Splashtop2がPCでも使いやすく

Splashtopは リモートPCソフトで Splashtop Stremerというアプリケーションをサーバー側となるPCにインストールするだけで クライアントとなるiOSバイスAndroidバイス、PC、MAC OS等からリモートでコントロールすることが出来るようになるソフトです。
この日記でも何度か紹介しているのですが・・・・
 
以前に、Android版の紹介をした際に 「Android版はSplashtop1からSplashtop2にメジャーアップデートしたことにより格段の進歩となったがPC版のアップデートは無いのか?」と聞いたことが有ったのだが、「現在作業中で 間もなく提供できるだろう」と回答を頂いたという事も書いている。
で、そのPC版のリリースが成されたので(といってもしばらく前だが ここに紹介しておこうと思う。
ちなみに、Splashtop1とSplashtop2では認証方式の違う別のアプリケーションとなっているので 両方の共存が可能です。
Splashtop1ではGoogleの認証の仕組みを借りていたわけですが、Splashtop2では独自のメールアドレスとパスワードをキーとした認証に変っています。
もう一つ、ここまでのSplashtop1に関しては 商用利用でない限り無料で利用可能だったのですが(Android版では アプリケーションが有料)Splashtop2からはWAN側の接続には「Anywhere Access Pack」の購入が必要となる(PC版でもそうなのかは確認していない 私は購入しているので普通にアクセスできる)。
1年でUS$9.99なので 月に直せば100円以下と非常にリーズナブルなものとなる。勿論、ひと月単位での購入も可能で 月US$0.99と現在のレートではこれでも100円を割るので 出張前に一月分だっ気購入でもOKであろう。
 
アプリケーションは
http://www.splashtop.com/ja/splashtop2
より無料でダウンロードできる。
勿論、前述のStreamerもである。
今回はPCとMAC版を試したのであるが MAC版にはひとつ落とし穴が有った。
私のMacBook AirはSnow Leopardと呼ばれる前の世代のOSだった。
このSplashtop2のサポートはLion以降なので OSそのものをアップデートする必要があったのだ。
モリーが2Gしかないので心配だったが アップデート後もそんなに遅さを感じる事が無くほっとした。
MACの場合はiTune Storeからのインストールとなる。もちろん無料だ。
 
インストール後 起動するとユーザー名とパスワードを入れるだけで自動的に接続される。
StreamerのインストールされているPCが一覧表表示されるのだ。
PCの名称の並ぶ中、右側のチェックボックスで端末毎の設定が出来る。
MAC版では 解像度(画面モード)を「クライアントコンピューターに最適」に選択すると 接続するサーバー側のコンピューターの解像度で表示されるのだが・・・・
自宅のPCはFull HDの解像度で1920x1080なのだが MacBook Air 13インチは1440x900の解像度である。
じゃあどうなるという所であるが これは縮小表示されることとなる。
実際にがりがり使おうというならこの表示は辛いわけであるが そういった作業で無ければ当然 この状態の方が画面レイアウトが狂わなくて良い。
もう一つ、このモードで使った場合 MACでは画面の際偉大化に対しては別ウインドウで開くという動作が行われる。
いわゆる現在のデスクトップの右側に新しいディスプレイがあってそこでこの画面が全画面で開かれるという動作となる。
そして画面が右側に切り替わるというイメージなのだ。
故に、PCの画面に対して MACのデスクトップはそのままの状態で起動する。
「だからどうなのだ!!」と言われてしまうと辛いのだが この状態でリモートのPCが表示された状態でタッチパッドに指を三本おいて左にスライドさせると MACのデスクトップに切り替わる。
勿論、MACのデスクトップからも指を三本置いて 右にスライドさせるだけでPCの画面に切り替わるという 二つの画面を切り替えながらの作業が可能となる。
子kの状況は実はひっように便利なのである。逆に言うと Windows8などでのマルチタッチのオペレーションには対応していないのではあるが・・・・
 
PCでは、インストール後同じ画面なのだが 最大化した際にはキーボードの操作は全てリモート側の物となるので 画面上のコントロールを開いてとなるが 速度的にはMAC版より速く感じるのはPCの性能の差の問題かもしれない。
ただ、MAC版ではキーボードの操作が無いキーが有ったり異なる機能のキーが混ざっているので ややこしいのだがPC版ではその辺りは統一されていて(当たり前だが)使いやすくはなっている。
ちなみに、「Anywhere Access Pack」は5台のPCの接続を許しているので 5台までであれば一つのアカウントで利用できる。
ちなみにクライアントの台数に関してはこの制限の限りでは無いのは助かる(笑
既に10台以上にクライアントは入れているが制限がかかったことは無い。
勿論、自分一人で使うので同時に二つ上げたりはしないのでそういう意味では制限はあるのだが。
 
WAN接続、3Gでもかろうじて動画再生が見れたり 音声の出力がリモート側からできたり、サーバー側のコンソールをロックしたりと色々な機能が使えている訳でかなり重宝している。
比較的安くで使えるソフトなので 利用を検討してみてはどうかと思う。


written by HatenaSync