新しい自転車に乗ると 今までの経験が崩れた・・・

今日、ほんのちょっとの距離だがRCAに乗った。
10k弱という所だ
ご飯を食べてすぐだったこともあって 調子は良くない。
だが、明日からの出張の準備もあって 早くに家に帰ってトランクに荷物をつめなければいかないのだ。
ともあれ、新しい自転車は嬉しいので 走り出した
 
家を出たところで順調に加速をする。
軽く35kぐらいで巡航しだすが おなかが破裂しそうになる。
やはり、食べてすぐは駄目なのだ。
テンションを落として30kぐらいで流して かるく10kも走って帰ろうと思う。
もう一つ、加速したくても加速しきれない訳があった。
台風が近づいていることもあって 雨が降っていたのだが 大阪では今はおるだから青くはないが青空が見える天気なのだ。
路面が濡れているが走れないわけではないと外に出てみたのだが 高圧タイヤなので雨にぬれるとスケートの様に鉄の蓋の上などはドリフトするのだ。
どうにも調子が悪い。
 
そこそこに走って交差点で 人がたくさんいて車道からの歩道側への全部をふさがれていた。
ほとんど止まるようなスピードで緩やかに人を縫うように動くことに。
クリート付のペダルなので こけてはいけないと一応片方は外しているのだが その状態でゆっくり。
突然飛び出す歩行者に余裕をもって方向を変えたはずなのだが ハンドルに何かが当たって押し戻された。
その瞬間のバランスは一気に崩れ 足をついてしまった。
もちろん、こけたりしたわけではない。
ただ、足をついただけなのだが 周りには人が傍にいるわけではなく どこにぶつかったと思えば見つけたのは非常に恐ろしいものだった。
RCAは空力性能を上げるために大きなボディながらコンパクトに作られた自転車だ。
前輪を支えるフォークはかなり垂直に近く普通の自転車のように斜め前に湾曲したものではなく 真っ直ぐになっている。

で、私の足は比較的大きめのもので おおよそ標準位置にクリートが付けられている。
で、その状態で一番前にペダルを出した場所で大きくハンドルを切ってみると 靴の先っぽにタイヤの後ろが当たるのだ
これが先ほどハンドルを押し戻した力だったのだ。
つまり、この自転車は大きくハンドルを切ることを想定されていないのかもしれない。
遅い速度で歩道に乗り上げるときなどいつこけてもおかしくないのだ・・・・
ちょっと足のクリートの位置を変えなければいけないかもしれない。
 
まあ、それは遅い時ぐらいしかないので 良かったのだが
走っていてペダルを回し低いギアで回転を上げてゆくと どうしてもひざが引っ掛かるような動きがある。
故に120回転ぐらいで足の回転が行き詰って それ以上無理をするとお尻が一緒に浮いてしまうのだ
体の柔軟性が下がってきているのだと 柔軟が足りないと家に帰ってのストレッチの重要性に帰ってきた。
気が付くと膝の上の筋肉が張り始めていて 痛くなってきている。
先日より何だろうと心配していた痛みだ。
ハンドルの持ち方を変えてみたり サドルのすわり位置を調整したりして気が付いた。
膝の上がる位置 上死点の位置が今までより高い。
これはシューズを変えたことが原因かと思ったのは 椅子の高さは今までのものと合わせたはずだったから・・・・
で気が付いた、クランクだ!!
クランクの長さが170mmから今回172.5mmに変更されている。
他の要因も含めて この分がひざの高さを持ち上げている。
来週に家に買えれば 椅子を少し高めに調整してみる必要がある。
膝の筋肉痛と共に検討課題が残った。
 
そして、怖さを思い知ったのが 帰りに膝がいたので 下り坂を重力に運ばれながら下っていて
ちょうど街路樹の切れ目のところで さすがに台風が近いので強めの風が
驚くことに 巨大な手で前輪をつかまれて引っ張られたかのように前輪が横に持ってゆかれる。
実はこの自転車 空力性能を上げるために非常に高さの高いリムを付けている。
故に、横から見るとタイヤの高さが高く見えるはずだ。
その板のようなタイヤとリムの組み合わせが横風を受けて 一気に飛んだのだ。
勿論、車体そのものも前からの風には切り裂くかのような形をしているが 横から見るとやはり幅広の車体だ。
これも風を受けた。
そして、最初に乗った時に書いているが 前輪の接地感の無さ、自転車をこいで力をかけている間は良いが かけていないときはなんとなく設置していないような軽さを感じるのだが その軽さが証明された形になった。
 
根本的に今まで結構楽なスタイルで走っていたようだ。
少しきつくなるとこの始末だ・・・・
今までの経験が役に立たないことが沢山あると証明された瞬間だ。
さてさて、やはり乗れるようになるまでは かなり長い道のりのようだ・・・・
written by HatenaSync