リビングの照明をLEDランプに変えた その2

東芝ライテック E-CORE[イ−・コア]高演色LEDシーリングライト〜キレイ色−Kireiro−モニターに参加しました。>
蛍光灯の照明器具から LEDのKireiroに変えたわけですが
 
LEDの特徴ってなんでしょう?
例えば 虫が来ないとか、省電力とか、灯具としての寿命が長いとかいろいろあります。
最初の「虫が来ない」なのですが これはLEDの光源としての特徴にあります。
蛍光灯は 両端の電極間に飛ぶ電子が 管内のガスにぶつかった時に出る紫外線を管の内側に塗られた蛍光塗料に当たり可視光線に発色します。
言葉で書くと難しいのですが 紫外線を出してそれを(蛍光)塗料に当てると光るという大まかな仕組みになっています。
塗料が綺麗に塗ってあるわけですが 完全に中の紫外線を止めているわけではない。塗料も必ずしも均一ではないために 色の周波数が整っているわけではない。
じゃあ LEDはと言うと電気を流すと光る素子に電気を流しているわけで 基本的に同じ周波数の光をいきなり出すわけです。
同じ明るさだとしても、虫が寄ってくる紫外線を発したりしないので 虫が寄ってこないのだ。
ここだけでも分かると思うが 無駄に広い周波数の幅の光 たとえば目に見えず虫にしか見えないような紫外線のような無駄な光は出していないし 塗料で変換するなど効率の悪い発光をしていない。
つまり、与えられたエネルギーに対して 効率よく光だ出ている。省エネ性能が高いという事だ。
例えば もともとついている蛍光灯の灯具は 3本のスリムタイプの蛍光灯が付いていて 灯具としては 94Wの消費電力となっている。
しかし、この12畳用と言う大型の灯具においても 53Wと半分近い省エネ性能を持つ。
 
半分か・・・と思っていませんか?
実はそんなことはないのです。
見にくい写真で申し訳ないのですが SmartPhoneのLuxメーターアプリを使ってなので 数値的には正確ではないのですが
蛍光灯の灯具の直下の明るさが

219lxである。
リモコンで 明るさを変えると少し消費電力が下がって

172lxとなる。
これが灯具の明るさと言ってもいいだろう。
これをKireiroで同じ条件で測ってみると

白色で256lxとなり 蛍光灯灯具より明るくて 尚且つ消費電力が半分近い・・・という訳ではないのです。
その1で書いたわけですが この灯具は白色と電球色の二つの種類のLEDを使っていると書いているわけで 白色という事は 白色のLEDと少しの電球色のLEDの光の組み合わせで明りを作っている。
電球色が少しという事はなのである。
実はこのモードで 33%の省電力となっているので 実際の消費電力は53Wx67%なので消費電力は35.5Wとなりおおよそ 1/3の消費電力となるのだ。
ちなみに電球色で 測ってみると

もう一ランク数値上の明るさが増すわけですが こちらはあまり信用しないでください。
所詮、SmartPhoneの明るさセンサーを流用したLuxメーターなので 色温度によってセンサーの反応が異なるので参考値と考えてください。
もし、正しいとなるなら消費電力1/3で明るさ3/2倍と言う凄い省エネになるわけです。
もう一ランク この灯具には上のモードがあって 全部のLEDが全灯になるモード 最大明るさのモードでは 

444lxと 完全に明るさでは2倍以上となるわけです。
このモードでは部屋の中の 埃まで綺麗に見えて精神衛生上悪いので使いませんが・・・・
 
多彩な明るさモードを持っているのですが どうやってコントロールしているかと言うと かなり高機能なリモコンが付属しています。

最初の白色は 右上の緑の白色ボタン。
電球色は左上の電球色のボタン。
そして、全灯は DVDレコーダーの操作キーのような上下左右の真ん中にあるボタンを押すと 一番明るいモードになります。
一番下にある シーンボタンですが こちらはユーザーが明るさや色を登録しておくことのできるボタンです。
先ほどの全光キーの周囲 上下キーで明るさ、左右キーで色をコントロールして自分好みの部屋の色を登録しておいて そのモードを使う事ができるのです。
例えば 電球色で暗めの設定を登録しておいて ワインでも用意して気分に浸りたいなどを。
若いころなら 部屋に彼女を連れてきて、手軽な料理を用意して一緒にテーブルに座って ボタンを押すと部屋の雰囲気が一気に変わってムードが・・・という感じに使えるわけです。
 
最初から登録されている1番には 白色のモードに少し電球色の色を加えった明るめの電球色設定、2番には明るさを18%にまで絞って 一気に省エネになるモードが登録されている。
消費電力を18%まで絞ると 明るさも48Lxとかなり暗くなるわけですが 思った以上に生活できる明るさです。
山小屋で 100Wの電球が天井に一つ着いているだけというイメージの明るさです。
 
省エネの機能ではないのですが リモコンにはもう少し高度な機能を持っている。
リモコン内に 時計が内蔵されていて その時計を使って 電源のON/OFFの設定、OFFタイマーの設定、朝目覚めたときに電気が付いているというような機能がある。
特にお目覚め機能が便利だと思うのは 冬の朝など夜が明ける前などにリビングの・・・だったり、寝室の目覚ましと一緒に部屋の電気が付くなどという使い方もできる。
 
実はどちらかと言うと 私はLEDの灯具に懐疑的であり、消費電力の関係でトイレと階段に電球型のLEDを付けているだけである。
子供が階段から落ちないようにとつけっぱなしにしたかった時期があるからなのだ。
何故嫌だったのか?
以前にも書いているが 光の周波数がそろっているという事は どこかに反射した光が同じ方向に跳ね返りやすく 影がはっきり出るのだ。
特に、本などを読むに当たっては 妙にコントラストが高すぎて疲れやすくなるのは 私が気にし過ぎだからかもしれない。
二週間ほどこの照明を使っていて、そういった感覚を覚えたことはない。
写真を見てもらって判ると思うのですが LED然とした影の強さがあまり見えないと思う。
一つは LEDとの間にあるシェードと言われるかさの部分の 散光効果が高いだろうという事。しかし、それは付きつめれば暗くなることにもなる。十分にこの灯具は明るいのだ。
恐らくではあるが 白色の点灯といえども 二色のLEDの光を混ぜることで それも電球色を混ぜることでずいぶん目に優しくなっているのではないかと。
まあ、思い込みすぎかもしれませんが・・・・・



このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
WillVii株式会社みんぽす運営事務局)