無駄遣い・・・・

そろそろ暖かくなる兆しが出てくると むくむくとお外に出たいという欲求が
と言っても、閉じ込められているという意味ではなく 外に出て運動の一つもしたいと思うのは 完全に正月太りで頑張って落としたウエイトが3k程増えてしまったからです。
なかなか、騒音の問題など ローラーに乗ってというのも難しくて 運動不足が爆発しているのです。
 
昨年度は ロードバイクを購入して あちこちと走っているうちに体重が落ちたので今年も・・・
と思っているのですが 昨年末ごろには落とした体重に負けたのか 自転車に乗るとガス欠気味で 貧血のような症状になるときもあって実は体力がないなと自分で思っているわけです。
まあ、いい年なので走っている最中に死んでしまっては面白くないので と、いう理由で新しいものを手配しました。
最近よく見る Bluetooth ハートレートモニターというものです。

Bluetoothを使った体調管理パーツは実はたくさん出てきていて 日本はどちらかというと遅れているほうです。
なぜBluetoothとなるわけですが これはBluetoothが比較的省電力な無線の規格だからで それほど速度を要求しないのならと使い勝手も良いのです。
確かに 自転車用であればANT+という規格もあるのですが こちらは一部のAndroid端末に搭載されているだけで それ以外はSmartPhoneに接続するためのアダプターなどを用意する必要があるわけです。
で、特に最近はBluetooth Low Energyという Bluetooth4.0の規格の商品がたくさん出てきていて
CR2032というリチウムのコイン形状の電池一個で 数週間から数か月持つ機器が増えてきているのです。
もちろん、私が購入したものも Bluetooth 4.0規格に対応したものとなります。
 
Bluetoothの規格の機器としては 現在自転車に 速度モニターとケイデンスモニターをつけています。
自転車の車輪の回転とペダルの回転数を測定しSmartPhoneにBluetoothで送ってくれるようになっています。
夏に買って それ以降一度も電池を交換していないので その省エネ性能に関してはよくわかると思います。
これに 脈拍を測定しあまり上がりすぎないようにすれば安全度が増すわけです。
喜んで購入しようとなるわけですが ちょっと高めの機器なので 躊躇したりもしていたわけです。
で、中国の通販サイトで格安品を見つけたので これだと注文したわけです。
 
で、先日届いたのがこれである。

正直、中を開けてみると思った以上の出来にびっくりしたのだ
本体はこれである

裏返してみると コイン電池のホルダーを開けるための溝と 二つのホックがある

このホックは何をするかというと

このベルトにはめ込んで使うのです。
ベルトの裏側には

少し色の違う部分が確認できると思うのですが ここが電極となっていて ここから心臓を動かしている電気を感知して心拍数として伝えるのです。
ベルトは 結構長めで

大体は肋骨の下あたりに巻いて使います。
私のようにおなかが出ているタイプでも使えるのは ベルトそのものの大半がゴムになっていることと 長さを調整できるようになっているからです。
以前に購入した腕時計とセットになったタイプは リング状のベルトだったのでシャツを着るように取り付ける必要があったのですが 
今回のものは止めつけ部があります。

 
最初から電池はセットされていて
そのまま使うことができるようになります。
電極部の接触をよくするために ベルトの裏の電極部を水に含ませてあげるといいと書いてあったので 濡らしたタオルで拭いて軽く水をしみこませたわけです。
ちなみに、本当かどうかは別として汗をかいて濡れても壊れない ウオータープルーフな構造になっていると書いてあります。
推奨のアプリケーションは MySportV1というアプリケーションなので iPhoneにインストールして 胸に巻いてしばらくたつと画面に心拍数が表示されます。
動かなくて「キーッ」となっているのをタイトルから想像された方には 期待を裏切って申し訳ない。
多少体を動かしても 隣の部屋に行って帰ってきてもつながったままなので思った以上によくとおっていると思います。
なお、家でなのでWifiでネットワークに接続されているので干渉も心配されますが そういった懸念はないようです。
これでよかった・・・となるはずだったのです。
 
自転車に乗る時には Runtastic Road Bike Proというアプリケーションを使っています。
これは地図を表示しながら 速度などのセンサーからの情報を表示しiPhoneを高性能なサイクルコンピューターとして使えるようにできています。
電池が画面をつけっぱなしにするので大きく減るのが難点ですが 地図を見たりと便利なので愛用しています。
WEB上にデータを蓄積できるので それを使って それぐらい走ったかをPCで確認できるのも便利なのです。
じゃあこれにハートレートモニターを接続して・・・・という時点で タイトルの問題に帰ってくる。
やっとかと期待していた方いよいよです。
 
Bluetoothは標準規格でどの機器も公平に接続できるようになっているわけです。
こういった機器はシリアルインターフェースを利用して接続されることが多いので そのインターフェースでの接続は一般的な様式を使うものがほとんどです。
つまり、どれでもつながるだろうと思ったわけです。
サイトの説明にも MySportV1というソフトでのみ動きますと書いてあるのですが まあ書いてあるだけだろうとたかをくくっていたのです
で、結果的には まったく存在そのものが確認されないのです・・・・
つまり接続できないわけです。
MySportV1はそれほど高機能なソフトではありません。
平均を表示したりはできるのですがログをとったりしているわけではありません。
もちろん速度センサーやケイデンスセンサーを認識しているわけでもありません。
つまり、結果的にこれは自転車用には使えない。
少なくとも私の使い方では・・・・ということが分かったのです。
 
ちゃんと動いて性能も悪くない。
思った以上に質感もよくて ベルトも長期間使えそうなクオリティです。
他社に比べて圧倒的に安く お買い得感満載です。
でも・・・・私には。
悲しい買い物となりました。


written by HatenaSync