目からうろこ的な・・・

最近、Samsungの端末を使うことが多いのですが 基本的にAndroid OSを使っているのでその流儀で使い始めています。
じゃあ、Samsungとそれ以外のメーカーではどこが違うんだというと 私個人的にはランチャーが違いますよね という程度なのです。
もちろん、選択肢として考えると
たとえばAUテザリングできるSmartPhoneで高解像度の液晶ディスプレイの付いたものが・・・・なんて話をすると
Galaxy S2 WiMaxになってしまうという風に機種を選ぶ段階での選択としては選べるわけです。
ところが、機種毎の差別化ということとなると難しいわけです。
このあたりがAndroidの端末の課題と言われる点で、機種の個性が非常に出しにくくなるわけです。
 
機種的にとがったもの、たとえば私が持っているEchoなんかのようにと言っても伝わらないので Sony Tablet Pということにしましょうか
二つ折りにできるAndtroid Tabletというかなりとがった端末なのですが じつは使ってみると PCのようにこの機種だからこうだという点は 標準のいくつかのアプリケーションにしかうかがえないわけです。
じゃあ、PCならという感じなのですが WindowsというOSにおいてもデスクトップをベースにタブレットは存在するわけですが Androidの場合はそこまでの変化はないわけです。
進化の途上でTablet専用のOSが登場したぐらいのことなのです。
もちろん、SmartPhoneに生まれたOSなのでタッチ操作前提なので SmartPhone用のOSのTabletが今も登場しているぐらですからそう変わらないといえばそうなのでが・・・
 
じゃあ、個性的な危機を作っても個性になりにくいというのはソフトウエアの対応の部分になるわけです。
Android Market(現Google Play でもこの書き方だと解り難いので 前述の書き方を使用)を回ってもらうと解るのですが よっぽどのアプリケーションでない限り1000円することのないソフトウエアとなっています。
以前、ソースネクストという会社が倒産したり左前になったソフトハウスなどから ソフトのライセンスを買い取ったりして 「980円」という衝撃的な価格でソフトウエアを流通させ 安価なノートPCと一緒に一気にブレイクすることになったのは それ以前は今でも年末になったら年賀状ソフトなどの売り場に行くと解りますが 4000円〜6000円ぐらいのものばかりだったのです。
それを980円で売るというのは驚くほどの価格破壊だったわけです。
ところがAndroid Marketでは数百円がメイン市場になっていることからも それ以上の状態なわけです。
じゃあ、それでもソースネクストは儲けていたのか?といいうとさほどでもなくて、パッケージや広告にちゃんとお金を使っているわけです。
時期によってはテレビCMも行うわけですが Android用のアプリケーションでテレビCMを見たことがありますか?
せいぜい、Greeなんかのオンラインゲームの広告ぐらいではないのでしょうか?
雑誌にも新聞にも広告の乗ることがほとんどないもので 当然パッケージもないですし 製品をリリースするための流通の仕組みも何も必要ないわけです。
もう一つ、在庫を持つ必要もないので 開発リスク以上のリスクはあまり存在しないわけです。
じゃあ、安くてもしょうがないか・・・なんて言いそうですが それだけにソフトを売る側にも個性化や広告の手法に手がかかっているわけです。
大きな予算は使いにくい価格での販売なのですから・・・・
 
