考えてみれば そう難しいことでもなくて・・・

外に出るときって、結構目的を持って出かけることが多くて
例えば、家に居たくないとかまあ後ろ向きな理由のときもありますが 例えば天気がいいから外に出かけたくなったなんて無いですか?
とりあえず準備をして表に出ます。
そして、適当に考えて電車とかに乗って、車だととりあえず山のほうに向かって走ろうとかいう感じです。
そして、一応目的地を決めているのですが 車窓を見てたり 社内のつり広告の中身で行き先が変わったりします。
ああ、今こんなイベントやっているんだとか・・・・
 
私が海外に出るきっかけは大体そんな感じです。
まず、以降と日にちを決めるのが重要です。
やはりサラリーマンなんてやっているとなかなか時間が自由になりません。
時期的なものも20年を軽く超えてサラリーマンをやっているといつなら忙しくないか見えてくるからその時期を選ぶわけです。
土日を含めて、4〜5日で計画を立てます。
最近は3日ぐらいということも・・・・
あとは予算ですね。
予算はあってないようなものながら、とにかく安く何とかしたいというのと 同じ金額なら遠くへ飛びたいというのと。
実は行き先なんてあってないようなものなのです。
正直いけるなら 南米やアフリカを目指したいのですが コスト的に非常に苦しいわけです。
あとはガラパゴスなんかも行ってみたいし ヨーロッパはほとんど未経験なので ここも行ってみたいなんて・・
 
まあ、現実的な選択で言うと最近ではアジアから出られないことがほとんどです。
じゃあ、昔は・・・となるのですが 現在の燃油価格というのが曲者で 昔はこういうのは運賃に含まれていました。
故に、格安は本当に格安だったのです。
例えばアメリカまでというと チケットが例え無料だったとしても4万円ぐらいの燃油代は必ずかかるはずです。今ならもっともっとです。
私が昔アメリカに行った頃は 時間とかしんどさなどを無視してしまえば(当時は若かった)29800円なんてチケットもあったわけです。
燃油は無いのであとは空港使用料(これは今もかかる)ぐらいのものです。
距離は基本的に関係なく休みがどれだけ取れるかがポイントでしたが 今はこの燃油代のおかげで長距離は比例して高くなってしまいます。
今の若い子はかわいそうだと本当に思います。
ま、逆にそれ故にアジアが見直されていいのですが・・・
 
じゃあ、枠を決めて航空券を取る訳ですが 私と同じ考え方の人は少ないようで 料金から航空券を並び替えるというような検索するサイトが見つからないので ここらあたりからはちょっと苦労します。
まあ、Yahooなどの航空券検索で あちこちの国を順番に選ぶわけです。
今なら、韓国や台湾が比較的安くて タイや中国あたりもうまく買えば安く出入手できます。
ともあれ 格安航空会社が出てくるまでの話で いまや格安航空会社をまわるのが安く買うポイントのようではあります。
今回はJetstarのキャンペーンに乗っかって 片道2000円のチケットなのですからやはり安いといえるでしょう。
とにかく行き先にこだわらないので まあ、どうとでもなるというところでしょう。
航空券の話となって ツアーで無いのは この年になってふらふらと一緒に海外に出たいというお友達が居ないからで ツアーでは一人と二人ではびっくりするほど料金が違うのが当たり前なのです。
料金が下手をすると倍以上とかもあるのと、私が狙うようなツアーは最小催行人数に満たなくて何度かお断りされたりするのですが 前述どおり休みを取るのが最大の難関のひとつなのでそれが変わってしまうと今回的な条件が崩れてしまうわけです。
故に、超格安の企画物ツアーに子供と参加するとかで無い限り 最近ツアーに出てないわけです。
 
一人っきりで海外に出てなのですが、これはおそらく多くの人が何とかなるはずです。
私は学生時代は落第生で、大学では4年まで1年で終わるはずの英語の授業を受け続け 最後に追試をやってその後レポートで通してもらった(そのレポートが日本語)ぐらいで 残念なことに語学の才能がびっくりするぐらいありません。
それでも、海外に居られるのはおそらく悪友のおかげでしょう。
今考えれば、何かに理由を付けては帰る日を私とずらして 一緒に帰りたがらない友人と一緒に出かけることが多かった時期もあって
まあ、いろいろな国から一人で帰ってこなければいけなかったり、行った先の国で合流するなど色々な課題を与えられました。
今になって考えても最も難しかったのは、メキシコのドミトリーの宿でベッドに寝たままさよならをされたときで 道に出てタクシーを拾って空港まで行くのもさることながら アメリカでの入国もかなり厳しく あちらこちらと沢山の手続きを要求されるものの言葉が通じてないのですから大変。
飛行機の時間は 刻一刻と迫ってくるし・・・
ほかにも、便数の少ない空港で 乗り換え待ちをしてたら空港の電気を消されて焦ったり。
プレハブ小屋みたいな空港待合室につれて行かれたことや、シアトルで乗り継ぐ飛行機が満席で これに乗らないと日本に帰る飛行機に乗り継ぎ出来ないとか 
まあ、本当に色々ありました。
とにかく、まあ 何の勘の言っても何とかなるものです(笑
ある一定、結果的に何とか言っても帰れると思い込めば出かけるのは何とかなります。
 
