音声通話って高すぎるよね!

昨日、楽天電話のことを書いていて思ったんだけど
単純に携帯電話の音声通話って高すぎるよね!!

例えば、固定電話にかけようと思うと 私は時折Skypeを使う。
これには理由があって、Office365 SoloというマイクロソフトOffice Suiteの年間契約パッケージを購入するときに付帯するサービスで 国内固定電話に関しては1時間以内/月の利用料が含まれている。
Skypeには国内固定通話使い放題パッケージというのがあるが そのサブセットともいえるサービスが付帯する。
年間1.1万円ほどのサービスのおまけに付いてくるぐらいだが 十分なサービスです。

昨日も書いているが、音声通話に関しては 20円/30秒ということは 1分当たり40円の通話料を払うことになる。
結構な金額で3分もしゃべれば缶コーヒーが買えるのだ。
しかし、おそらく携帯電話のキャリアに言うと 移動体通信は実はすべて高くアンテナの増設 維持管理にはお金がかかるからしょうがないのだと。
そして、その後にきっと 月額3000円弱の通話し放題のパッケージを強力に進められるに違いないのだ。
まあ、それならと引っ込んでしまいそうになるのだがよく考えてほしい。

まず、現在の音声通話の値段というのは実はここ10年ほど変わっていない。
少し前までは無料通話付きの基本料金が当たり前だったので それと比べれば2倍以上高くなっているのだ。
ソフトバンク流に言わせれば プラチナバンド対応で基地局がたくさん建ってつながりやすくなりましたので・・・・なんて言われるかもしれません。
しかし、ここ数年の基地局の整備や追加は必ずしも 通話品質を良くするためのものではありません。
どころか実は通話品質を圧迫するものですらあるわけです。

と、いうのは パケット通信のことを考えてください。
10年でキロからメガの速度に変わったのです。
現在は300Mぐらいの速度を出すLTEでの通信が主流となっています。
音声通話によく使われた PDCから3Gに進み 一部Volteとはなっていますが 3Gでの音声通話が殆どです。
つまり、音声の品質はPDCのころ20年も前からあまり変わってないのです。
前述通り パケット通信に関しては300kから300Mまでというだけでもケタが違う速度向上に合わせて 3Gから 3.5Gと呼ばれるHSDPA、HSUPAと施設を変更して
そのあと、4Gである LTEに変更されて それもCategoly変更でまた変わったわけです。
複合になったのでアンテナ施設も変更したわけで
確かに携帯電話キャリアのいう通り、たくさんの施設 設備投資が必要だったわけですがそれらはパケット通信の為のものです。
音声通信の為の施設は殆ど更新されないにも関わらず パケット単価も大幅に下がったにもかかわらず 音声通話は2倍以上に・・・・

利用が減ってるとかいろいろあるとは思いますが 取りやすいところから取るってちょっと感心できないですよね・・・・