取扱説明書がなくても使えるよ!!

最近、よく書いたりしているのですが よくよく考えたらそれもどうかな??なんて思ったわけなのですが
 
「携帯電話にカメラが付いた!!」
かなり驚くべき事件でした。
今から考えれば30万画素ぐらいのちょろこいカメラで160x160ぐらいの液晶だったからあらも目立たなかったが、もし今の携帯電話のディスプレイに表示すればとてもじゃないが見れてものではないわけです。
それでも、その写真は大ヒットしたのは いつも持ち歩いている携帯電話で あっ、と思った時に写真が撮れるなんんてのはすごい機能だったわけです。
同時に「プリクラ」とよばれる小型のシール写真を作る機会なんてのも流行っていましたが、これもお世辞にもきれいな解像度とは言えず 実は本人かどうかを識別するのも難しいレベルの写真だったりしたわけです。
もちろん、本人同士は分かるわけですが 一時期芸能人の彼氏とのプリクラ写真なんかがスクープで出てきても そういわれればそう見える程度の威力しかなかったわけです。
それがどれぐらい解像度が低いかというと アナログテレビの1/8程度の解像度なので 現在のハイビジョンテレビに換算するとその低さは驚くほどなのです。
最近の芸能人がかわいそうだなと思うのは 携帯電話のカメラで撮影されたとしても 500万画素や800万画素の写真ですから 少なくとも軽く個人を特定されてしまうわけです。
まさか似てるような・・・なんて言葉で逃げられなくなってしまったわけです。
 
プリクラに関して言えば 解像度はぐっとアップし その当時は写真に幾分の文字やイラストを重ね合わせることができて 重ね合わせるイラストにご当地色をだしたものなどが登場してそれを集めて回るマニアもいたのですがその程度の機能。
現在となれば、誰かとのツーショット写真を撮る機能だったり 美白効果を入れたり 目を大きくしたりと よく考えると真実を写すという 写真という定義からも外れているわけですが それが楽しいというのならそれもいいでしょう。
操作そのものも難しくなって 二つぐらいのボタンでは操作しきれずに タッチパネルにペンで操作したりと インターフェースも複雑化して 今でもそれなりに人気があるようです。
携帯電話にその写真を転送する機能なんかがあって そこまでくれば大したもんだと思うわけです。
同様に携帯電話も ワンセグなどのテレビがついて インターネットを閲覧するためのブラウザー、E-Mailを送受信する機能、アプリケーションを動かすためのプラットフォーム 考えてみればWindowsと同じようなOSなわけです。
そして購入時にはアプリケーションが入っていて・・・・
今ではSmartPhoneというまるでPCと思えるような高性能な機能を持っているわけです。
 
その高性能を使いこなすためにはいろいろな操作が必要となり 4〜5年前の携帯電話は新書サイズやMOOKサイズの取扱説明書が添付されていました。
そしてページ数も多いものでは500ページを超えるものも
本体の箱が重いのはひたすら説明書の重みという時代が続き 「エコ」という言葉がはやったのを機に一気に縮小しCD-ROMでの添付になってゆきます。
酷い場合はダウンロードしてくださいという程度に。
流石にそれだけでは 使えないユーザーが出てきますので 高性能機でありながら 当たり前の機能だけを簡単に説明したQuick GuidとCD-ROMというような構成が今では一般的です。
もう一つ、電話そのものに簡単なチュートリアルをつけて それで操作してゆけばいくつかの機能が学習できるようなものも・・・・
つまり説明書はできる限りつけない方向で動き出しています。
CD-ROMでついているとして まず、携帯電話を購入したのでPCを立ち上げて 説明のファイルを開いてみながら・・・・なんてことは多くの方は想像もしないでしょう。
せいぜいクイックガイド程度からスタートするわけです。
 
家電関係もその感じが強く 難しい操作は必要ありませんというイメージだったりするのです。
もちろん、炊飯器でご飯を炊くときには困らない程度のガイドが入っているのですが これがかやくごはんを炊こうとなると やはり困ってしまったりするようなイメージなのです。
いえであまり・・・というならそれはそれでですし その確率を考えると Quickガイドに入れるほどでもないのでしょう。
そんなときには、なんてのも入っていて 専用のボタンを押すと液晶画面にガイドが出てきてくれて ああ、なるほどと思うような機種もあります。
家電メーカーも直観的な操作でできるように努力していて その成果が出ているといえるわけなのですが・・・
じつはちょっと引っかかることがあるのです。
 
携帯電話の話に戻ると、初期のころSmartPhoneのはなしとなると 決まって
「今の携帯電話も使いこなしてないから いいや」
みたいな話。
このBlogを見ている人なら 一度ぐらい聞いたことがあるでしょう。
じゃあ、自分たちに置き換えてみると じつは私たちも携帯電話のフル機能を使いこなしていたわけではありません。
知らないうちにビックs利するぐらいの機能がついていたと後で気が付いたりするわけです。
知らない機能の話ではなくて いっまの操作が楽になるという点でもSmartphoneはお勧めですが 経済面では決しておすすめではないというのが現在の評価なのですがこれは関係ないですね
 
フル機能というなかに知らない機能があったわけです。
この「知らない機能」なのですが これは必ずしも無駄な機能ではないわけです。
たとえば携帯電話で言えば 万歩計がついているとかって結構あったりはしたのですが それを持っている人が意外に万歩計を別につけていたりしたわけです。
多くの場合知らないから使わなかっただけなのです。
知っているか知らなかったかという事に関しては カタログにも書いてありますし 店頭では特徴として書いてあるわけですが じつはQuickガイドには掲載されていません。
SmartPhoneでは Quickガイドには Googleアカウントの登録や基本画面程度で紙面を使い切り あとはアプリケーションガイドなんかでこんなアプリケーションを入れると面白いですよというような小冊子がついている程度です。
そこに 知られていない機能があってもおかしくないわけです。
取扱説明書がなくても確かに使えるかもしれません。
しかし、それは前のモデルと同じような使い方がおおよそできるだけ二しかないわけです。
少しでも他社商品より優れた点を作って それをアピールして・・・という企業としてのアピール点は結構スポイルされているのです。
 
「知らないものは使わない」
これは当たり前の話。
じゃあ使わなくてもいいのか?というと 新しいものを吸収してゆくならぜひ使うべきだと思いますし その評価で次の段階に進めるわけです。
ところが、使わないままこのアプリが消せないことのほうをマイナス点と評価する人も・・・・
「使ってみましたか? それも本当の意味が分かるほどに」
おおよそこういう質問は難しいのですが 代替は分からなかったり それほど必要としなかったので使わなかったという返事が返ってきて それがなんたる化は理解の範疇ですらないのです。
 
初心者でもわかりコンパクトなのは良いわけですが、使う側が知らない機能はおそらく考えないので 探すことよりも探すという行為をしないのです。
その状況が続くと 停滞をはじめ新しい機能は徐々におまけ程度に陥るわけです。
もちろん、他社との共有という部分でほかにない機能を使うと互換性がなくなるという事もあるわけですが なんとなく 必ずしもその方向がよいことばかりではないかなと ぼんやり思ったわけですが

written by HatenaSync