役に立たないフィリピンマニラの歩き方 三日目その4

マカティは大きなビル三軒がショッピングやカルチャー等の拠点となっていて

こんな感じで 大きなイベント広場なんかがあったりして どうもラジオのパーソナリティがやってくるようなのですが もちろん私はそんなラジオのパーソナリティなんか知らないのでなんとも・・・
あっ、忘れてました。
ここまでのタクシー代はP138だったのですが・・・なぜか運転手はP120に負けてくれました。
なぜ何も行ってないのにディスカウントしてくれたのかはわからないのですが、何もしゃべってないんですよ
いつものように軽口を聞いたわけでも何でもないので よほどみすぼらしく見えたのかと 心配になってしまいました。
 
一応書いておきますが、わたしは このビルでは2度道を聞かれました。
出来たら日本語で、百歩譲って英語でとなるわけですが(その際は聞こえない振りをして逃げますので ただ、逃げていいかどうかの判断がつくだけ)、現地の言葉で話しかけられるとどうしていいかすら判りませんから・・・・
で、途中で英語にシフトして 日本人だとなるとニコニコしながら話しかけてくれるのですが それでも英語!!
すいません!すいません!と逃げるしかなくて・・・・
すいませんでした。きっと読んでないと思うけどここで謝っておきます。
 
さて、マカティは正直見るものも無く 早々に移動します。
行き先は・・・ とにかく決めずに MRTに乗って ホテルからの通りにあるLRTまでの乗り継ぎまで動きたいと MRTに乗ります。
プリペイドチケットだとLRTもMRTも乗れると書いてあったのですが、どうも私のチケットをよく読むとLRT Onlyと書いてあったので何か違う切符を買ったのでしょう。
窓口で買いなおしました。
ちなみにP10でしたので、非常にお安いなと改めて思います。
MRTはLRTと違って曲線のある 今風の列車です。

で、乗換えなのですが またメンドクサイのです
まずMRTに乗ってTAFT Ave.という駅で降りるとLRTに乗り換えられると書いてあるのですが EDSAという駅に連結されているのですが駅を出て ビルを降りてビルの二階でLRTの駅につながっていると言う作りなのです。
まあ、案内もあるようなないようなで、ちょっと考えてしまいました。
ちなみに、このエドサという駅は昨日行ってお気に入りになった バクラランという教会そばのマーケットがあるところの隣の駅なのですが もうこのまま再びバクラランと思ったわけですが 同じところも芸がないと 違うところと探してみると 昨日行った城砦のあたりをひとつ越えると カリエドという駅のそばに 昔からあるというキアポ教会(1582年に出来たらしいのですが 現在の建物ではないようです)に行けるそうなのでそちらを目指すことにしました。
LRTで昨日のセントラルからわずか一駅なので移動そのものは 20分足らずのはずです。
 
キアポ駅に着くと ここにも囲みで小さく「キアポマーケット」というのがあると書いてあったのですが、カリエドではないですが 駅を降りたらぐっと大きなマーケットです。
駅から見る風景はもっとディープでした。自転車の通る余地もなさそうなそれです。

じつは この駅を降りた時点でかばんを持ち直しました。本能的にこの街は危ないなと思ったわけです。
かばんはAmazonブランドのカメラバッグ(私の界隈でちょっとはやっているあれです)を背中にしょっていたわけですが ここでは前にしょいなおしました。
と、いうのも周りの人の視線が狙うような強いものなのです。
もしかしたら 今日は日曜日なのでそういった人の出も多いのかななんて思ったりしたわけですが まあ、どちらにせよ私の危機管理センサーには引っかかるレベルでした。
それでも行くこと自身はやめないわけですが(笑
もう、昨日にも増して カオスな感じで 本当にごみに近いものも売っています。
どう見ても 使用後の剃刀や歯ブラシなんかも 普通に売っていて、P1なんて表記だけでなく その下の単位(正直、判りません)の表記も。
これを潤んだと思うようなものまで売っています。
もちろん、買う人が居るから売っているわけで 先日書いた飴一個や塩の結晶ひとつ(岩塩らしく 2〜3cmぐらいの塊)で売ってます。
むき出しの飴を ざるの上に乗っけて素手でぐるぐる混ぜながら売っているのですが 素手でそのまま口に入れるものを混ぜられて 買いますか?
お店はこんな感じで 道は狭く見えるでしょうが これが一番広い隙間です。

で、ここで売っているジュースですけど 以前中国でだまされて食中毒になってえらい目にあっているので 怖くて飲み物はWatsonsで買うことになりました。
 
まあ、私の懸念が懸念でないことを証明する写真が撮れました。
一応 状況を説明しておくと時間的には確か15時ごろです。
今日も快晴で、もう日差しの圧力を感じるレベルで SmartPhoneに表示される気温は35〜36度ぐらい
で、この快晴のなかの景色だと思ってこの写真を見てください。

