IIJのモバイル通信SIMにちょっと引かれる・・・

法人用としては つい先日会社の通信SIMを解約したばかりなのですが 個人としては今回のIIJ SIMにちょっと引かれております。
 
私の仕事はーというと 実は普通のサラリーマンでして 基本的にはコンピューターの仕事はしておりません。
まあ、一部部品の販売やコンピューターの管理の仕事を会社ではやってますが 本職というと事務仕事です。
なので、いらないといえばいらないのですが 時折海外に出るたびに コレクションとしてSmartPhoneが増えてゆくわけです。
音声通話はおまけみたいな使い方が多いのと そういった端末の能力のほとんどはWEBの閲覧だったり連携だったりと通信があること前提の機能
最近ではXiなどで出ていますが パケット通信するたびにいろいろな制約を受けながら・・・というのではやってられないので データ通信SIMを驚くほど前から使っています。
Vodafoneがあったころだからですから ずいぶん前ですね。
低速ながらといいますが その当時は384kの理論値で8000円ぐらいで200Mとかってレベルですから 考えてみれば 今の980円がいかに安いかわかってもらえると思います。
 
SIMカードというのは 小型のICカードでこの中にキャリアとの通信情報が書き込まれています。
この情報を基地局と交換してネットワークが成立するわけです。
実は電話機ではなく このICカード携帯電話キャリアーとの通信契約のあかしとなるわけです。
もちろん、AUのようにそれだけではないところもあるわけですが・・・・
のこり各社はすべてそういった形となっています。
ただ、どこでも使えるのかというと 携帯電話にはデータ定額契約などの接続情報が書き込まれているので 通常のSIMカードを たとえばSoftbankSIMカードDOCOMOの電話機に入れたりしても データ通信ができなかったり できても定額が適用されず いわゆる青天井の請求が来たりするわけです。
まあ、そういった条件がなければ両キャリアのSIMカードはど相互に使えるわけで、これが同じキャリア同士であれば どの端末にもSIMカードを入れて運用ができるわけです。(SoftbankではSIMカードに機種識別を入れているものもあるので 全部とは言えない)
 
じゃあ、海外の電話機を使うとどうなるかなのですが 前述通り音声通話は規格上一致していればOKなのです。
つまり、3G W-CDMAの電話機なら おおよそ(周波数違いで動かない例もあるがまれ E-Mobileの場合は ほとんどこれで動かない)使うことができます。
もう一つ、SMSといわれるショートメッセージも多くの場合この状態で使えます。
所がパケット通信となると 前述の接続するための情報が書き込まれてないので行うことができません。
じゃあ、それをがんばって書き込んでも 青天井状態で料金請求が来たりするわけです。
この規制は、PCなど大量のデータを消費する機器に繋いで通信をされないための対策とのことらしいのですが・・・・
ところが、キャリアとの契約の中にはデータ専用契約というのもあり PC等だけで使うための契約です。
ある一定の制限(たとえば月に5Gまでとかを超えると通信速度が遅くなるなど)はあるものの PCを繋ごうが PDAを繋ごうが定額になるという契約です。
何を繋ごうが・・・・というところに注目すると おそらくどんなSmartPhoneを繋いでもと解釈してデータ専用SIMをSmartPhoneに使い始めてもう10年を軽く超えるわけです。
 
長らくそれを使い続けてきたのですが ちょっと困った事態が最近起きてます。
細かいことを言うなら 音声通話の接続で電波強度を図っている機械でアンテナマークが出なかったり、音声通信が繋がらないと動かない機械があったりというのは避けがたいわけですが そうではなく SIMカードそのものがサイズ的に二種類になったのです。
昔にもあったのですが クレジットカードサイズのカードと 現在のマイクロSDカードなどが近いサイズのSIMという風な時期もあったのですが その大きいのはわずかな間で 今もSIMカードがクレジットカードサイズの台紙についているのはおそらくそれの名残ではないのかと私は思っているのですが・・・・
で今回話題にするのはそれではなく 現状のSIMのもう少し小さい マイクロSIMというものが出てきたこと。
これは i-Phone4でAPPLEが採用したわけですが どうなるのかと思ってたら NOKIASharpなども採用してあれあれとなっているわけです。
SIMカッターという商品も危ないながら登場してきて SIMカードマイクロSIMサイズにカットしてくれるわけですが 意外に危ないのと、切ったは良いがそれを元に戻すことができなかったり・・・といろんなパターンがあるわけです。
すでに海外ではどちらにも切れるSIMカードがあるわけなのですがそれでも切り落としてしまうと同じです。
アダプターというマイクロSIMカードの周囲を埋めるアダプターもあるわけですが 普通に切ってないSIMを入れてもまれに抜けなくなる可能性がありますので そんなところにこんなアダプターを入れるのはリスキーでお勧めできないわけです。
 
IIJMOなのですが 1Gまでの利用のできるプランで月々3000円弱で LTEまで使えます。
そのプランなら 複数毎のSIMカードを発行してもらうことが可能です。
1Gを複数で使っても・・・なんて思っていましたがよくよく考えると 片方をSIMカードでもう片方をマイクロSIMカードとして 同時に使わない(まあ使ってもよいけど)どちらも一つの契約で使えるようになるわけですね。
980円プランとかで 両方持つことも考えていたのですが この方がずっと楽そうです。
かなり興味津々なのですが お持ちの皆さんも今のところ(人気が上がるとトラフィックが増えてって・・・・痛し痒し)快適なようですし 要検討ですね!! 
written by HatenaSync