SmartPhoneのバッテリーがもっと長く使えてほしい

SmartPhoneの新機種が出た時などのアンケートに必ず出てくる意見なのですが バッテリーの問題。
実際には3倍近いバッテリーを搭載し 三倍の稼働時間を誇るものもあるが単純にバッテリーを3倍にしたので バッテリーの重量も三倍になり重さが3~4割増しの上に厚みもとなると一般的ではないわけです。
長いこと使っていると腕がつかれるとなるわけです。
 
そして、SmartPhoneのアップデートのアンケートでも書かれているのが「使わない機能をつけすぎでバッテリーが持たなくなっている」などというのは メーカーの人にとっては耳の痛い話で、販売の実績を上げるためには1つでも2つでも機能を他社の機種よりつけたいわけで それを言われるとつらいのです。
なぜなら、機能をつけても使わない限りバッテリーは減らないのです。
そんなことよりも常駐して常時通信をするようなアプリを止めてくれよとユーザーには言いたいところでしょう。
多くの場合は 新しい機能はバッテリーの消費には関係なく 逆にいろいろなアプリの新機能がせっかく効率化してバッテリーの持ちがよくなった端末のバッテリーを消費していくのです。
勿論、機能ゆえのバッテリーの消費もあるかもしれないので Googleなどは自社ブランドの端末を用意しているわけです。
ユーザーの意見が聞き入れられないとみんなは感じているでしょうが本当にバッテリーの持ち時間を長くしたいと切実に思っているのは果たしてユーザーだけでしょうか?
 
「OK Google」と呼ぶとAIスピーカーや起動中のSmartPhoneが反応してくれます。
それはずっと音声を受け続けているわけで 受けた音声を処理し続けているのです。
音声入力を見るとわかるのですが 入力したことはを漢字に変換した文字列が検索ウインドウに出ているのを見ることができると思います。つまりある程度意味を理解しているわけです。
そして、理解しているという事はそのデータを集めて集計することも可能なのです。
以前にあったのですが、AIスピーカーが 個人宅の情報を送信していたというあれです。
信用のもとに置いていたAIスピーカーが盗聴器になっているとすると 誰も置かないわけです。
ですが、限定的な情報の収集であれば問題はないのです。
例えばWakeupキーワード後にしゃべった言葉や検索結果などは当然情報として収集しているわけです。
会話そのものでなければ 単語単位に分類して 名詞で尚且つ登場回数の多い言葉を上位50こGoogleに送るという事に関しては プライバシーを侵害するとは思われることはないでしょう。
 
SmartPhoneも画面が起動している間は音声入力を受け付ける設定があります。
実際にしゃべりかけると 検索など作業をしてくれます。
勿論、画面が消えているスリープの間は聞いていないのはバッテリーの問題が大きな点。
もし、バッテリーに問題が無ければ 常時音声の分析を続けることもできるわけです。
体につけていることが多いとして 一日中です。
その時に得たデータは 無駄なものと思われるほどの莫大なデータを分析し 人の行動線を理解してゆくとすれば データの収集の機会がぐっと増えるわけです。
実はバッテリーの持続時間を最も伸ばしてほしいのは GoogleAmazonなのかもしれません。
 
AIスピーカーの話で Wakeupキーワードと呼ばれる「OK Google」なのですが これがなくなればいいのにという意見が意外にも多く聞かれています。
これが無いという事は しゃべっていることすべてを聞き理解して必要なアクションを起こすべきキーワードに向かって答えを返すという作業が必要です。
「おい」と呼ばれても誰を呼んでいるかわからない 視力を持たないAIスピーカーには難しい話でしょう。
だとすると、ずーっと話を聞いてデータを集めることは少なからず継続的に行われる仕様となるわけです。
 
無制限にすべてのデータを抜き取った場合 明らかに盗聴なのですが、音声を聞きそのデータ分析を正確にするためにどうとか高とかでデータを送信するような約款が書かれているので 集めたキーワードを定期的に集めることに問題はあまりないのです。
確かにデータがたまればよく使うキーワードの認識率を高く保つことができるようになりますので。
作る方は余計な機能ばかりつけて・・・・というのはある意味当たっているかもしれませんがある意味的外れでもあるわけです。
バッテリーの稼働時間を長くすることを望んでいるのはユーザーだけでないとしたら