クラウド誘導

PCの電源を切らないということがどうかという話なのだが、切らないでいたはずがというのが最近の話。

Windows10になってから、Updateで強制されてしまう。

自宅のPCは録画も賄っているので、再起動されてしまうと録画されなくなる。

毎日見てるといいのだが 最近見ない日もあって 気が付かずに録画を落とすことも。

ありがたいことに、再配信が増えてきているのでめぼしいニュースの録画でもない限り困ることがないのが実情だ。

 

では、仕事となるとそうもいかずというのが実際のところで

途中までした仕事を置いて帰ると 翌日アップデートがされていて再起動がかかった後ってことも。

もちろん、~曜日の夜とかスケジューリングするのだが 覚えてないのは必ずしも年のせいではないだろう。

もちろん、再起動したからと言って消えるわけではなく 不慮の再起動に合わせた仕組みがあり保管されているので 復旧作業をすればそれで元通りになるのですが 一旦別名保存されるので 元の名前に上書きする必要がある。

複数個開けていると、保存の名前を間違えて指定して 悲しい結末にしたことも。

というか手間だけでも嫌なわけです。

 

最近なのですが、ExcelやWordのOffice365のユーザーに関しては 共同作業という仕組みがある。

複数の人で同じファイルを操作することができる機能だ。

面白いというかなんというか、見ているワークシートが目の前で他の人に帰られてゆくという変な感覚で見ることができる。

これらを支えるのは ファイルのクラウド保存で、マイクロソフトのOfficeアプリの場合OneDriveというOffice365契約があると1Gの容量が与えられるクラウドストレージに置くことによって可能になっている。

でも、クラウドにファイルを置くと起動が遅くて 接続が切れたときに消失する恐れが・・・・なんていうことも最近ではなくて HDD(SSD)上にコピーが置いてあって変更点だけのやり取りを行っているのと 開栓に余裕があるときに更新されるのでまるでローカルにあるかのようにやり取りができる。

また、昔と違って保存したものは一つではなく 途中途中の履歴が残されていて三日前に戻したりすることもできたりする。

 

Windows Updateによる再起動の話だが、その際にも困らない。

途中経過として保存されているために 自分しか使っていないファイルでも Windowsを起動してそのファイルを開くと ローカルのものが最新であればそれをそうでなければクラウド側のものを自動的に選択する。

WEB上で展開されるOfficeと同様 終了するという明確な概念がないので最新のものを開こうとするだけなのだが それが再起動直前のものとなるわけです。

もちろん、コンプライアンスの問題もあって何でもかんでもクラウドに無作為に置くわけにはいきませんが 日常のファイルを最近ではクラウドに置くことが増えた。

Updateが怖くなくなるからだ。

 

で、なのだが もしかして私は誘導されているのではないだろうか?とちょっと不安になる。

やろうと思えば ローカル版のOfficeでも同じことができるはずなのだがそうはしない。

もちろん、終了時の状況など分からないことが多いからというような言い分はあるだろう。

だが、ここまでクラウドが便利だと疑ってしまいたくなるわけだ。

ちょっと前に流行った、ファイル名を書き換えて暗号化しアクセスできなくして身代金をとるウイルスなんてのが流行しましたが クラウドに関してはこの問題も過去に戻せるので発生しないわけです。

安全で便利となれば それを使わない手はないのですが すべてが仕組まれているとすれば・・・・

 

いろいろ考えながら 毎日多くのリソースがクラウドに移されていく今日この頃でした。