E-Mobile 3Gの速度低下について

E-MobileLTEのユーザーに向けて帯域を確保するために 今までのユーザーではなく新しいユーザー確保のための対策として42Mの3G接続を廃止し21M接続に切り替えることとなった。
LTEのユーザーにとってはありがたい話であろうが、従来のユーザーにとっては 42Mで速いと聞いて契約したのに 気がついてみれば実は半分の速度になりますと言われたわけで腹の虫がおさまるはずがない。
で、対応としては既存ユーザーの人には 安価なLTE回線への切り替えや 無償での解約に応じるとなったわけです。
まあ、時代の流れでこういうこともあるといえばそうなのですが 実際にそれだけなのだろうかということもあるわけです。
 
LTEに切り替えるかどうかに関しては微妙な問題があります。
E-Mobile 3Gのばあい非常に緩やかな規制がなされているので 使いすぎるほどに使いすぎてもというレベルで規制のかかることのない回線ですが、E-Mobile LTEは他社横並びで 7G(契約によっては 5G)を上限とした回線となっています。
つまり、LTEに切り替えることによって 回線速度が速くなるだけだと説明はしていますが 実はそれだけではない部分があります。
もう一つ、一部VPNの使えない制限つき回線でもあるわけです。
E-Mobile 3Gは非常に縛りのない回線で おおよそ知っている限りとおらないパケットがないほどになんでも通してくれます。
じゃあ、代替えを用意したから変えましょう と変えた途端会社につながらなくなったなど当然発生すべき問題なのです。
 
やめてくれても結構とかいているのでやめてしまう手もあるわけですが 現在の状況でそれはどうかな?と
以下にしても転出を抑えてユーザーを引き留めることをどのキャリアも要求しているところで そういった話はおかしいでしょう!?というわけなのです。
と、言うのはMVNOも含めて それが発表になる前日まで3Gno回線を販売していたわけですから。
何か作為的なものを感じませんか?
 
E-Mobileは親会社にSoftbankをもっているわけですが 最近つながりやすさNo1なんて言っています。
つながることと パケットが流れること、もっと言えば速度が出ることはイコールではないのです。
その最初のつながりやすさで勝負しているわけですが この繋がりやすい端末はなに?という問題もあるわけです。
多くの電波帯を持っているSoftbankにはその繋がる電波帯すべてをカバーする端末は実はなく 使えない電波単も含まれているわけです。
じゃあ、つながりやすいのは具体的にiPhoneというような話となるわけです。
他の端末はというと 機種におりますとなっているわけです。
その中でも、最近一気に増えたエリアと速度の一つとして使っているのがE-MobileLTE回線。
一応曲がりなりにも全国エリアでつながる回線を持っているE-Mobileですから その回線が追加されれば増えて当たり前なのです。
ああ、Softbankの人は良かったねとなるわけですが、逆にE-MobileのひともSoftbankの回線を利用できるようになって・・・って 保有するユーザー数が違うと思いませんか?
そのうえ、虎の子のプラチナバンドはE-Mobileの人には使わせませんというやりかたです。
 
ここで、E-MobileLTEが増強する方法について ユーザーが減っても構わないという強硬な姿勢をとれるのは グループ全体で考えるということでいうと正しいわけです。
音声契約の少ないE-Mobileはいっそのこと全部LTEに変えるという手段がないわけではありません。
3Gwo減らしていままでのユーザーを切り捨てても Softbankの主力商品iPhoneの売り上げが上がる事のほうが全体で見れば利益は大きいわけです。
そのためなら E−Mobileの昔のユーザーなんて・・・と思っているのなら 昔からのユーザーとしては悲しい限りです。
 
ただ、今回の様に露骨なパターンはともかくとしてじつは水面下ではどんどんこの動きは進んでいます。
LTEでなければ・・・・ という風潮で 3Gと同じ2G帯を使うキャリアは 3Gのアンテナを減らして LTEに切り替えていっているわけです。
LTEのエリアが増えましたは 逆に言うと3Gのアンテナが減りましたでもあるわけです。
今までない所に建てたものもありますから 必ずしも=とはいえないのですが。
今までのユーザーにとっては アンテナが減った分だけパケットの速度は落ちているわけです。
HSDPA+とかDC-HSDPAとかを採用していないDOCOMOでは解らないわけですが、採用したSoftbankではE-Mobileと同じように高速接続エリアのはずなのに いつの間にか速度が落ちていてもあり得る話です(これは周波数帯が違うので影響が少ないけど)
 
昔から端末を長く使い続けてくれているユーザーこそが 本来キャリアにとっては最も利益を与えてくれるお客様なのですが
それよりも将来への投資を優先しているわけですが そのことをユーザーがどう思うかは マスコミの意識操作だけではもれてくるものがあるような気がしますね。
 
ちなみに、私が持っている E-Mobileの回線は GMOMVNOのものなのですが

イーモバイルLTE接続サービスエリア拡大にともなう42M接続サービスエリア下り最大42Mbps対応エリアの21Mbps化について
2013年06月26日

いつもGMOとくとくBBをご利用いただき、まことにありがとうございます。

2013年6月25日、一部地域で提供しておりますLTEサービスの下り最大通信速度75Mbps対応エリアを、2013年8月中旬より順次全国へ拡大することをイーアクセス株式会社が発表いたしました。
これに伴い3Gサービスの下り最大通信速度42Mbps対応端末は、下り最大通信速度21Mbpsへ変更となります。

イーアクセス株式会社のプレスリリースはこちらをご覧ください。


◆下り最大通信速度が21Mbpsとなるサービス

・イー・モバイル42M PocketWiFi接続サービス   (端末:GP02、GP03)
・イー・モバイル42M USBスティック接続サービス (端末:GD01)
・イー・モバイル42M WiFiクレードル接続サービス (端末:GP02、GP03)
・EM42MアドバンスドPocketWiFi接続サービス (端末:GP02、GP03)
・EM42MアドバンスドUSBスティック接続サービス (端末:GD01)
・EM42Mアドバンスド WiFiクレードル接続サービス(端末:GP02、GP03)


対象となるお客様には、今後も引き続きお得にご利用いただけるよう現在ご提案を準備しております。
詳細につきましては、2013年7月下旬頃より順次、お客様にご連絡をさせていただきますので今しばらくお待ちください。

GMOとくとくBBは、イー・アクセス株式会社と共に通信品質の向上およびサービスエリアのさらなる充実を目指し、より快適なモバイルブロードバンド環境の構築に邁進していく所存でございます。

今後ともGMOとくとくBBをよろしくお願い申しあげます。

となっておりますので 何らかの手当てがされると思うのですが
もし、無償解約と言われれば 解約してしまいそうな気がします。
iPhoneのために 基地局でパケット絞られちゃかなわん!!なんて思ってしまうかもしれませんので・・・・
written by HatenaSync