先日からちょっと書いていますが、Asus Eee Padの通信環境としてモバイルWifiルーター経由ともう一つGalaxy Note経由のBluetoothテザリングで運用しているわけです。
これがけっこう便利でして・・・・
モバイルルーターを専用機器としてルーターを持ち歩く方法を取る手もあるのですが SmartPhoneをルーターとして使う方法があります。
パケット利用量の制限（使い放題という名前はそろそろ下げた方がいいと思う）にかからない限り 1台で済む利点があって・・・・と言いたい訳ですが実際のところ一日中使うとなればちょっと困った問題があるのです。
そのもっとも大きな内容が、バッテリーの持ち時間なのです。
これは、SmartPhoneのメーカーも理解しているようで 接続が切れた状態で時間が経過するとルーター機能が自動的に解除されるようになっているわけです。
故に、気が付いたら繋がらなくなっているという形となるわけです。
もちろん、僅かではありますが専用のルーターに比べて パケット転送の効率が悪い点もあり速度が低下するという点もないわけではないのですが それ以上に３Gのデータの速度のふらつきが高いので問題視するほどではないのです。
もう一つ、専用のルーターを持っていて尚なのですが Wifiの消費電力が問題なのはルーター側だけではなく 接続する機器側にもあるのです。
例えば、Eee Padにしてもスリープ中のWifi接続は切れるような設定となっているわけです。（これがデフォルトと言いう意味で変更することもできます）
じゃあ、設定を変更してもEeePadなら大丈夫という形で考えたいところですが キーボード側についているセカンドバッテリーなのですが これが繋がっている状態は外部電源が繋がったという状況で認識しているので外部電源が繋がっているという認識となされているので設定できる範囲に制限があるわけです。
先日、Galaxy NoteをICSにアップデートして気が付いた訳なのですが、ワイヤレスの設定の中にBluetooth Tetheringという項目が増えているのです。
以前、WindowsMobileのSmartPhoneを使っていた時の事ですが、いくつかのテザリングソフトの中には、Bluetoothでのテザリングを提供しているものもあったわけです。
当時はPC以外で、PANクライアントをサポートしている端末があまりなくて結局つかえなかった訳ですが 今時点となると色々と対応した端末が増えてきていて 今ならという感じでもあるわけです。
Bluetooth PANはBluetoothのプロファイルのうちの一つで、一般的に携帯電話をモデムとして使うDUN（いわゆる モデムとして使う使いかた）から最近はPANと呼ばれるパーソナルネットワーク接続ポイントとして、接続する方法です。
ソフトウエア的なネットワークカードを構成して、そのネットワークカード経由でインターネット接続を行うものです。
Wifiに比べて、一般性はないものの 昔はこれらもよく使ったわけです。
では、実質的にどう使うかなのですが・・・
まず、Galaxy Note側でBluetooth Tetheringのチェックボックスにチェックを付けます。
そして、Bluetoothの設定から自デバイスを発見可能になるようのチェックを付けます。
最後に、Eee Padを接続するわけなので Eee Pad側でBluetoothのデバイスを起動します。
デバイスの検索をEeePad側でかけると 私の場合デフォルトなのでGT-N7000が見つかりますので接続を行います。
両者で、接続番号が表示されるので両方が同じ番号であるコットを確認して「OK」を押せば接続されます。
これで、作業は終了です。
Bluetoothの利点は、まずバッテリーの消費が少ないこと。
ほぼ、１０％ぐらいの消費電力が増える程度でどうも済んでいるようです。
パケットの消費量で変わるとは思うのですが、カバンの中から出しては時折使うという使い方では それぐらいという程度です。
で、ここが最大のBluetoothの特徴なのですが 接続が途切れないのです。
スリープに入ってもBluetoothは基本的に切断されないのです。
なぜ、と聞くまでもことで もし電話に使うヘッドセットが切れたりすると役に立たないわけですから繋がりっぱなしになることは分かるでしょう。
でも、そんなに良ければ何故みんながWifiを？？となるわけですが 当然利点ばっかりではないのです。
最大の欠点は、やはり速度です。
Bluetoothのオーバーヘッドもさることながら、もともとの理論的な転送速度も遅いわけです。
実効的には、最大でも７００K程度。常時という事であれば３００K程度という速度が最大なのです。
HSDPAならぬ３G相当というわけです。
もう一つ、基本的にBluetoothは1対１の接続形態なので 複数台繋がるPANというのはあまり無いわけです。
それでも、Wifiのアクセスポイントの使えるところまでという事であれば常時綱があっているという利点は大きいのです。
自動接続が成されないので 切断されたときには再接続をBluetoothの設定から行わないとダメなことは欠点となりますが、切れなければOKという使い方が来ます。
速度の問題も、実はGalaxy NoteはBluuetooth３．０HS 対応端末です。
理論的には２４Mまでの通信が可能となっているはずです。
私のEeePadはTF101なのですが、最新型のTF300という事ならBluetooth３．０対応なので・・・・
ああ、欲しくなってきた・・・・