それ故に、今まであってこういった形態になって大きくなくなったものが一つあります。
それは、実はサポートなのです。
個人が作ったソフトなども混じっていますので それらのソフトも含めてみてみると解るのですが 実は動かないとかの報告も少なくないわけです。
所が、これに対して明確なサポートが必ずしもなされているわけではないのです。
多くの場合はユーザー側に問題があって、たとえばアプリケーションの入れすぎで 正しくアプリケーションが動く環境を用意できていないとか
ハードウエア的に付いていない機能を使った事や、画面解像度の関係で正しく表示されないものなど 少なからずあるわけです。
たとえばGoogle Mapというソフトなのですが こちらも動かないだの 起動中に落ちるだのということがよく書かれているわけで 幾分は本当のものも混じっているでしょうが 多くの場合端末にプレインストールされているソフトで最も検証数の多いソフトなのですから そうそう、こういった障害は起きないはずなのです。
一応、評価としてこういったものが上がってくるわけですが 実際のところここに書かれているからと言って 必ずしも解決してないものが少なくないわけです。
驚くほどの台数が登場しているAndroid端末のすべてをチェックして検証することができないというのが最も大きな理由なわけです。
このあたり Appleであればそれ程の問題は発生は行われないわけですが 問題が発生すれば逆に対応を余儀なくさせられてしまうところでもあるわけです。
直接の連絡先もない そういったマーケットなのですから。
 
前に戻ってたとえば個性的な端末を作ったと仮定すると こういったソフトの開発事情からも対応しないソフトが多発する可能性があるのです。
今までのように、そういった端末の対応をソフトを作るメーカーが保証してくれるなら良いのですが 国とかOSのバージョンとかでざっくり対応を作っている程度のソフトが多いので こういったとがった機器では動かないことが少なくないわけです。
もちろん、Android Marketはダウンロードして動作を確認して キャンセルすることもできるわけですが 全部が全部それをできるわけではないのです。
たとえば Gameloftのゲーム等はインストールして初回起動時にプログラム本体(データ??)をダウンロードするので 普通の回線を使っていればこの時間でキャンセルできなくなってしまうわけです。
また、Echoであるのですが ボタン位置が悪くて押せなかったりするわけです。
このあたり しばらく使ってみてそのメニューが出てくるまでわからないのです。
で、あれば 動かないソフトがたくさん出てくるとユーザー側に不満がたまりますので 次回からやめておこうとなってしまっていますのでハードメーカーも母権をしにくくなってしまうわけです。
実際、ソフト側の対応は少なく 二画面になっていれば、片方の画面を入力専用にもしくはゲームのコントロール専用に使いたいのですが どうもソフト側の対応がないのでそういう使い方ができないようになっているわけです。
 
じゃあ、どこの端末を買っても同じじゃないか?という話になるわけですが 実際はそうでもないという点もあるわけです。
たとえば、SamsungTablet(10.1や7Plus)の場合、画面の真ん中下に 上三角な矢印があってそこを押すとPOP Up的にプログラムが起動します。
標準では6つあって タスクマネージャーやカレンダー、世界時計、ペンメモ、電卓、音楽プレーヤーとなっています。
こんなの普通にラウンチャーにプログラムが割り当てられているんだろうといわれそうですが 実は少し違います。
これで起動してくるプログラムは画面全体に表示されるわけではなく それこそタブレットの上にSmartPhoneを置いてそこにこのプログラムを表示させたようなイメージなのです。
ゆえに、画面上にPDFなどの書類を表示していて その数字をちょっと計算したいと思った時などは これを呼び出して計算しても 背面の書類は見えたままなのです。
また、この表示させた電卓は画面の中を移動させることができるので 書類の見たいところを見ながらという作業が簡単にできるのです。
WindowsにあってAndroidにない 便利な点は複数のアプリを並行表示する機能なのですが 限定されたものになりますが これでそれを叶えることができるわけです。
Galaxy Noteでは まだ全然つかえていないのですが、ペンにボタンがあるのでこれを押しながら画面をダブルタップすると同じような形で手書きメモが現れます。
ちょっとメモして・・・・なんてことがよくあるので その時には無条件にどんなアプリを起動していたとしても ダブルタップでメモできるとなれば・・・・
知らないと使えない 目からうろこ的な機能なのですが、これらって端末の差別化された機能で・・・・って
ようはユーザー側もせっかくメーカーが作った個性に気が付かないとダメだという話なのですが
written by HatenaSync