伊達と酔狂で・・・・

このフレーズは私が良く使うものですが、これは 実は出自があって
昔々読んだというか 今でもよくDVDを見ている「銀河英雄伝説」というお話の中で アッテンボローというキャラクターが 後半よく使っていたフレーズです。
使っていたというのは すでに小説自身はもともとがずいぶん昔のものだからな訳です。
1980年代の話なのですから・・・・
この物語の中では私はどちらかというと 銀河帝国と対立する同盟軍派に属するもので このアッテンボローというキャラクターは好きなキャラクターなのである。
実際、誰がすきかといえば主人公格である ヤン・ウエンリーとなるわけですが 話的にはヤンの弟子となるユリアンやこのアッテンボローの感覚から見たスタイル
つまり 魔術師と呼ばれるヤン・ウエンリーの考えは判らないものの その行動を追ってゆくような形で話が進んでゆく。
つまり、魅力的な脇役がその魅力を高めていると思えるわけです。
 
逆に、定刻群の中で好きなキャラクターはというと 比較的人間味の無いキャラクター多い中で ひときわ人間味の無さを発揮する オーベルシュタインなんていうのも好きなのですが じつは昨日はその誕生日だったわけです。
夕方に少しそんなことを思っていて 先日よりちょっとよってみたいバーのことを思い出した。
「伊達と酔狂」という言葉から引いてきたのが 「Seeadler(海鷲)」というお店なのです。
http://cafeseeadler.com/
 
この「Seeadler」というお店なのですが 店主が
銀河英雄伝説が好き過ぎて…日本中探しても銀英ファンが集えるBarが無かったので、伊達と酔狂でうっかり作ってしまいました。」
というまた、酔狂なお店らしいのです。
正直、てっきり同盟軍側のお店かと思えば 中に入ったらメニューから帝国軍側だったのはちょっと残念。
ゴールデンフタバプラザという飲み屋ビルの8Fに存在します。

本当に飲み屋街の飲み屋ビルなので 和服のママが通路で携帯電話を使っているようなところの奥にあります。

 
店の中は実はそんなに変わったものではない。
唯一違うとすれば大型のテレビに銀河英雄伝説が流れ続けていることと、壁にポスターがたくさん貼られていること。
実は開店後数日なので、未だ慣れないようですが カウンターに座るとランチマットが出てきました。

実物はぜひお店で見ていただきたいのですが 各キャラクターの名台詞がいくつも書かれたものです。
メニューも

<疾風メニュー> すぐにお出しできるフードメニューです
疾風ウォルフのブイヨンスープ \300
シューマッハのおつまみ \450
ビッテンフェルトの非常食 \500
クララのハッシュドビーフ \600
ロイエンタールの晩酌セット \700
雷神の鎚 \700
フィル・グロス・アドミラルスブルグ要塞 \1,200
<通常メニュー>
フェルナーの唐揚げ \500
クロイツナハ?の街角ポテト \500
エミールのホットサンド \600
キルヒアイスジャーマンポテト \750
星の大海に憧れるケスラー \1,000
オーベルシュタインの犬のエサ \1,500
デザート
ヒルデガルドのチョコアイス \500
アンネローゼのチョコレートケーキ \600
アンネローゼのケルシーケーキ \600

と、まあなぜか帝国側のメニューばかりのようです。
 
飲み物も7元帥のカクテルがあるわけですが これはHPメニューにも書かれていないので 実際お店に行く楽しみが無くなりそうなので
私はじつは ケスラーというのを飲んだわけですが(ほかにも飲みましたが)これはそのままウイスキーで もう在庫限りなので私のために残しといてくださいね(笑
料理は
ロイエンタールの晩酌セット


キルヒアイスジャーマンポテト

ぜひ、オーベルシュタインのジャーマンポテトを食べてみたかったのですが ちょっとご飯を食べた直後だったので自信がなくて・・・
作中でも オーベルシュタインが犬を拾うくだりがあるのですが その犬は老犬で やわらかく煮た鶏肉しか食べれないそうで 箸で切る必要もないほどやわらかく似てあるのではないかと楽しみだったのですが 残念です。
名前から創造できる料理はこれぐらいだったので
 
何杯飲んだのでしょうか、結構出来上がって もうまともに写真なんか撮れてないのですが
気分が良くなると悪戯心が出てくるので
「雷神の槌(トールハンマー)」というのも頼んでみました。
トールとは北欧神話の神で、無敵のいかづちを放つ槌を振り回す最強の神ですが イゼルローンという要塞の主砲をそれに例えて 要塞主砲の名前なのですが
とにかく艦隊そのものをなぎ倒すレベルの強力な兵器で、ゆえに 超辛口の明太子な訳です。
劇辛と字までメニューでは当て字になっているあたりが気になります(奥さんが気がついた)

 
なんとなく良い時間をすごしました。
もっとカルトな空間かと思いましたが、そんなにがちがちの部外者扱いのされないところでよかったわけです。
私が行ったときには空いていたのですが、普段は女性率90%とというお店らしくて 普段行くと隅っこに追いやられるかな?なんて
あまり、好きだなんてここに書いているわけではないのですが もし、お好きな方がいらっしゃるなら
一緒に行きたいななんて思っているのですが 大阪在住でお好きな方いらっしゃいますか?
 






written by HatenaSync