私たちの時代には「土禁車」なんてのがあって 車に乗るときに靴をわざわざ脱いで乗り込む習慣のある人がいました。
よく、高速道路のサービスエリアの駐車場に行儀よく並んでおかれている靴を見ると ここから自殺・・・ではなく ここで揃えて脱いで忘れていった土禁車の人がいたんだろうなと笑ったものです。
昔ながらの畳はかっこ悪いと言いながらも 車の中で靴を脱ぐんだからお行儀が良いのか悪いのか。
最近では新型コロナの事もあり アウトドアブームだったりして 車を改造して簡易キャンピングカーにしてのる人たちもいます。そういうのをYoutubeで中継している人たちも。
まるで自分の家の様にしていますが いくつか家ではないなと思うのが、水回りと電気設備です。
車なので基本的に水回りは無くて ドライブインなどに負担をかけて話題になったりもしていますが あまりいい評判はききません。
で、電気なのですが 昔は発電機を積んでいて 寝るときには少し離れた場所において発電機から電気を供給していたのですが 最近ではモバイルバッテリーの大きいもので普通に夜の間ぐらいの電気は供給できているようです。
いつもSmartPhoneを2台持って車で通勤しているのですが
基本的にバッテリー枯渇恐怖症を強度に患っているので いつも満タンにしたい派で バッテリーにはよくないとわかりながら充電しっぱなしで使っています。
最近のSmartPhoneはそこそこに強力な充電機能を持っているので Type-Cの充電器をシガーライター(ってもう死語ですよね 最近は電源供給コネクターと言うらしいです)からとるのですが 2台繋ぎたいので二口モデルを。
私の持っている2台はUSB-PDで75Wと45Wで充電されます。
両方合計すると129Wなので USBチャージャーも120Wの物をと考えてちょっと手が止まった。
そういえば車からの電源ってどれぐらいならとってもいいんだろう?
先に結論から言うと、100W程度と言いうのが一応の目安らしいです。
それ以上も出るわけで、ヒューズは15Aぐらいのものが付いているので180Wぐらいまで耐えれるはずですが 他のカーナビなんかも共有してたりするので ヒューズの切れないところと言う意味もあるのでしょうが 発電機の能力的にバッテリーに充電するべき電力を全部消費してしまうと充電されなくなってしまう事からもそのあたりが落としどころという事なのでしょう。
故に100Wぐらいのものしか売っていないわけです。
ですが、車の発電機と均衡するのが100Wで ヘッドランプやワイパー、エアコンなども併用すると発電機の能力が負け始めます。
なのでこの状態で長距離を走るとなのですが 長距離走るころには満充電になって消費電力が大幅に下がるので その時にはとなるわけです。
ただ、短い距離だけを何度もそれも1ケ月に1~2度しか乗らない人ならどうでしょう?
消費が上回るといいう事もあるというわけです。
気が付いたらセルが回りませんと。
勿論、そこまでいかないとしても そもそもそういった電力を常時使うようにはできていない。
消費電力が多いと電源が安定しにくくなり、それでなくても12V~14.5Vぐらいまで常時変動している電圧が急激に上がったり下がったりと起きやすくなるわけです。
何かの拍子に 他に繋がっている機器 ぷすんと煙をなんてことも。
家のたこ足配線じゃないですけど繋ぎすぎ危険ってことですね。