香港・中国(お仕事)三日目の夕方〜夜

もうだいぶ前の話にはなるのですが 書いてないこともあるので自分の記録も含めて・・・・
 
しゃむすいぽーに行くのが残念ながら 香港の最後。

旺角に戻りホテルに預けてあった荷物を拾って そのまま旺角東からそのまま中国本土に入ります。
でも、この辺りからがけちのつきはじめとなるわけです・・・・
 
まず、ホテルに着いたところで もう動けないぐらいに足がへたへたになっていました。
私の足は巻爪で、一応出かける前には手入れをしてい出かけるわけですが それでも前日持つことは少ないわけです。
この日はいつもより多めに歩いたので 人に言える話ではないのですが 足がじゅくじゅくなのです。
勿論、汗をかいたりもあるわけですが それ以上に足に爪が刺さって 血まみれというのが正しいのです。
穴が開くだけではなく 件の理由で靴下が継続的に使えない・・・ということもあるわけです。
まあ、どこから血が出るかはわからないので 血が出るまで対処もしにくく 一度血が出てしまえば あとはバンソコウなり対応が取れるのですが 外ではできずホテルの部屋に行くその火が一番つらいわけです。
Twitterでもしきりにこのころ辛いとうごめいてます。
 
ホテルで荷物を受け取って タクシーに乗って・・・と思ったわけですが 運の悪さがこの辺から出はじめます。
ホテルの前の道路が前日から工事中で 残念なことにホテルの車を止める場所に車が入れないような状態。
普通なら前にいつでも2〜3台のタクシーが止まっているわけですが この日には当然止れないのでないわけです。
それでも、表で拾えばと思っていると しとしとと雨が降ってくる。
雨の降り始めは危険なのです。
もともとタクシー代がさほど高くないこともあって あめが一気に降ってくるとタクシーに乗る人が一気に増えてなかなか拾えないわけです。
でも傘も持ってない私は表通りに出てがんばって見るのですが 重い荷物を引きづっている私には見向きもしてくれない。
8台ほどに逃げられて もう待っててもだめだと 旺角東まで歩くことに決めたわけです。
 
それでも、何度も通った道なので一応何かと知っているわけです。
先達廣場の前の道を東に向かって移動してゆき 反対側の道をまっすぐ行くと 歩道橋があるのですが ここで15段ほど階段を登れば KCRの乗り場まで到達するわけです。
ごろごろと荷物を引きずっている私にはこれしか選択がないわけです。
その15段の辛かったこと・・・・・
で、そこをあがってKCRのホームに出ると 行先違い。
次の電車を待って 高くはなりますがファーストクラスに乗り込みます。
荷物を横に置いて ほぼ座れるというありがたいことなのです。
これに乗るとそのままシンセンまで到達するわけです。
シンセンのLo Wuという駅まで向かいます。
ほぼ40分ぐらいで到着します。
 
実はここも慣れているわけで、ここで通関をして 中国に入国します。
香港は未だ別の国扱いなので・・・・
ここでホテルを目指して移動するわけなのですが・・・・・
なぜ、こんなところに宿を取ったのかなのですが、実はこれには意味があるわけです。
私が目指すのは お仕事で広州に向かうわけですが ここで大きな展示会が開かれるので この時期の広州の宿はとにかくとりにくい。
関係があろうとなかろうと 本当に取りにくいのです。
ましてや交通の便の良いところなど皆無に等しいわけです。
その上、一応は当たってもらいましたが 3万円オーバーなのです。
これが シンセンで宿を取ると 4000〜5000円なのです。
移動が大変では・・・なんて思うかもしれませんが ここから特急に乗れば約一時間ちょっとで広州東まで到達します。
つまり約一時間早く起きれば(駅から行先まではタクシーで20分ぐらい、おそらくこの時期取れるホテルなら同じ以上に遠いはず)一緒で1/4だという判断なのです。
なるほどと言い分に納得できるものの、個人的な辛さは解決しないのです。
 
