日本に住んでいて良かったと思うこと何かありますか?

これは、日本だけでなくアジアではいくつかの国でありますし、それ以外の国でも色々な物があるわけですが それでも日本のものは良いと思うのは「お茶」というのみ物です。
良く日本食は味が薄いと言われます。
それ故に、海外から入ってきた食べ物に一気に席巻された感があるわけです。
その味の薄さは多くの場合、その飲み物によって支えられている訳です。
同じお茶でも、海外に行ったらお茶そのものにも糖分が強かったりするわけです。
酒は文化を作り、料理を作るという言葉があるわけですが これは、飲み物によってそれに合う食べ物が育つ訳です。
前述通り、日本ではこの「お茶」という飲み物 そして「淡麗にして水の如し」なんて褒め言葉を使うぐらいの飲み物 日本酒もあるわけです。
その飲み物によって、日本の食文化があるわけです。
同様に、海外には海外の食文化があるというわけなのですが・・・
当然、気候によって極端に暑いところや寒いところでは当然味の濃い文化が出来る訳ですが・・・
 
水がそのまま飲めるという稀有な国として日本があります。
先日、台湾に行ったときに聞いた話で
日本の事をあまり知らない人が、日本でそれほど高級でない所ですがご飯を食べたときに「水」を貰おうとお願いするとお店によってはコップを持ってそのまま水道の蛇口から注いだりするわけですが これを見て日本に来て馬鹿にされたと思ったそうですが それぐらい水をそのまま飲める国が少ないということです。
では、海外の人達は何を飲んでいるのかというと、時によっては動物のミルクだったりとかはするのですが、そうそう保存の効くものでも無いのは判ると思います。
他には果物や野菜の汁を飲んだりもするわけです。
勿論、インドのように日本人が飲めば間違いなくトイレから離れられなくなる水を飲んでも大丈夫だったり、一度煮沸してから冷まして飲むというような飲み方もあって水は大事な物なわけです。
ただ、水だけだとすると前述の食文化の発達には必ずしもプラスにならないわけです。
 
子供のころ、駄菓子屋にもあったジュースは簡単にいえば砂糖水でした。
それに酸味などをつけて味を整えていたわけです。
今でもあるものを例にとれば、メロンソーダ等を想像してもらえば判ると思います。
しかしメロンパンといいメロンソーダといい、全く果汁成分は入っていないのですがメロンと名前が着くと高級に思えたのでそういうものを作ったのでしょうね
そして、ジュースで衝撃を受けるのは「ポンジュース」を初めて飲んだとき。
今とは異なる当時のポンジュースは、本当にみかんを絞っただけのジュースだったのでとにかくすっぱかった事を覚えています。
そして、海外に出て飲んだジュースは全てどの果物もほぼ酸っぱいものでした。
はじめては南国に出かけたので、果物は豊富で最も安価であったのはそれを絞っただけのものだったわけです。
でも、果物を食べると甘いのに何故ジュースは酸っぱいのだろう??という疑問があった訳ですが それは必然で経験によって酸っぱいものが保存性が高いということに気がついていたようだと思います。
今は、色々な技術があって甘い方を保存する方法もあるわけですが もともとはジュース用と食べるものとは分けて作っていたりした訳です。
理由はどうあれ瓶に入れれば保存の効くジュースは飲まれることとなってそれが一つの食文化を作るようになる訳です。
なんて言っても、想像なので信じ無いで下さいね。もしかしたら本当かも知れませんが(笑
実際、朝食べるベーグルなんてそのまま食べたら口の中はぱさぱさになってしまいます。
お茶なんかはあまり合わなくて、海外の朝ごはんはではフレッシュジュースとホットコーヒーの組み合わせで食べることが多い訳です。
お茶で食べていると望むまま飲むとお腹がタポンタポンになってしまう訳です。
 
