本物のSIMフリー端末が販売されると便利なのに・・・

最近は少し話題が一段楽したわけですが、SImフリーの問題。
現状では 最も対応レベルが高いのがE-Mobileでキャリアロックをほとんどかけない方向に進んでいます。
そして次にDOCOMOなのですが、手数料を払えば 端末が自分のものになっていればSIMロックの解除作業を行ってくれます。
ところが これには少しだけ難があって、SP Modeというアクセスポイントを見えないところに書き込まれていて 通常の接続ではともかくテザリングというPCなどほかの機器で使うためのモデムとして使おうと思ったときにそのアクセスポイント固定で使われるので 海外ではテザリング用途には使えません。
で、AUCDMAなので互換性そのものがほぼ無く、Softbankはやる気がないというような状態です。
もうひとつ問題があって、これはDocomoに限った話ではないのですが 周波数帯と通信方式の違い。
W-CDMAというところではAu以外は全て対応しているわけですが 世界中を探すと全世界がW-CDMAになっているわけではないのです。
この場合、GSMという規格で接続されるのですが 多くの日本製の端末はこのGSMに対応していないのでエリアが非常に限定されます。
それ以外にも対応している周波数帯に微妙なずれがあり 使えない地域が端末によっては広かったりとするわけです。
逆に大手メーカーのフラッグシップモデルなどは おおよそどこの国に出しても恥ずかしくない周波数対応と GSMなどにも漏れなく対応しているわけです。
 
先日来、Galaxy Noteを使っているのですが 残念ながらこれはDOCOMO版ではないほうです。
故にW-CDMAでしか繋がらずLTEはサポートしないわけですが GSMはサポートします。
香港、中国、フィリピンと動いているのですが 実際のところどの国に行ってもあまり困ることは無いわけです。
その、どこの国にものひとつに日本が入っています。
細かい問題があるのでグレーなのですが、日本で使おうと思うと使えると言う風に読み替えてください。
 
海外に出たときに、日本の携帯電話のローミングで使うと言う方法と、現地のプリペイドを購入してつなぐ方法があるとして
前者はお手軽ながら1日3000円程度の料金がかかります。
後者は安ければ1日数百円で 同等のデータ通信を行うことも出来ますし 音声の電話としても格安で日本にかけることも出来るわけです。
じゃあ、後者でと言いたいところですが やはり購入するのに知らないと駄目だったり 設定が必要だったりと色々とあるわけです。
私の場合は基本的に今は後者で、何かあったときにだけ全社を使うと言う使い方です。
まあ、ありがたいことに利用することがほぼ無いわけですが・・・
 
で、このGalaxy Noteに限ったことではないのですが 以前はOptimus x2だったりDesire HDだったりするわけですが
SIMカードを入れ替えると、そしてAPNを設定するだけでそのまま使えるわけです。
言い方が悪いので補足すると 基本的にアプリケーションを入れ替えたり アドレス帳をいじったりとか 予定表を作り直したりとか 全く何の設定もいらないわけです。
なぜならSIMカードを入れ替えただけで 端末の中身はいじってないからなのです。
SImカードを入れたりする作業を行うことだけで そのままで使い始められるわけです。
メールアドレスも何もかもと言うわけです。
もちろん、アプリケーションによってはSIMカードの番号と認証情報をあわせているので再ログインが必要となるのですがそれぐらいのことです。
 
今のところ、日本の端末はW-CDMAということで世界中との互換を言っていますが全世界がそれではないのです。
ましてや周波数帯の問題や、APNの設定を変えられないものがあるなど 素直にどの国でも入れ替えて便利にというかんじではないのです。
じゃあ、やはり海外で使うには別の電話を用意してなんて、国際的がどうのと言うか 単に不便だから日本の電話は・・・なんてことにもなるかもしれません。
なんかキャリアの政策なのでしょうが どうも面白くない感じが・・・
E-Mobileがトップクラスで戦える端末を持ってきてくれなかったりもするわけだからでもあるわけですが・・・
written by HatenaSync