Lo Wuの駅からホテルまでは500mと聞いていたのですが 地図を見ると方向しか書いてない適当なもの。
そこから 500mをごろごろカバンを引きながら 客引きのおじさんに何度も何度も声をかけられ 耳筋あたりを撫でに来るお姉さんの誘惑を振り切りながらというか この重い荷物を引っ張っている状態で何かしようとは思わないわけです。
約一時間かかって ホテルに倒れこむように到着します。
フロントで予約した紙を見せて チェックイン終了!!ってなる筈なのですが 予約が見つからないと言ってカウンターの女の子が焦りだす。
後ろにいた男に何か聞いているのだが、男のほうは ふんっ と横を向いて話を聞きもしない。
もう一人に聞いても同じ反応で、余計に女の子が焦りだす。
その子は英語も話せない様で、私ももちろん話せない。
何とか意思の疎通を図ろうと その少女といっていいあどけない顔が 固まり笑顔を繕おうとして泣きそうになっているのです。
見かねた奥の女性が助け舟を出してくれて判るのですが 私は会社の人に予約を頼んだのですが どう間違えたのか 止まるのは予約した人で登録されていたのです。
幸いにも書類には予約した人の名前もあったので それに気が付いた後で助けに入った女性が 私の予約を見つけてくれました。
そして、ようやく部屋に・・・・・
 
部屋についてまずするのは PCの接続です。
この辺りも確認しておいてくれたので 優先のLANがあります。
ACアダプターを電源にコンセントアダプターを経由して繋ぎ(200Vなので コンセント形状が日本と違う)PCの電源をオンすると System Diskが無いという表示。
USBに何かとか DVDメディカなんかがはいっているのかと チェックしてみたのですが そうでもなさそう。
HDDをSSDに換装したので その影響でフラットケーブルが外れたのかと 疲れた体にムチ打ってドライバーを取り出して分解を始めました。
どうも、こういったことが起きるのがIntel SSD 320シリーズだったようですね・・・・・
その場ではわからないのでしばらく 固まったままで約一時間ほど呆けていたのですが 呆けていてもしょうがないので出かけることにしました。
本体を組みなおしても改善せず(いまもSSD単体で全く動かない)そっとトランクの中に仕舞いました。
 
なぜ、出かけなければならなかったか・・・
おなかがすいていたからなのです。
もう一つ明日の列車に乗るための切符売り場を探す必要があったわけです。
そして、こうへこみだすと気になってくるのが パンツ(下着のほう)と靴下が計算を間違えたようで 足りなかったこと。
正直、シンセンの駅はぼったくられるのがわかっているのでここで買いたくなかったのですが 広州は行ったこともないので 明日買えるかどうかがわからないのが不安になってきた。
通信手段がないことがこんなにも不安なのかと・・・・
PeopleのSIMは買ってあったのですが これは従量制なので使いすぎると一晩で切れてしまう。
ここに至って 3のSIMをチャージして 一日HK$98の定額を切っておくのだったと後悔しても始まらないわけです・・・
会社に連絡して、今の状況を伝えて、明日から会社の回線でローミングをすることでクリアするようにしたわけです。
仕事がメインであるのは二日だけなので何とかなる筈・・・・
 
とにかく駅に戻って切符売り場を探す。
一応確認してもらっていた1Fの切符売り場は中国人専用。
中国のIDカードがないと購入できない。
ようやく地下に売り場を見つけて・・・・
向かいのビルはバスターミナルで ターミナルビルは21頃に閉まり始める。
何とか開いているショップを見つけて 下着を買おうとすると RMB300とぼろうとする。
3枚ずつで パッケージも肌触りも良いものだったので 高いのはわかるが(ブランド品のコピーでかなり良くできていた)それでも300は高い。
100と言いたいところだが へそを曲げて売ってくれないと嫌だな・・・と余裕の無いときは うまく買えないのである。
なんとかRMB150まで値切ったところで締めようとした店から購入した。
おそらく香港でも同じぐらいで買えたろうに・・・と
 
ホテル近くの中華料理店に入ったが 正直外れだった。
何がだめって 漢方薬臭すぎて 私には食べられない味だった・・・・
と、踏んだり蹴ったりで夜が更けたわけです。


written by HatenaSync