に この商品の事を思い出してもらえれば・・・ なんて感じの商品なのですが
こんな感じでいかがでしょう?
 


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written by HatenaSync