Viliv S5でのWindows7

Willcom D4と比べた場合使いやすさでは実はWillcom D4の方が使いやすいと感じさせられる事もあります。
もっとも大きな違いはタッチパネルの扱いです。
 
Viliv S5のタッチパネルは実はマウスなのです。
インストールを経験した人なら分かると思うのですが、PS2のマウスのドライバーをタッチパネルの物に入れ替えるという手順で行います。
故にOSから見た場合、このタッチパネルはマウスという認識を受ける訳です。
この先は想像なのですが、故にタッチパネルがおかしくなる時は スティックポイントで動かすマウスコントロールもおかしくなってしまいます。
これは持っていない人にはわからないと思いますので説明をしておきますと なぜかタッチパネルのキャリブレーションに良く失敗することから(多くの場合 キャリブレーションが再起動後にしか有効にならないのを知らずに何度もキャリブレーションして オフセットで範囲外を指定したことによって起きる)画面を回転させた時などに 回転方向とタッチパネルの指定場所がおかしくなる様な症状です。
右上をタッチすると左上が反応します。
この際にスティックポイントを操作すると、右に倒すと左、左に倒すと右と言う風になってしまいます。
何故、タッチパネルドライバーの問題かというと この状態でBluetoothやUSBのマウスを繋ぐと正常に動作することから このドライバーを経由したものだけ動きがおかしくなっているのではと考えられる訳です。
 
では、Willcom D4の場合はどうかというとタッチパネルデバイスとして認識しています。
故に、例えば画面を長押しした時のアクションなどがタッチパネルの物で 画面に長押しでプロパティモード(マウスの右ボタンを押したときと同様)に変わったこと等が分かるようになっています。
それ以外にもテキスト欄を選択したとき等もソフトキーボードを立ち上げるかどうかのアイコンが出たりします。
これは私の環境だけなのかもしれませんが・・・・
ソフトキーボードデバイスや、タッチパネルの補正の問題、複数の入力デバイスを本体内で切り替えて使える構造、コスト等様々な条件を経て現在の形に決まったのでしょうが サイズや使い勝手からはタブレットとして認識される方が使いやすかったような気がします。(たとえ認められていない方法であったとしても)ドライバーレベルで対応してくれるといいのですが・・・・
 
Vista以降、タブレットPC Editionという言葉そのものが存在せず(って、XP以外ではなかったのですが)その機能は内部に組み込まれています。
Vilivでもコントロールパネルからソフトキーボードの利用を明示的に指定すると 起動後であれば常駐し使えるようになります。
こちらはサービスレベルで常駐しているので、アプリケーションによってはViliv付属のソフトキーのように隠されて見えなかったりという事もありません。もちろん、入力にはタッチペンが必要ですがこれを使うこともできます(サイズの拡大もできますが、半透過ではないので画面のほとんどが無くなります)。
使える機能なのですが 普段使いにはちょっとという感じです。
ただ、ログイン時には自動的に表示させることができない等の問題もあります。
私は Windows7を自動ログインに変更して使っています。
石化付くいている機能だから使ってみたいと思っているのですが・・・どうでしょうね?
Origamiキーボードもせっかく作ったんなら普通に使わせてくれたらいいのにと思うわけなのですが・・・・