Surface Duoを使ってみた3

さて、私がDuoで ぜひ使ってほしいと思う機能について紹介していこう。

モバイルデバイスでないとだめかという話なのだが それは置いといてもらおう。

その機能なのだが、PCの「スマートフォン連携」の機能だ。

「な~~んだ」という声が聞こえてきそうに思うが それでもめげずに進めたいと思う。

 

Windows11において 拡張されたSmartPhone連携機能だがWindows10においても歩調を合わせてアップグレードが続いている。そしてその機能は多くの場合ファイルのやり取り(画像のコピーが主)や通知だ。

使っていて思うがSmartPhoneの通知機能はPCのそれよりも使いやすく感じている。

画面が小さい分 ポップアップが認識されやすいなどという物理的な問題もあるが アプリケーション側が そもそも通知を意識したつくりになっていることが大きいと思う。

その利点を PCに持ち込める機能でPC側にSmartPhoneの通知を告知する機能だ。

これらに関してはAndroidを搭載したSmartPhoneならどれでも基本的に使える機能だ。

だが、Surface DuoはMicrosoft社製のSmartPhoneなのでその連携機能に差が設けられていたのだ。

 

まず「スマートフォン連携」のアプリをPCで起動しチュートリアルの通りDuoと接続する。この辺りはまるで通常と同じです。

異なるのは フォト、通話、メッセージ以外にアプリの項目が用意されている。

そしてアプリのタブで表示されるのが Duoにインストールされているアプリだ。

どれでもいいのでダブルタップで起動すると Duo側に連携機能を有効にしていいかの表示がされて 次回再起動までで連携するか、拒否するかの選択ができる。当然、連携させると PC画面内に 二つのアプリケーションウインドウが立ち上がり Duoの右画面と左画面が表示されアプリケーションがその中で起動する。

PCにAndroidエミュレーターを入れたときのように PC内にAndroidアプリが動く窓が出来上がるのだ。当然だが 

マウスでの操作もキーボード(後述)も使える

Duoの起動モードにもよるが Duoなので PC上に2台のAndroidエミュレーターが起動したかのような状態になる。

大したことがないといえばそうなのだが PCでは無いアプリなども少なからず存在するのでそういう意味でも便利だ。例えばLineのように

勿論、左側のタブの通知からアプリケーションを起動して内容を読み取ることができる。

PCの中にSmartPhoneが入ったかのような状態になる。

 

逆にだが、PCもDuoのキーボードやマウスを提供する媒体になりえる。

前述した キーボードの件の説明となるのだが こういった機能の問題点は 日本語キーを使っているPCでSmartPhoneに繋ぎに行くとキーボードレイアウトが狂ってしまうのだ。

何故だろうという点だが、Android側のIMEにキーボードレイアウトを持つのではなく システム側にキーボードレイアウトを持つためにどんなキーが繋がっているかの判断が付かないのプリ側にです。この辺り、システム的な変更も含めてだが PC側でDuoを最初に繋いだ時にPC側のキーボードレイアウトを特定するポップアップがDuoに出る。そして選択するキーボードには日本語106きーも存在するので PCのキートップのキーが入力できるようになる。

PCをただのキーボードとして使う使い方もできて これがなかなかに便利機能なのだ。

どうしても億劫になる Smartphoneのアプリの返信などが 即座に通知も含めて返信できるようになるのだが実はちょっとすごい機能なのではないかなどと思う。

個人的には この機能をよく使っている。

他にも、「スマートフォン連携」アプリにファイルをドロップしてDuoに転送したりとちょっとした事だが 連携して速く使うとなるとこの機能は非常に有用なのだ。

 

実はSmartPhone公開用のファイルの検証(と言うほどのものではないが)にも便利で SmartPhoneでのレイアウトというのもPC上で確認しながら作業ができるのは 恐らくそういった業務についている人にとっては欲しかった機能だとは思う。

 

Microsoftの端末だとは言えAndroidAndroidGoogleのものという理解かもしれませんが それだけではなこういった機能もGalaxyやDuoには追加される機能として普通ではない機能が付加されてるのです。

あまり目立たない機能なのですが 便利機能なのでこういうのも端末選択の追加項目として選んでみると面白いかと思います。