もんすた〜〜 ***

ちょっと前に「モンスターペアレンツ」と言われる ちょっとおかしい親の事が話題になっていたりしたわけですが
クラスで決めた劇の配役に 自分の子供が主役でないのはおかしいから始まって、「子供が休んだから教師は給食を持ってこい!!」等という物まで
給食持ってこいはともかくその親は給食費を払って無くて・・・なんて話だったという事に関しては あきれて口がきけないのである。
お金も払わずに貰おうとはどういう了見なのだろう・・・・・ 義務教育の「義務」を取り違えているようで
「義務」は国民が実行しなければいけない事で、権利は国民が得られる物で 「義務」教育なのだがら やらなければいけないもの。
子どもの「義務」に関しては親が責任を持たなければいけないという事なのだが どうも違う風に感じているらしい。
まあ、私がどうこう言えるほど立派でない事は近くに感じたわけですから 何をいわんやなのですが・・・
 
この「モンスター」という言葉がまたもや独り歩きを始めて 色々なものに付きまとうようになってきた。
例えば「モンスタークレーマー」などという言葉などがそうです。
この話のスタートは先ほどの給食の話と実は同じ次元なのですが
AndroidiOSには 無料のアプリケーションが多く存在します。
一つは 広告収入を得るための物で、もう一つは自分の使うべきツールを作って それが便利が故に公開してあげようとスタートした物。
勿論、最近では公開するためにコストがかかるので そのコスト分ぐらいを稼ぐためにプログラム内に広告を掲載したりというパターンもあります。
ただ、結果的にユーザーは無料でプログラムを使えるという事には変わりないわけです。
例え、広告を見せられても精々時間をちょっと無駄にした程度で それによって何か見る側にコストがかかるわけではないのです。
ここまでは ああそうかで良い話なのですが
 
最近ではアプリケーションの提供側に対してユーザーが 感想だったり、問題点だったりを評価できる仕組みが作られている訳で それに色々な感想が付け加えられている訳です。
中でも、酷いのは 何も言わずに 「くそアプリ」とか書いているやつや「インストールできない」とかってやつ。
モリーの量、搭載している液晶画面、CPUや回線、規制など その点iOSは単一機種でうまくやっているが Androidでは各社まちまちで 動いたり動かなかったり・・・・
特にローエンドではCPUが遅すぎたり メモリーのサイズが小さすぎてそもそもダウンロードの出来ないものまでいろいろあります。
その上インストールしているアプリによって動かなかったりという事が日常茶飯事に起きている訳です。
多くの場合は端末の選定と使い方にあるわけですが そういうことを「くそ」とかって平気で書くわけです。
其れだけならともかく 払ってないのに「金返せ」とか 何かに使って動かなかったから「弁償しろ!」と書かれていたり
自分が端末を変えて対応しなくなったら 速く対応しろ 「対応するまで評価は1にします」とかって 何様のつもりだ!?という訳です。
「雑誌に書いてあったが 対応してないじゃないか!!」ってそのクレームは出版社に言ってあげてください。
 
本来、商品は購入するにあたってちゃんと自分で評価するのが当たり前なのです。
特に「ただほど高い物は無い」という言葉があるように 「ただ」であるという事は 商品そのものにお金がかかっていない、若しくは何らかの二次的なもので利益を上げるために作っている、流通や品質の管理コストを削減している等 多ければその全部で成り立っているものです。
基本サービスは対価があってこそなのです。巨大なメーカーのように無料で成り立つというのは個人や小さなソフトハウスでは無理で それに転嫁する何かが無いのです。
多くの場合有料でそれに見合うソフトがあるわけです。ではそちらをお使いくださいとなる訳ですが こういった人たちは「ソフトはお金を払う物では無い」と公言していたりするわけです。そういうBlogを見たりすると 腹立たしくなるわけです。
そして、安い商品を買うためにはそれなるのチェックや判断が買う側にも求められるという結果になってしまうわけです。
それにもかかわらず、自分ではまったく何もしない 人任せで探してきて 動かしてみる。
操作が解らないなんてクレームも当たり前で、あれが出来ないとかこれが出来ないとか 言いたいことを言って 最後には「死ね」なんてのも・・・・
こういった人を「モンスター」を頭に付けていう訳ですが 「モンスター」には異存はないのですが この人本当にこれだけですか??
「モンスタークレーマー」はクレームだけですかね??
恐らく、子供の親であれば「モンスターペアレンツ」でもあるのだと思いますし それ以外でもそのモンスターぶりを発揮していると思うのです。
じゃあ、事項に「モンスター」を付けてくくるというのは どうも納得がいきにくいわけです。
 
昨日からツイートに「エクストラバージンオイル」なんて オリーブオイルの偽造の話が出ている訳ですが 「オリーブオイル」もこのクラスとなると 直接 野菜やパンに付けて食べたりもしますし 料理でも最後に入れるような使い方が多く(他で味が解らない程にするならこんなグレードは不要 よっぽど金持でないと・・・)そのものの味が比較的しっかり解るものなのです。
勿論、じゃあおまえが解るのか?と言われても解らないのですが ただ、この値段でこの味なら満足というならそれはそれでもいいのです。
名前なんて二次的なもので「鶴橋の焼き肉」と書いてあっても全店美味しいわけではないのです。
ましてや、フランスのワインのように原産地や製法でラベルが変わることを法律で謳っているようなものならともかく そうでなければというかそうであっても良く偽物は生まれてくるわけです。
勿論、そうやって売った側が決して良い事をしていると思いませんが 他の物のように中身の一つでわからないとかでは無い物ですから 消費者側に全く責任が無いともいえない点もあるわけです。
肉の偽装でも 美味しいと言って食べてた訳でもあるわけですから それが嫌ならブランドに拘らず自分の舌でうまい物を探せばいいだけの事ですから。若しくは うまい物を見つけてくる舌を持った 料理人を探してその店に行けばいいのです。
まあ、今回の件も 食べたことは無いけど・・・と付けてクレーム書いてる人も居ますからそれ以前かも・・・



written by HatenaSync