Projection Keyboard

よく 近未来映画やアニメの特に最近ではロボット物などでよく出てくるのですが 人の脳にトラップ装置を付けて 目で見る画面の中にまるで操作キーがあるかのように映し出され それを手で操作するようなものがあります。
個人的には あれをするぐらいなら施行祖そのまま命令として受け取ったほうが速いのではと思ったりもするわけですが 大人げないことを言うのもあれなので・・・
それでも、未来の姿として認識されているようで表示だけなら 車のフロントウインドウにカーナビの画面が映し出されたり Googleが目の前に液晶パネルのついた眼鏡を付けて いつでもネットにつながれる眼鏡として発売し用としていたりするわけです。
非常に理解しやすい未来の一つです。
 
2〜3年ほど前、ネット上では話題になって 展示会では見ることができたのですが一般的に販売されているのは見たことがなく そこから半年ほどしてからようやく台湾で見つけたのですが US$で280ぐらいの価格でちょっとただのUSBキーボードに出すお金としては高すぎるという事で 見送ってしまっていたのである。
ようやく、最近になって13000円ぐらいとなって何とか変えると思ってはいるのだが 既に購入した人に触らせてもらって いろいろと欠点は最初から見えていたのです。
他の色物キーボードとよく似た特徴として マルチタッチができないのです。
マルチタッチって マウスパッドみたいなこと・・・と言われそうなのだが キーボードでは多くの人がふだんから利用しているのです。
何が?というと たとえばアルファベットの1文字目を大文字で入力しようとすると Shiftを押しながらアルファベットとか、「!」を打つとなると Shiftを押しながら1を押すとか 二つのキーを同時に使うことがあるのです。
CtrlとかWINとかALTなどのキーもそういう使い方をすることが多いのです。
三つ同時もあって Ctrl+Alt+Delなんて使えないと困るわけです。
このProjection KeyBoardにおいてもそれが無理だったのは おそらく超音波センサーで位置を図って入力を得ているわけですが 本体の小さなマッチ箱ぐらいのものから出た音波で探っているので
目で見て大きな人の向こうにいる小さな人が見えないのと同様 本体に近いところの指に邪魔されて その向こう側の指の動きが見えないわけです。
思わず、そりゃそうだと納得するわけです。
物理的に難しいだろうと・・・・
 
今回購入したのはElecomのものなのだが APPLE用と銘打たれたものだ。
Bluetoothを接続インターフェースとして持っているので おそらくAndroidやデスクトップPCでも大丈夫だろうと
Amazonのセールで6967円とわずか数時間のセールを捉えて購入したものなわけです。
いつも購入してからAmazonめと思うわけだが 後の祭りである(笑
いわゆるこれであり 価格は少し上がっている

ちょうど、Nexus7あたりがよいサイズで

わざとではないものの 見にくい木のテーブルの上においてもこのコントラストであれば見えないことはないだろう。
アップにしてみると このみ易さがわかるだろう

 
使う際にはまずペアリングなのだが 少し変わっている。
説明書通りとするなら Nexus側のBluetoothマネージャーから 危機の検索を行っている最中に 電源を入れてペアリングを行うという方法らしい。
他でもできるかもしれないが それに従いペアリングした。
前述のマルチタッチの問題はここで確認したらうまく処理されている。
仕組み的には想像だが 指の位置を超音波センサーでとらえるのは よくある紙にペン入力するとデバイスに取り込めるものと同じで 超音波センサーで指の位置を取っているように思われる。
そしてもう一つのセンサーが 指の位置と机の場所の間隙を捉えているようで その間隙が極めてゼロに近づくと入力として認識しているようだ。
おそらくだが、Shiftなどのキーを押していて 指を離さないという状況となるなら もう一つの指を新たなキーを複数押されたと認識しているのであろう。
つまりShiftやAltなどのキーを押したという事も認識できているのだ。
 
実のところ、やはりキーボードとしては押しましたという認識のない入力でちょっと入力感が無いものとなる。
それでも、このサイズのキーは標準的なものとなり指のさばきに困ることはない。
そんなことより人前で使っているだけで 人の注目を集めるというだけでもこのキーボードの意味があるだろう(笑
ちょっと面白いおもちゃとして 一つ手に入れるには よかったのではないかと思う。