イギリスにSchweppesというブランドがあるわけですが、昔からあるジュースを作っているブランドです。
私がであったのは多分アメリカの展示会のお昼ご飯の時に飲んだ記憶があるのですがこのあたりは曖昧な記憶です。
それほど特殊なとは思わなかったのですが、微炭酸のジュースなんて物が日本には気の抜けたソーダ水ぐらいしか思いつかなかったので、その炭酸の刺激を少なくして酸味で補って決して気の抜けた飲み物では無いことが判る訳です。
最近では今回頂いた「ブリティッシュレモントニック」と良く似た感じの「オランジーナ」という同様の飲み物が登場して これがヒットを生んでいるようなので時期的に見ても同じスタンスでスタートしてあちらの方が早かったようですがコンセプト的には同じものといえるでしょう。
実際飲み比べて見ても、同種というと失礼ですが同じ方向性だと思う訳です。
ただ、決定的に違うと思われるのは あちらは水がわりに飲めるマイルドさにたいして、こちらはしっかり主張する味であると言うことだろう。
もう一つ、シュエップスには飲み物としての苦みがあるので 普通に飲料水として評価すると疑問が残ることだろう?
 
「オトナ、はじける」というキャッチフレーズなのですが なにがオトナなんでしょう?
恐らくなのですが、前に書いた「苦み」がそれでは無いかと想像するわけですが、おおよそ大人の入口として経験するアルコール飲料でもっとも飲まれている「ビール」が苦みを持っています。
何を持って大人というかと、自ら好きな物を選べるようになったということを大人と言うなら、これを選ぶというのも大人の選択かも知れません。
単体で飲んで、「とてもおいしい!!」と私は正直思わないのです。
でも、それは本来のこの楽しみかたでは無いような気がします。
例えば、から揚げを食べるときにレモンを垂らすように、特に油のたくさんある食べ物と一緒に飲んで見てはどうでしょう。
発祥国はイギリス。ではイギリス風にフィッシュチップスなんてあれば良いのですがなかなか売っていないので、魚のフライト合わせてみましょう。
魚のフライというか熱を加えた魚にはどうしても生臭い感覚が残る訳で、それを打ち消すためのレモンの酸味。
揚げ物はどうしても味そのものが凝縮されてしまうので、それに負けない濃いめの味付けで揚げてあるわけですから油分も強い訳です。
食べ口の油分などはレモンの酸味で取り払ってくれる訳ですが良くいえばそこまでです。
後味の重さと味の濃さはそれだけでは残ってしまいます。
故に苦みが口の中の味をリセットしてもう一口食べるための準備をしてくれる訳です。
その苦みも後を引いてしまうとこれ単体で飲む時などは感じる訳ですが 味の濃い食べ物と合わせたときは炭酸で口の中を刺激しながらの苦みなので一気に引いて行く訳です。
この、後口がハジケルと表現されているのかもしれません。
 
既にコンビニスーパー等で入手可能なので、何本か食べ物に合わせて飲んでみました。
私の好みは、台湾で行く度に購入するピーナッツをニンニク油でローストした正式名称は知らないのですがどこででも台湾では手に入るおやつです。
すこし辛めの味付けにニンニクの香がするようなイメージのものなのですが、これに無茶苦茶あいます。
逆に、味のあまりにも淡泊な日本のご飯例えば冷や奴にはどちらかというと豆腐ですら舌に触るような感覚を覚えました。
食べ物を選ぶと良いながらも街を見回せばそういった食べ物が日本にはあふれていることに気がつく訳です。
頂いた物を先に飲まずに・・・なぜに買ってきた物からチャレンジするかというとちょっと立派過ぎません??

でも、ここに至って 食べ物を選ばなければ・・・つまり選択できる大人になったから飲むんだなと なんか納得した話になった訳です。
 
尚、今回のシュエップス「ブリティッシュレモントニック」は日本コカ・コーラのキャンペーンでいただきました。
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