その事件はPCに Galaxy Note 香港純正版をUSBケーブルで接続した時に起きた。
画面に赤いポップアップが出て ウイルスが検出されましたと表示された。
このウイルスは Android端末から情報を抜き出し特定のサイトに向けて送信する物で 私のSmartPhoneの情報が 悪意ある誰かに丸見えになるという物・・・・
怖い話で自分だけはと思っていても、かかるときにはかかるのである。
何かあってからでは遅いとなる訳ですが 何かあるまではそんなことは気が付かないのが恐ろしい所なのです。
それでも、他の人よりもセキュリティに気を使う方なので Maccafee Mobile Securityも入っているのに・・・
なんて、実は感染はしてないのです（笑
昔々にダウンロードしたファイルの中にどうも入っていたようで 起動したこともないAPKの中に入っていたようなのです。
強制的にSuperUserを有効にするためのプログラムなのですが Rootすら２．３以降はめんどくさくなってやっていない私には縁のない話なのです。
それは１．６だったり ２．１ぐらいの頃なら効果のある話だったのでしょうが・・・・
ではこのメッセージが何故あらわれたのか？
これには少し興味深い話で、昔から使いまわしてきたマイクロSDに入っていた（じつはカードそのものは違う物の 音楽データとかは前のカードをそのままコピーするを繰り返していたのでドキュメント系はそのままコピーされている）プログラムです。
じゃあ、Androidのアンチウイルスはなぜ検出できなかったかというと これが圧縮された形式で保管されていて 解凍してまではウイルスチェックはしないようです。
あれ？と思われると思うのですが じゃあPCに繋いで何故？？となるのですが 恐らくウイルスパターンのアップデートでPC用のアンチウイルスとはいえ Androidのウイルスを駆除しない事には自分自身のセキュリティを守れないという事でパターンに登録されたのでしょう。
そして、なんとこれを見つけたのは無償で提供されている Microsoft Security Essentialsというアンチウイルスソフトなのです。
正直、ぐっと見直してしまいました！！
ウイルスの種類は CVE-2011-1823という物で マルウエアに属する物でしょう。
えっ？とウイルスの種類をみて思ったのはGingerBreadに感染する物なのですが ICSである私の端末には感染できないのです。
それがみつかっても 最近で言うならそんなOSの端末使ってないよ！！（先週に EvoをＩＣＳ化した程度でえらそうに言うのもなんだが）という訳なのです。
もう、既に危険であるというレベルから外れた評価のプログラムなのですが Security Essentials上では重大な警告として報告されたものです。
画面に赤いメッセージが出たときにはちょっと焦ったわけですが結果的には何もなかったのです。
この辺り安心しているとやっぱりありえるわけです。
まあ、今回の件で言えば Marketと関係の無い所から持ってきたAPKをセキュリティを低下させてインストールして初めて使えるという危なげな物であるわけなのですが・・・・
それにしても Androidにもウイルスが来ていると実感できたわけです。
Marketでもぽつぽつとそういったアプリが見つかったというような話を聞くわけですが これは本当に気を付けて気がつけれるか微妙な所であるわけです。
端末にインストールするアンチウイルスソフトはやはりいりますよね〜〜という訳なのです。
勿論、PCにもという訳です。
とにかく見つかってよかったという事と
気を付けないとね〜という事はあるわけなのですが。
written by HatenaSync
