台湾の墾丁に行ってきた。 一日目

 
「墾丁」といってもあまり知る人はないだろうが 台湾の中でも珍しいビーチリゾートだ。
台湾の最南端に位置して 今のような大寒波が日本に来ていても 基本的には20度オーバーの気候なので 日によっては泳ぐこともできるという場所らしい。
台湾そのものが 沖縄の南の方で、沖縄の島からは本土よりも台湾が近いというような感じなので その南側となるとあったかいことは想像してもらえるだろう。
もちろん、夏がシーズンで屋外のプールには入れない今はオフシーズンといえるので比較的安価だったというのも旅行の理由だ。
 
「墾丁」までは、大阪からは「高雄国際空港」までの飛行機があるので そこまで飛行機で行きます。
そこから直行のバスが出ているので、バスに乗ればほぼ間違いなく到着するというわかりやすい仕組みとなっている。
バスのチケットは高雄空港に降り立ち荷物を受け取って 到着ロビーに出た右前にバスのカウンターがある。
日本語こそは通じないが 頑張って教えて呉れようとする点には好感が持てる。
まず、料金だが 往復NT$600(おおよそ2千円ちょっと 往復で買うとお得)で到着すること。
ホテルの名前を聞いて(実際は紙を見せればいい)それに最も近いバス停の書かれた紙をくれる(これは後程、バスに乗るときに運転手に見せればそこで教えてくれる)
到着場所からは道路を渡った反対側のバス停から帰りのバスが乗れること。
バス停には10分前に行って待ってるようにとか教えてくれる。
帰りは、高尾や違う街に行くのか 空港に帰ってくるのか聞かれて 答えると時刻表のバスのところに〇をつけて この番号のバスに乗るのだと。
バス停は 空港の左側の道路すぐにあって そこで乗れることなどを 丁寧に身振り手振りで教えてくれるのだ。
行き帰りに関しては不安はないものの、やはり 片道140分の時間が長いのだ・・・・
 
当直後、ちょうどバスが出たばっかりなので空港で約1時間の昼食を取り 15時15分のバスに乗って墾丁に向かった。
到着は18時半ごろだ。
オフシーズンなので バスは貸し切り状態。
二人のお客の為に60人乗りのバスが走っていったのだ。
本当の台湾の田舎のほうを南に南に走っていったのだ。
 
到着はちょうど日が暮れたころ。
ホテルはArmada Hotelというホテルで 4つ星クラスながらこの時期のおかげか非常に安く泊まれた。
HPは日本語もサポートしていたこと。
予約ののち 日本語でいろいろメールして聞いてみたら ちゃんんと怪しいが日本語で帰ってくる優しいホテルだ。
メールで連絡しとけば バス停について電話1本で迎えに来てくれた。
おおよそ、5分程度だった。
ホテルに着くと ちゃんと荷物を持ってくれて、フロントに向かおうと思うと席に案内されてウエルカムドリンクを持ってくるところから始まる トラディショナルスタイルだった。
ホテルの入り口は少し妖艶な 大きなドアが自動で開いて中に入ると小さいながらも噴水がある アラブのテーマパークともいえる作りだ。
案内されたベンチもアラビアンナイトに出てきそうなセットの個室のように柱の立ったブースがあるソファーだ。
吊り下げられた薄暗い感じのランプや、アラベスク模様の大理石の床なども雰囲気を盛り上げている。
なによりも、従業員の女性は(女性限定)ディズニーアニメのアラジンに登場しそうな格好をした女性たちばかりなのだ。
一応補足するが へそ出しの格好ではない。
季節によってはそうだったかもしれないが それをするには少し寒い気候だったからだったかもしれないが・・・・
非常にフレンドリーで、日本語はあまり上手ではないが何とか日本語で処理をしようと頭をひねってくれている。
 
部屋は新しくはない。
10畳ぐらいの部屋に キングサイズのベッドとカウンターという台北では考えられないが田舎に行けばよくあるパターン。
ここもアラブ風の妖艶な感じが漂っている。
その先には木製のドアで仕切られた 4畳ぐらいの個室があって そこにはシャワーブースとトイレがある。
シャワーブースにドアがあるが トイレにはドアがないという日本では考えられない作り。
洗面台が二つあって、ドレッサーはその対角面に独立してある。
そして、ベランダだが 自分が一寸法師になった時のお椀サイズのふろおけがおいてある。
屋外で お湯をためて入るお風呂は ちょっと最高!!
夜になると ちょうど頭の上にはオリオン座(と思う)があって 降ってきそうな星のお風呂でした。
道路沿いなのと 下のレストランのカラオケがちょっと気になりますが・・・・
 
いろいろ細かいものを食べながらの移動だったので その日はお腹があまり好いていなくて軽くコンビニで買ったビールを飲みながらお風呂に入ると 明日が楽しみになってそのまま寝てしまいました。