どの国の人も、思った以上に親切です。
空港や観光地で日本人を目当てに居る人を除けば、普通に町を歩いている人たちは親切な人の場合が多いです。
調べ物もせずに出かけることが多いので、よく道に迷います。
まあ、観光地に向けてであれば いい加減であきらめるわけですが ホテルに向かっているときなどはそうは行きません。
よく街中で道を聞くわけですが まあ、言葉が通じなくても地図の上に書いてくれたり色々とお手伝いしてくれます。
今まで悪い人に会わなかっただけかもしれませんが 多くの人がどの国においても親切です。
 
あとは、行ける所にしか行けてません。
行った事のない人や、ツアーしか行ってない人たちには私は自由に行動しているように見えますが じつは行ける所にしかいけてません。
例えば、タクシーで2時間走ったところにある遺跡には おおよそ行きたくても行けないことが多いのです。
なぜなら もし行けたとして帰りの予定が立たないからです。
日本のように必ずタクシーがいるわけでもありませんし 逆に居るようなタクシーは正直怖いです。
うまく、往復の交渉ができれば まあ、時間的に待ちがあっても何とかなるわけですが そうでない限りは無理です。
こういう交渉のときは、紙に時間と行き先を書いて 自分のいる位置から行き先までと 到着してから時間を決めて帰る時間を書いて そして料金を書いてもらうまで何とかなればOKです。
間に、ホテルが入ってくれれば鬼に金棒です。
たd、あこれはまれなパターンです。
今回のように出かける先は適当に決めてますが 例えば近くに大きなホテルがあるとかショッピングモールがあるとか電車の駅があるとかある一定のルールがあるところのみを選択しています。
つまりその条件にあったところしか私は行けない訳です。
逆に条件があうところに関しては自分のペースで回れるわけです。
最近ではGoogleMAPのおかげで迷うことは少なくなりましたし・・・・
日本のようなビルに囲まれてなければ 本当にGPSはいい仕事をしてくれます。
 
観光地全部をまわりたい
確かにツアーでは、私と同じようなコースを行ったとしても おおよそ半分以下の時間でもっと深くまで入れるでしょう。
例えば教会は外から美羽ことはできても中に入ることができませんでした。
入り口で待っている方のいうことがわからず入れてもらえなかったからです。
まあ、日曜日はミサの日なのでキリスト教徒でもない私が興味本位に入るべきでは無いと思うわけですが 結構、ツアーで行った人たちは入っていたりします。
でも、無理に入ってみたりはしなくても私は困りません。
身の丈にあった観光が出来たからそれでいいのです。
どうしても行きたいものなら ちゃんと調べて何とかしてでもアタックします。
どの観光地も奥まで見なくてもいいような気がしています。
それよりも、周りの景色や時間を感じて痛かったわけです。
 
今回、マカティという地域や Mall Of Asiaなんていうショッピングモールにも行きました。
ここで携帯電話などを見ていたわけですが i-Phoneをはじめ HTCもSamsungもハイエンドの発売したばかりの携帯電話が綺羅星のごとく並んでいます。
ところが、教会前のモールというより屋台街で売っている携帯電話用のパーツなどは 一昔前の廉価版のNOKIAのものが多かったりします。
LRTに乗っていても みんなの持っている携帯電話はそういう種別のものだったりするわけです。
観光ツアーでやってきて、行くのはこういう高級モールのほうで SmartPhone好きなら マニラは携帯電話天国と思うかもしれませんが 実際はそうではありません。
格安の電話があると見てきましたが 確かにプリペイドカードがついて1万円を割り込むSmartPhoneもあります。
3Gモデムにいたっては 2000円ほどです。
ただ、多くの人は未だそれですらないのでしょう。
裕福な人や海外からの人が居るところと、そうでないところ両方がちゃんとあるわけです。
安いAndroid電話を買って帰ろうと思っていましたが ちょっと手が止まってしまいました。
20Pのチップを貰って 満面の笑顔の運転手も居るわけですから・・・
 
基本的に難しい事は言葉が通じないのですから全く出来ません。
と、いうか必要の無いレベルの旅行しかしていません。
それでも、南国の太陽の光を浴びて 週末をゆっくり出来て 気分が変わったなら 旅行は大成功。
降るはずだった雨が降らなくてラッキーだったし、ホテルの人たちも凄く親切でラッキーでしたし
買い物に行った店の人たちは 照れたり、恥ずかしがったりしながら写真も撮らせてくれましたし おまけをくれたりする事も。
考えてみればそう難しいことでもなく とりあえず出かけてしまえば・・・なんて 言って見たくなるような旅行でした。



written by HatenaSync