見え難いと思いますが、このテーブルの上のお皿に乗っているのが 「えび」です。
前の白い籠に入っているのが 「かに」です。
さて、この市がいつからやっているかは知りませんが 1時間ぐらい置いておけば 間違いなく冷たくは無い気温です。
もちろん、氷どころか ヨーロッパやアメリカでよくやるように 上から水をかけて冷やしていると言う風でもありません。
そのヨーロッパですら こうやって売っている魚は日本人には当たる可能性があるので・・・なんて書いてあるのに それすらしてなくて こんなの買って食べた日には私は間違いなく当たりそうな気がします(笑
この周りでは 唐辛子は一籠 P5(約10円)とかフルーツの小皿(竜眼に見えたんだけど・・5〜8個ぐらい)P5とかで売ってるのです。
バナナも一房(って日本のやつではなくて30本ぐらいあるやつ)がP5だったりします。

で、例の子供に飴をあげて・・・という話はここでの話です。
 
でも、信仰は非常に強く思えます。
キアポ教会に到着したのですが

これが教会の写真なのですが 綺麗に取れているでしょ!!
なぜ綺麗にと強調するのかと言うと 見ての通り教会の扉は開けられて礼拝の途中のようで 大きなモニターにはしゃべっている神父(おそらく)の姿が映っています。
で、前はこの混雑したマーケットなのですが この教会の前庭には人が少なくて見通しが良いのでこの写真が撮れた訳です。
数十メートル進んで、この庭を越えて教会の写真を撮るとこうなります。

もう、人が少なくなったタイミングを狙ってもこうなのです。
それでも、ここには人が居ないと言うのはちゃんとそういう場所を避けているというか 意識しているのは良くわかるわけです。
 
猫が好きな人が多いので ここの国の猫の写真も撮ってみたわけですが これはどう思いますか?

本当に猫って野生の動物なんだと思うわけで、この猫だけでないのはこれも見てもらうと

もう、トラみたいにも見えなくも無い筋肉ですね。
 
この駅の周りに、百貨店の名前のついたビルが少なくないわけですが 昨日も書いていますが本当に崩壊しかけています。


この状態、よく見てもらうと最上階の天井は崩壊していますが やはり4〜5階まではちゃんと営業しているのです。
どう見ても上は危険すぎては入れなさそうです。
 
また、LRTでペドロヒルという駅に移動します。
ここにもショッピングモールがあると言うのとその隣に教会があると書いてあるので そこまで行こうと思うわけです。

ロビンソンズプレイスというモールなのですが、キャリアショップもありますし 携帯電話販売店が並ぶところもあるのですが 個人的に先進国っぽいモールはあまり興味ないので 写真を撮るのも忘れてました。
ここで晩御飯らしきものを補給したのですが

P115のお安い って本当は飲み物だけを頼んで 食べ物は軽食のつもり(いくらなんでもP105だとたいした物は出てこないだろうと 油断してました)で頼んだら もうガッツリきました。
と、言っていると とうとう天候に見放されました 雨が降ってきました。
で、早々に脱出なのですが このままホテルに帰るとちょっと足りないお土産がなんともならないので 行き先をホテルそばのショッピングモールに変更・・・・
したのがとどのつまりな訳で、GoogleMapで見せても ガイドブックで見せても タクシーの運転手が全く行き先がわからないのです。
で、周りを走っているジプニーの運転手に聞きまくるのです。
まあ、徒歩でも可能な距離ながら 雨が降っているのでタクシーに乗ったのですが それがこの始末。
車を止めては 配達の人なんかに聞いて廻ること20人ぐらいの人の手を介して ようやくホテル近くまで
最後のほうは私がGoogleMapをみて Turn Right next Signal !!」なんて叫んでたわけですが(笑
 
今日は休まずに動いたので ビール欠乏症にかかり そのまま韓国食堂に!!
ビールとポークステーキ!!って頼んだけど ポークは品切れで またまたビーフになり昨日と同じものを。
今日は二本目のビールになったら 近くに座っているヨーロッパ系の顔をした人が話しかけてくる。
実は私も不安だったのは天候。
大きなショッピングモールの中を揺らす音が外からしてるわけです。
言葉に書き換えると
「ドーン」という音が正しいような音がするわけです。
その瞬間に、空気が動くのがわかるレベルなのです。
「What's??」
と不安そうに聞かれても いい答えを私も持ってないわけです。
それでも、なんとか話をつなごうと
「It is Thander」(あっているかどうかはわかりません。
「Thanderbolt ! very hard」なんて通じているかどうか判らないのですが言ってみると なんとなく理解したようです。
で グラスを持ち上げて 「かんぱーい」って感じで飲んでいたビールのグラスを持ち上げた。
鼻の周りの真っ赤なおじさんと ちょっとだけ通じたような気が・・・・・
 
会社へのお土産を少し買い足して 1本だけビールと明日の飲み物を購入して そのままホテルに。
もう当たりは真っ暗。
自分のペースで、疲れない程度に なんて 何をいわんや見たいな感じで遊びまわったわけですね



written by HatenaSync