Gusto RCA2.1が組みあがった

近くの自転車屋さん トモダサイクルさんでGusto RCA2.1が組みあがった
これがその雄姿である

 
いつもそうなのだが 自転車を買うのは難しい
最も難しい点は 自分のサイズが店に無いことである。
お店で見るのは標準的なサイズ 自分は少し大きめサイズ。
少しだけなのだが 実物を見るとどう見ても別物・・・・
今回のもそうなのだがわかってもらえるだろうか?
 
とにかくアグレシップナのはボディ
後ろ脚を見てもらうとわかるのだが

外側は黒の多い落ち着いた感じなのだが 実は裏側は逆でちらちら赤いボディーが見えるという凝った塗装だ。
サイズは今回 54cmというもの

フルカーボンボディなので 今回はペダルもそれに合わせたもの

クランクは私サイズの172.5mmにすでに変更済み

これはメーカーで換装で追加費用が掛かってないのが凄い。
椅子は思ったほどにあぐれしっぷでないとは思ったのですが

実はこれもカーボン。
むき出しのカーボンでないのだが 申し訳程度に薄いクッションが布地を被せるようについている。
 
自転車の方は 本当にコンパクトなのだ
ハンドルは低めで跨ってみるとわかるが 前輪の接地感が薄い
椅子も大体私のサイズに合わせてくれたあるのだが この状態だと前傾がキツイ。
既にLauncherの時に楽をし過ぎと前傾にはなっているが それを大きく上回る。
前輪の接地感の無さは おそらくこのポジションで乗れば 前輪に荷重がかかるという意味だろう。
シートも座るためと言うよりは 椅子よりお尻が後ろに行かないように支えているようにも思える。
シートは少し前目に思えて 実際のシートポジションを数値で見ると ほぼ真ん中なので 自転車としての設定がそうなっているようだ。
かなりの割り切りが強くて たとえばトップフレームの一番前の部分


この辺は太さで強度を保っているのは ハンドルからの左右の荷重変化に耐えれるように太さを確保しているものの 実質的には重量のかかる部分ではないので 肉厚が薄いのだ。
具体的には 指で押すと少しへこむ感覚がある。
おみせの人によると ここには荷重がかからないので大丈夫 しかし、こけたら一発で・・・・と言われた。

フロントフォークは完全にまっすぐでクイックなハンドリングが想像できる

勿論裏側は真っ赤なのだ

そして フォークとボディは直進することが前提の 組み合わせに

前から見てもらうと判るが ブレーキの幅が最も太い幅と思わせるほどに すべてをその中に押し込もうとするケーブル周りは この自転車を見てそう組み上げた自転車屋さんの思いも含まれている。

クランクなども目いっぱいカバーされて付いている

ボトルケージもフレームに埋め込まれたような仕組み


ボトルケージにまでブランド名が入った専用品
 
跨ってみると、前傾が強くて そのまま前に出ろと自転車に押し出される感じがする。
その上、前輪の接地感が薄いのでこのまま走り出して大丈夫かと言う恐怖感
まっすぐ走れるのかと 地面を食んで走ってゆけるのかと言う緊張感。
その感覚がこれに乗っていいのかと私に思わせる。
具体的には お尻のほっぺがぴくぴくと痙攣してしまう感覚がある。
怖いそして走りたいと・・・・・
今は怖い感覚が勝っているのは 単に靴が無いので走れないだけかもしれない。
明日に靴を手に入れれば その感覚は吹き飛んでしまうかもしれない。
そして、その状態で下を見ると

薄いのだ 自分の意識を自転車に乗っていると認識できないほどに
そして ブレーキとフレームとの隙間も極端に狭い 私がセッティングを間違えるとボディにあたってしまうほどに

 
明日靴が来ると乗り始める。
乗れるかどうかはわからないのだが 乗って見たい。
動かせるかどうかなのだが
本当に自信が無い もちろん乗ることは間違いなくできるが この子をこの子の好きな走り方をさせてあげられるかに自信が無い。
私の足では 何年かけてもこの子が楽しいと思ってくれる走りにならないかもしれないと 思うと心にずんと来る。
それでも、我が家に来た子。
楽しみでしかない。
 
恐らくうれしいのだが 複雑なほどに 私の期待を裏切ってくれる自転車だった。
サイズの違いがこれ程に自転車のイメージを変えてしまうほどに。
written by HatenaSync