全くデバイスとか関係ない話なのですが

お昼ご飯を食べていて、置いてあったゴマ塩の中を見ていて疑問になって調べてみたりしたのですが ゴマ塩一つとっても 結構な手間暇がかかっているんだと感心したわけなのですが。

 

ゴマ塩ぐらいで何をと言われそうなわけですが 売り場でもよく見てもらうと分かるのですが ゴマ塩でも食卓塩のような塩が入っているものと、一粒がゴマよりも大きいサイズの顆粒状の塩が入っているものがあるのに気が付くと思います。

今回のタイプは その顆粒状の塩のタイプでした。

顆粒状の塩の効果は、まあこれは怪しいのですが塩分量を抑える効果です。

これは つぶすと小さくなる中に空気の入った塊なので同じ容積だったら塩の量が少ないので視覚的に沢山かけても 実際の塩分量が抑えられるという物です。

この粒は、例えるなら インスタントコーヒーの粉の様に見た目よりずっと軽く出来ているのはそういうわけです。

ちなみに、インスタントコーヒーの方は 少しでも表面積を広げてお湯に溶けやすくなる効果を狙ったものですが ゴマ塩の場合はその効果はあまり必要ないかとは思われます。

ともあれ、味覚に合わせてかけたとすると 当然ですが塩味が足りないと追加でかけてしまうので結果的には一緒となりそうな気がしたわけです。

勿論、舌の上に乗った時溶けやすいので より感じやすくて抑えられるのかもしれません。

 

で、もう一つの効果なのですが これで驚いたわけです。

子供の頃のゴマ塩は 樹脂の円筒状の筒に入っていたのを覚えているのですが 最初の間はゴマの成分が多く、最後の方は塩ばかりでゴマが無くなっていました。

なんでだと疑問に思っていたのですが、中学生の頃にはその理由に行きつきました。

一粒当たりの密度の高い塩はより重くしたに溜まって、より軽いゴマが上に行きます。

混ぜようと思って降れば振るほど分離するという事になってしまっていたわけです。

粒の大きさが違うので 塩は隙間を通じてどんどん下にと・・・・

と言うわけで、前述通り 最初はゴマだけで最後は塩だったのです。

ところが粒状の塩は 粒の大きさはゴマより塩の方が大きく 恐らくゴマと塩の密度当たりの重量差を 顆粒状にすることで同じぐらいにしたのです。

故に、振って混ぜてもゴマだけだったり塩だけだったりしないのです。

ただ、あまり振りすぎるとゴマはそのままですが 塩は細かくなっていって 分離するのですが・・・

たかがごま塩のと言われそうですが、作っている人は大まじめに改善策を考え実行してきたわけです。

なので、最近のゴマ塩の塩は顆粒状なんだと。

 

そう思って売り場を見ていると、ゴマ塩ながら塩が見えないものも。

最初から塩分の非常に強い溶液にゴマを付けて その状態で一気に乾燥させた 既にゴマ塩と言っていいのかわからない状態のゴマ塩が。

ゴマそのものが塩辛いというふりかけなのです。

これもおそらくですが、強濃度の溶液の中で乾燥させて ゴマ同士がくっつかない様にするのには恐らく 難しい技術が必要だったのではないかと。

と思えば スーパーのこの売り場だけでご飯が1杯食べれそうなぐらい 気持ち的には満足しました。