役に立たない 台湾・台北の歩き方 その6

西門にはライオンが居て、旅人を食べてしまうという伝説を知っていますか??
もちろん、台湾の古い伝説などではなく ここ数年のことです。
私は、そのライオンに食べられてしまった方を沢山知っているのですが・・・・
 
さて、正面の目抜き通りを真っ直ぐ歩いてゆくと左右に分かれる分岐点に突き当たります。
この分岐点を左に曲がると目抜き通りが続いて・・・

見てください、目の前のお姉さんがほっとパンツで足をでーんと!!
いやそうではなく そのまま左の道を真っ直ぐずんずん!!

周りの店は結構楽しく ああ、帽子屋さん

なんて言いながら 行くと車道に交差します。

ここの交差点をわたって右に曲がってゆくと

ほら居た!! ライオンさんの檻がこちらです。

どこがライオンさんかというと 詳しく見てください

そう有名な「獅子林ビル」なのです。
 
では恐る恐る覗き込んでみましょう

ああ、もう恐ろしすぎて・・・・

もうこの後は カメラを構えているのが危険すぎて とてもじゃないですが余裕が無い。
もう 中で(SmartPhoneの販売に)翻弄されてしまったわけです。
では、その状況を細かく思い出して書いてみます。
記憶があやふやなのと、言葉がまったく通じてないので 身振り手振りでの会話では意味が本当に通じているかどうかは疑問なのです。
その部分を加味してご覧下さい。
 
まず店頭で 実はフィリピンでも探していたLumia 610をまあ安ければ・・・と探していたわけです。
実際に探すと ほぼ数十店ありますが二件ほどしか新品を持ってないのです(他はもっくなのでちょっと判らない)
価格的には日本円に直すと2.2万円ぐらいと ちょっとフィリピンより高いかな?という程度。
他にはLumia 800やN8等がNOKIAでは多く売られています。
もちろん、Galaxy S3は主力企図して売っています。
念のために、Lumia710の価格も確認して・・・なのですが
フィリピンではおおよそ3000円ほどの価格差だったので710のほうがいいかなとそのときに思ったわけですが 残念ながら在庫がなかったわけです。
台湾でもちょっと置いてないという状態で Lumia800でどうだという感じでした。
で、そのうちの一店舗に710が置いてあったので これを見せてくれとなるわけですが・・・
「綺麗だろ!」なんて言っているのを聞くと どうも中古のようです。
「二手?」と紙に書くと 頷いてました。
NT$7500でどうだ?? といわんばかりに電卓で見せてくれます。
まあ、簡単に言うと2万円です。わずかに超えているともいえますが それで中古だとするとちょっと高いかなという感じです。
あはははは、と離れるものの二つしか 探しても無かったわけです。
 
本格的に話をしてみて NT$7300ぐらい。
とりあえず買ってもいいかなと思ったものの持ち合わせが無い。
正直、携帯電話は香港のほうが安いことが多いのでノーマークでした。
つまりお金を持ってないのです。
でも、あまり不安感が無いのは キャッシュディスペンサーでお金をキャッシングすればOK!!となるわけです。
もちろん、近くのホテルで両替しても・・・・
で、GoogleMapで「ATM」で検索かけると 近くのATMがリストされるので 3件ほど廻ってみたのですが さすがに国交が無いからかキャッシングできなかったわけです。
で、知らないホテルに行って両替してくれないかというと 3.6ぐらいのレートかなと思ったのですが 3.4ってレートはいくらなんでもぼりすぎです。
それならばとお店に戻って クレジットカードが使えるか?と聞いてみる。
途端に顔が曇る。
それはそうだ、このお店にはクレジットカードの機械はない。
こういう感じのお店では 台湾でも香港でも中国でもクレジットカードは使えることが多いのですが このビルの同じフロアの中で1件とかがクレジットカードを扱っているお店があるだけ。
そして、どうしてもクレジットカードとなると そのお店にお願いに行くこととなるわけです。
で、おおよそクレジットカードの手数料は海外では5%なのですが こういう仕組みなので そのお店の分として1〜3%足されて6〜8%となるわけです。
7%といえば大きく、1万円の商品を買えば+700円となるのでお客さんの買う確立が低くなってしまうわけです。
という訳で顔が曇るわけです・・・・
 
「+7% Credit Card Fee」とまあ予想通りの回答となるわけです。
とりあえずわかった・・・・とこっちも予想通りの回答に苦しいなという感じです。
でも、お店の人はくじけませんでした!!
一緒に考えようと 腰をすえて対峙が始まる。
私一人に 相手は二人というわけです。
とりあえず 
「でぃすかうんと ぷりーず!」からスタートしました。
そこから相手は喋るしゃべる!!
細かくは判らないのですが なんとかというお店の店頭サンプルでお客さんが沢山触った物だが保障が効くんだとか
箱も部品も全部ついていて(あとでそうでもないと判る)よい物だ!
保護シートも貼ってあるから ガラス面は新品だ!ということらしい。
「あいむ あんだすたんど。プリーズ でぃすかうと」と何度か合いの手を入れて ようやく喋り終わったところで
「OK」
と電卓をたたき出した。
「本体価格NT$7000でどうだ!」と計算してみると NT$7,560です。
うーん、結局2万円か・・・と思うと ちょっとまた考えてしまうわけです。
長考に入ると、判ったと最後の決断を彼はした。
カードの手数料を 2%を店で持つから 5%を持ってくれ それでNT$7000でどうだ という形となります。
このあたりになると 何故か言葉が通じてないのですが相手の言っていることが手に取るように判る。
5%となると、NT$7350です。
「OK!」ともうこの条件で納得して買うことにした。

 
「Where come from?」
カードの支払いのために 別の店舗に一緒に支払いにやってきた。
そこで 初めて効かれたというのが面白いが とりあえず返事返事とおもって
「Japanease」と、そうしたら・・・これが悲しい。
「私 日本語勉強してます。」
をぃ、日本語はなせるのかい!! もうむちゃくちゃ苦労して話をしたのに 何てことだ!!
支払いを終えて 女の子が詰めてくれるのですが まあ、目を覆いたくなるほどに不器用。
箱の組み立てがわかってなくて べこっと音がしそうなほどに押し込んで詰めるわけです。
私だけかと思っていると この店のお兄ちゃんも こわごわと見ていました(笑
彼によると 彼女の名前は「おばけちゃん」というそうだ(彼女は日本語がわからないから言えたんでしょうね・・・
 
と、言うわけで素人が踏み込んで良いところではなかったようです。
しっかり ライオンに食われて帰ってくることとなりました・・・・

written by HatenaSync