リビングの照明をLEDランプに変えた その3

東芝ライテック E-CORE[イ−・コア]高演色LEDシーリングライト〜キレイ色−Kireiro−モニターに参加しました。>

そういえば、このKireiroを取りつける前には蛍光灯の灯具を付けていたと書いていたのですが Blogで使う商品の写真を撮る際などは よく撮影ブースを使っていた。
小さなものしか撮影できないのですが 二つの利点があります。
一つは影ができないことで これは周囲を白い反射性の良い布で覆う事でブースの中全体が光っているかのようにして 全体が明るくなって 移す被写体が綺麗に見えるわけです。
もう一つは 色合いの問題です。
色合いの評価にはいくつかの基準があるのですが 良く使われるのは色演色性という言葉で 数字で評価する際には平均演色評価数(Ra)という数字を持って評価する。
私の持っている撮影ブースなど安い価格で購入したものなのですが ちゃんとしたものであれば Ra99とかいう演色性能を持つものなどがあるわけです。
 
演色性能??なんて書いても一般的な言葉ではなくて たとえば白いお皿を見たときに それが白に見えるかどうかを評価したものなのです。
蛍光灯の光は 紫外線を蛍光塗料で光に変えているのでどうしても目で見えないほど強い青色である紫外線からの変換なので どうしても青色が強くなります。
実はいまの液晶画面から目を守るなんていうのは蛍光灯の時にも必要だったわけですが・・・言わなかったですよね。
じゃあ最もきれいな色が見える光とはなんだというと 太陽の光なのです。
それに比べて色がどれぐらい正確に再現できるかを評価して〜%の再現性があるかを評価したものです。
Ra99がいかにすごいかが良くわかるわけです。
 
じつはこのKireiroなのですが その演色再現性がRa90というLED光源の照明器具としては非常に高いものです。
私の持っている撮影ブース並みと言っても良い性能なのです。
ではどれぐらいの再現性が・・・・となるわけですが 逸れを簡単に評価しにくいのは 同じ太陽の光でも地平線に落ちる太陽の光で見ても物の色なんかまったくわからないぐらい真っ赤になることもあるわけですから。
蛍光灯も白色、昼白色、昼光色とかいう風に色合いを示す言葉があります。
でも、これでは比較できないので K(ケルビン)という単位で比較します。
例えば蛍光灯の白色は4200Kなので もともと着いていた蛍光灯の灯具ではこの色温度で物を見ていたわけです。
4200Kとかってどこかで見たことありませんか??
少し高いデジカメを持っている人なら見たことがあると思いますが WBと表記される設定項目を。
安いデジカメの場合は自動調整ですべてやっているのですが 少し良いものとなると設定ができようになっています。
例えば雰囲気の良い ヨーロッパ調のレストランに入ったとしましょう。
彼女と真向かいに座って 机の上に揺れるろうそくの明かりで舌鼓・・・
あまりにも料理も美しく 行儀が悪いと思いながらデジカメで写真をぱちりととって 後日その写真を見たら彼女の化粧が落ちていてぞっとしたとかではなく 写真そのものが何だかこれじゃないという気持ちでいっぱいになったことはないでしょうか?
ろうそくの光は電球に近い所謂茶色いというか赤っぽい光なのです。
ところがデジカメはより正しい写真を撮ろうと頑張ってくれて 白いお皿は正しく白く撮影しようとしてくれる。
つまり周りの赤っぽい雰囲気を頑張って頑張って お皿が白になるとすればこんな感じに違いないと補正をかけてくれるのです。
つまり、お昼外から光が入ってき明るい昼間はランチをやっている時間の980円ランチの写真とイメージが変わらない写真が撮れてしまったわけです。
あれあれとなるので、今の色がどんなの?? と ホワイトバランスを調整できるようになっているわけです。
 
じゃあ、このKireiroはどうなんだというと
例えば、蛍光灯が付いていた時に写真を撮ってみるとなのだが・・・

これが色温度を4200kに固定して撮影した写真だ。
ちなみに、色温度だけではなくデジカメ内ではきれいに見えるための色の補正が別に行われている。故に、必ずしもこの表現が正しいかどうかは判らないが同じカメラ同じ構図で撮影しているので被写体の見え方が異なっていると思えると思っての撮影である。
これに対して、Kireiroを付けてからの写真であるが Kideiroの場合色が指定できるので同じ条件で白色を指定すると

となる。
細かいところは写真がBlogにアップされる関係でリサイズされてしまっているのでどこまで伝わるかはわからないのですが お皿が白いという点だけはわかってもらえると思います。
デジカメの設定上、この色温度を設定したときに最も原色に近い色となっているはずです。
このお皿は紛れもなくこの撮影の為だけに買ってきた 白いお皿です。
パプリカもこのためだけに(後程スタッフでおいしくいただきました)購入したものです。
勿論、色合いも見れる範囲で見てほしい。
実は色温度を変えてたくさん撮ってあって そこに解説を付けるつもりだったが今回の趣旨から外れるので次の機会に移したいと思う。
ただ、最もわかりやすい色 赤、黄色、緑、そして白の色で 最も鮮やかなものをスーパーで選んできたというのは恐らく後の写真からは伝わると思う。
つまり、Kireiroの光と言うのはこういう感じなのだという事です。
 
前にも書いてはいるのですが蛍光灯の光の4200Kと言うのは発する光の最も多い部分が4200K周辺になるように調整されているという事で その光の周囲のかなり広い範囲の色の光が発せられています。
故に、制定した色温度通りかと言うとどうしてもずれがちなのです。
LEDの場合はかなりその色温度に集中しているのですが それ故に色によっては得意不得意が出るわけですが KireiroはRa90ですからひじょうにナチュラルな色合いとなるわけです。
 
日本の料理は 目で楽しむとも言われる通り見た目を重視します。
家で料理をした時に雰囲気を出すために 電球色の・・・はあながち間違いではないのです。
その色にするだけで 料理がおいしく見えるわけです。
ただ、それにも欠点があります。
サラダのような、つまり今のパプリカのような色の野菜が生で出てきたとき 必ずしも綺麗に見えていないのです。
もし、料理の腕を上げたいと思っているなら 明かりを変えるとちょっと上がるかもしれないという明かりだったわけです。
 
勿論、私のような日曜Blogerにとっても 撮影ブースを使わなくても綺麗に見える明かりは嬉しいのですが いかがでしょう?


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