落車

昨晩、いつものようにローラーに乗った。
ただし、いろいろな事があって 時間が厳しかったので いつもの半分の5kを目標に走り出した。
ちゃんと ステップを踏んで 軽いギアから乗り出す。
インナーに入れてでも軽くといわれていたのだが 入れたはいいがバランスをとるのが難しい速度となるので やはりいつもぐらいとなるのは修行が足りないからです。
で、スタートして気が付いたらもう3k!!って感じで軽いまま走り出すとある一定までの時間の経過は早く感じます。
ただ、そのあとは徐々に遅く感じで サイコンであるiPhoneを見る回数が徐々に増えてゆきます。
ともあれ、今日は目標距離数が短いので 体的にはかなり余裕があるので このあたりで少しだけペースを上げます。
我慢しながら少しずつ足の回転を上げて 時間が縮まるのをみて 喜びながら5kを完走。
 
ところがいつもの半分以下でユックリだったこともあって ちょっとだけ消化不良気味。
と、いうか汗のかき方が足りなくて もうちょっとだけ息が切れたところでやめましょうと・・・
ギアを一つ、二つ、三つと重くしてゆきながら回転も上げていった。
心拍数が160を超えて スピードも35kぐらい。
ギアを上げるのはこの辺りまでと ここからは状態を覆い被せるようにイメージしながら 足の回転を上げてゆく。
100、110、120・・・と
速度はメーターで40kの中間ぐらいまで来た時のことです。
 
その日は足ばかり太くなることを困ったと人に相談していて
足に感じないほどの軽さで回すようにしなければ・・・
踏んじゃだめですよ 最後だけでも・・・と言われていたのですが 満足感のために
で、踏んでいる最中に玄関から人の気配 そういえば今日は子供がくるんだ・・・なんて考えたときに事件は起きる
後ろ側のタイヤが左右にふらついて 車体がねじれるように傾いて 気が付いたら前輪が前のローラーを超えて下がるような感覚
「やばい!」って頭の中で 危険なフラグが立ったのです。
ローラー上では 10cmちょっと地面から離れたところに自転車を載せます。
そして、足はクリート付きのペダルに乗せているので ペダルに括り付けられていていざというときによく外れずに立ちごけしたりするわけです。
もちろん、ローラーから前に飛び出せば前には玄関のガラス扉。
自転車だって無事で済むはずはないでしょう。
そこで 自転車から落ちたら・・・・・
 
実はそのあと明確には覚えていません。
ただ、はっきりした時には 左足が自転車にローラー上で乗るときに使う ちょうど文庫本サイズぐらいのステップがローラー台についているのですが その上に載って左側の壁に倒れ掛かりながら踏ん張っていて、両手は手の色が白くなるほどハンドルを抑えている。
それもいつ持ち替えたかわかりませんが いわゆる前ハンを握っている。
自転車の後ろタイヤは右に脱輪し前輪はローラーを超えたところの空中で停止しています。
で、一番後ろのローラーだけが からからと空転していました。
 
我に返って自転車を下してみると 後ろタイヤは触って分かるほどに熱を持っています。
詳しく見ると ローラー上にはタイヤが横に流れてゆく様のわかるゴム跡が・・・・



我に返って 足ががくがくふるえてしまいました。
 
やはりローラー台は危ない・・・・というか
ロードバイクはむき出しの細い車体で40kを超える速度に到達できる乗り物だと。
今日は家の中だったのですが 外でも同じようなことは十分に起きます。
何もなくて 本当に良かったと思う事件でした。
もちろん、しばらく怖くなってこの日はこれでストップ!
日が変わって ほっと胸をなでおろしました。