実は、ぶちぶちいいながらもあまりこき下ろすことは少ない訳ですが・・・・

よく、私のことをアンチ・ソフトバンクという人たちがいるわけですが 実はそうでもないわけです。
確かに、自分では使いたいとは今は思ってないわけですが 1回線は海外で使うために確保しています。
まあ、ほかのキャリアとも条件が同じになったので もういいかな・・・なんて思っているところなのですが
 
ソフトバンクのことを書くのは、日本風ではないという意味で書いていることが多く 海外のキャリアでは良くある話といっても言い事をやっているわけです。
安いキャリアは品質がそれなりながら 価格は安い。
安心できるキャリアは 品質はいいが価格は高いなどという選択があるのが自由競争なのです。
たとえ品質が悪くても 安いからこれでどうだというスタイルでスタートして それが受け入れられてここまで来たわけです。
ワンマン企業で あまりたちの良くない販売方法なんて言う人もいますが 国際的に見て他国のキャリアでやらなかったことをやっているわけではなく
そういう新しいスタイルをいち早く取り入れるのは 決定の早い 準備ができてなくてもゴーしてしまうワンマン企業のよさでもあるわけです。
その速度の速さにほかのキャリアがついていけないのが 大きなアピール力になってきたわけです。
ところが、どのキャリアも横並びの価格で、今度はソフトバンクが品質がどうのとか言い出すと方針変更が見えてくるわけです。
正直、もう文句を書くところもないかという漢字でさびしいわけでもあるわけです。
あとは日本風の商習慣、阿吽の呼吸などが踏みにじられてすべて欧米風になるのはどうかな?なんて思ったりもするわけです。
効率化が好きだというロジックを完成させる喜びと、無駄を含めて 間のある動きが好きな日本人としての感情がいつも鬩ぎあっているわけではあるのですが・・・
 
人が見ていると思えば 多少過激なことを書いても事実に基づくことで こういう契約をすればこうなるというのを知っていますか?というスタイルの書き方になることが多いわけです。
判断は相手にゆだねるというスタイルになることが多く ただ、それを悪く感じる方向にリードすることはあります。
それでも、人から端末などをお借りして レビューさせていただき事もあることから 出来る限りポリアンナしているわけです。
「良かった探し」と言い換えても良いでしょう。
全体的に平均的な機器は 安心して使えることが多く、性能に走った機器は特徴的な利点を持っていることが多いわけです。
全体的にだめな機器は少なく、コンテンツとの親和性が悪いなど外的要因による欠点が機器の評価になることが多いことが残念であることは少なからずあります。
そこは意地でも探して・・・なんて思ってはいるのですが・・・・
 
先日から、Arrows Tabを使っています。
お風呂用に使っていた7インチのTabletを入れ替えたわけですが、利点はなんといっても防水仕様であることで 防水パックに入れる手間が省けることです。
もうひとつ、DLNAクライアントが標準でインストールされていて このクライアントを残念ながらMarketでは入手することができない関係上、BDレコーダーから直接ネットワーク経由で再生するとなると標準で入っている機種を選ばざる得ないわけです。
DTCP-IPに対応させないで、なにがマルチメディアだと私は思うわけで、こんな基本的なものに対応させないからテレビ業界は斜陽してゆくんだと本気で思っている部分です。
せっかくBDレコーダーで録画した番組を 性能的には十分可能なのにもかかわらず、多くのSmartPhoneでは再生できないのです。
番組を見ながらSmartPhoneのSNSで視聴者参加型番組なんて連動を図るよりも、SmartPhoneで録画してあるテレビを見ることができるようにしたほうがずっと見てもらえるのですよ。
多くの人が 枕元に寝るときもSmartPhoneを持ち込んでいてそこで充電しているので 気になったときにSmartPhoneからWifiでテレビの録画が見れれば それだけでずいぶん環境を得なる訳です。
そのソフトを、利権の関係で単体販売できない状態・・・これこそがテレビの衰退を招いているわけです。
ベッドで 寝ながらテレビを見るという決して健全ではないものの、それゆえにはやるだろうというスタイルを無視しているわけですから。
まあ、このARROWS Tabにはこの機能がソフトウエアとして搭載されているわけです。
Galaxy Tabも三種類持っているわけですがDLNAクライアント ALL Shearにもこの機能は搭載されていません。
お風呂端末として最適だと思ったArrows Tabなのですが 実は不満点がたくさんあるわけです。
不満点というより欠陥ではないかと思う部分もあるわけです。
 
このTabletのCPUはOMP4といわれるTIのCPUとなります。
海外製の端末ではGalaxy S2だったり Galaxy Nexusでも利用されているPCUとなります。
ARM9のDual CoreのCPUですが 国産端末でも採用例が多いのは なんといっても動画再生支援機能をはじめとするマルチメディア機能が高いからです。
Tigra2においても720iの動画再生が限界にもかかわらず、OMAP4では1080iを同時期のプロセッサーながら提供しています。
前述のベッドで動画となると、1080iのテレビ放送をそのまま録画していれば変換なしに かくかくもせずに見れるためには・・・と条件としてこうならざる得ないわけです。
日本の放送が無駄に高品質だからにかかっているわけですが
国産ではSharpやPanasnicや富士通等多くの会社が採用しているのはそういう事情があるからなのです。
ゆえに、動画とWEBの再生がメインとなる使い方のお風呂端末ということであればベストな性能となるわけです。
ほかにも大容量のバッテリーや 前述どおり防水で最初からクレードルがついているという 日本人的な使われ方を考えた心遣いがある端末だと思っているわけなのですが・・・
クレードルがないと、充電のたびに水の入らないように作られたふたを開けて充電する必要があるからなのですが・・・
 
