買っちゃいけないかもしれない物

最近の中国の技術はなかなか素晴らしくて コピーがなかなか写真では見分けがつかなくなっているのですが・・・
 
昨日、中国のサイトを見ていて見つけたのが台湾の某有名自転車メーカー(名指ししているようなもの)の自転車の販売をしている会社なのだが・・・
日本のサイトで同じ型のものを見ると 33万という自転車だ。
で、そちらのサイトではUS$938なので 約9.5万円(通貨レート以外にも手数料のようなものがかかるから)で 日本までの送料も含まれています。
おおよそ1/3の価格です。
 
じゃあ、偽物だろうと話になるわけですが
勿論、写真と同じものが来なければ元も子もないのですが 写真と同じものが来たという前提で考えると・・・・
この自転車に使われている変速機などが Shimanoという日本のメーカーの Ultegra Di2というブランドのもの。
世界でも珍しいタイプの変速機で、変速機が電動で動く仕組みになっています。
この電動で動く変速機に関しては そう簡単にコピーが出来ないというか 変速機そのものが世界でも数社のレベルでコピーが存在しにくい部品なのです。
故に、この部品に関してはというところなのです。
この部品は偽物ではないだろうと思われるのです。

では、本物かということになるのですが
先日、中国からホイールを購入したのですがそのホイールはカーボン製でした。
サイトによると好きなステッカー(欧州の有名メーカー)の用意があると言っていたので 簡単に言えば偽物ともいえるでしょう。
この場合も車輪の中心部、軸受けの部分に関してはnovatecという台湾のメーカーの部品のを使っておりここは偽物というか本物というかという感じなのです。
ホイール全体としてみれば 欧州のメーカーでも使うことのあるハブなので 本物の部分もあるわけです。

では、この自転車の場合なのですが
ホイールはこれと同種のものを使いハブは同様にnovatecとして 変速機などの部品は本物とすると後の部品です。
最も大きなというのは価格的にもサイズ的にもなのですが・・・フレームの部分があります。
これがホイールと同様に作ることが出来なくもない部品です。
カーボンを巻き付けて窯で焼いてという事であれば作れるわけです。
それで安くなるならなのですが カーボンは素材の違いで価格が10倍にも100倍にもなるわけです。
それでいて見た目は変わらずなので・・・

だとするとコンポ全部が本物だとするとこの値段は外しても高くないとは思うものの だからと言ってかって得なのかという話とは別なのだ。
念のため台湾の本物かとは聞いてみたが勿論という事だった。

擦れているのか丸ごと信じられない自分が居るわけです。
結局買わないわけなのですが もう少し安くてお金に余裕があればと思ったりもするわけですが
買っちゃいけないと思いつつ、なんか気になるわけです。
流石に間違えて誰かが買わないように 写真やサイトアドレスは掲載しませんので
どうしてもというならメールフォームから連絡ください。

written by HatenaSync