じゃあ、良かったじゃないかといわれそうですが この端末が結構ストレスの種になっているわけです。
まず、止まるのです。
本当に気がついたら止まるわけです。
止まるときは何をやっていても止まるわけです。
最近は徐々にその傾向がわかってきたのですが どうも割り込みで失敗しているようなのです。
例えば WEBを見ている最中に Twitterの更新で@付の連絡が来て同時にメールが着信するような状況。
バックグラウンドで通知機能が有効になっているときのタイミングでおかしくなることが多いのです。
なぜこんなことに気がついたのかというと 動画再生中にメールの着信などが続いて その後で動画が乱れることが多いのです。
最悪の場合は そこで止まってアプリケーションが勝手に終了するだけならまあ無い話ではないのですが、その後動画プレーヤーを起動しても動画ファイルの読み込み中で固まってしまってタイムアウトして強制終了してしまいます。
こうなれば いくつ物種類の動画メディアプレーヤー 標準のものからMXプレーヤーのような社外のものまで全て同じ状況となるので どうもグラフィックチップの初期化に失敗するような割り込みがかかるようなのです。
 
もうひとつ、許せないのがこれなのですが
さすがに標準のプレーヤーでは発生しないのですが、DolphineブラウザーHDなどやOperaなどを入れてみると判るのですが スクロール中に画面にブロックノイズが発生するのです。
メーカーによるとこれは 一部アプリケーションによって発生する仕様という説明なのですが・・・
実は標準アプリケーションでも発生するというのが問題で Google Play(旧Android Market)でもスクロールするとブロックノイズが発生するのですが どうもこれも仕様のようです。
なんでも仕様といえば解決する問い言うものづくりはどうも・・・・・
ちなみに、このクレームに関しては DOCOMO経由となり 直接富士通に連絡を取ることは出来ないわけです。
 
私はゲームなどしないので良いのですが ほかにも不具合があります。
おそらく、これもハード的なつまらない回路の設計の問題とは思いますが、音楽プレーヤーなどで音楽の切り替わりの瞬間に「ぶつっ!」っとノイズが入ります。
普通に聞いている曲なら入らないのですが ライブ版などでトラックの切り替わりはあるのですが そのたびに「ぶつっ!」と大きなノイズが出ます。
これは、よくある話なのですが 音が残ったまま切り替えると おおよそコンデンサにたまっている電気が・・・とかで オーディオ機器では安いものではよくある話ですが 結構気になるわけですというか十分耳障りです。
サードパーティの動作の速いといわれるプレーヤー アプリでは顕著に出ます。
音楽だけなら特殊な条件と切り捨てることも出来るでしょうが ゲームとなるとそうも行きません。
行儀の良いゲームは、例えば自機が死んだら 音楽もフェードアウトして・・・となるわけですが 臨場感とかそういうことを考えると すぐに切れて始まるゲームでは「ぶつっ!」って音が鳴るわけです。
まあ、耳障りなことこの上ないのです。
 
もうひとつ、これはバッテリーの問題です。
バッテリーの残量が30%になってしばらくすると 警告が出て自動的にシャットダウンされます。
残量30%ですよ!! そんなのはおかしいわけです。
で、みんなのFAQを見ると バッテリーの測定がおかしくなっている可能性があるので 完全充電・完全放電を繰り替えすと改善する・・・といわれるわけです。
実際、数日バッテリーの持つTabletでそれをやれっていうのか!!なんて思いながらも この状態は危なくて使いにくいので ゴールデンウイークであったこともあり 長風呂モードで2時間以上使い続け、ゲームなどしてバッテリーを消費することに務めて 三日間。
シャットダウンされて電源が入らなくなるのを待って、電源を入れたままでは万充電にならないことがあると書いてあったので 電源を切った状態でフル充電してを繰り返したわけなのですが 結論から言うとその状態は全く変わらないわけです。
電源関係はほかにも問題があって、どうも充電も電源を入れて充電してあとでバッテリーの状態を確認しても バッテリーの充電カーブが真っ直ぐではなく 何箇所かしゃっくりしたように変化があったりとなぞの動きを見せるわけです。
一応いっておきますが ほかの端末では たいした精度でもないこの計測で 真っ直ぐの角度が変わることはあっても揺れたりはまずしないのです。
 
一応お断りしておきますが
完全に初期化しても状態は変わりませんし、バッテリーの問題はさすがに出来ませんが プログラムインストールで発生する問題なんかは店頭の展示機でも同じようになります。
私の端末が壊れていいるわけではないようなので いわゆるメーカーの言うところの「仕様」なのでしょう。
現在新規契約の端末の多くが SmartPhoneという状態でこの状態の端末を販売するということは 単にSmartPhone離れというのが加速しているというのは現象ではなく事象なのではと心配になったりもするわけです。
ほかにもArrowsは他機種でも同じような問題は聞きますので これじゃあ・・・・なんて
特に、人気機種で無ければよいのですが 日本風の「全部入り」と分類するとで上位に来る機種だけに気になる限りなのではあるわけですが
皆さんはどう思われているのでしょうね?
そこそこ過激に書いたつもりなのですが たいしたことは無いですね

written by HatenaSync