新幹線は仕事場?

新幹線で走っていて PCを開いて仕事をするサラリーマンらしき方々がいる。
それを横目に見ながら MBA等を開いてみると 
あっ、モデムを忘れた・・・なんて状況でした。
WiMaxのモデムは 驚くべきことにボタンを押してもランプも光らない程に枯れていた・・・・
絶望感に苛まれるかというと実はそうでも無くて SmartPhoneを三台持っていて すべてにテザリング利用可能なタイプなのでデータ通信が可能なわけです。
一つ誤算だったのは MAC BookではUSBケーブルで接続してのデータ通信端末としての認識が出来なかった事です。
 
一台は国際版のGalaxy Note
もう一つは LTE回線も使えるGalaxy S2 LTE
そして Evo3Dです。
いや、何か忘れていませんか??と言われそうなのは新幹線だったら社内Wifiが・・・
実は繋いでは見たのですが 関心出来る速度では無い。
当たり前なのは周りだけでこれだけの人がPCwo開いていて うち何割かが繋いでいる。
それが16両とかあるわけですが 総勢で何人??
そして、それだけの人数が繋いでいるにも拘らず 携帯電話と同様の回線をソースとして使っていたりするので遅くて当たり前という事ではないかと思っているのです。
ついでに言うなら、笑えない程のWifiアクセスポイントの数。
これは飛行機の中とは大違いなところですね(笑 飛行機の中では電波を発する機器は使えないですから・・・
 
電波で見ると、私のMACで探すと大体電波が弱すぎて使え無さそうな物も含めると20件ぐらいのアクセスポイントが見えます。
ここで、Wifiを立てると・・・と思うとちょっと萎えてしまうわけです。
僅か10本ほどのチャンネルを 近接すると速度が落ちる電波で20本のアクセスが・・・って速度ね〜〜
まあ、携帯電話のアクセスなんて想像できないぐらいの件数がアクセスしているのですが まあそれは置いて置いてですね
となるとUSBで繋ぎたいものなのですが前述通りUSBモデムとしてMACでは認識できない(あとでそういうソフトもあるって知りました)
となると、やはりWifiで・・・
すると気が付いたのがBluetooth PANです。
念のためにBluetoothの検索をしてみると3本の電波が飛んでます。
誰だよ!!なんてよく見ると 全部自分でした(笑
まあ、、これぐらいなら良いだろうと Bluetooth PANで繋ぎました。
 
移動中、トンネルなどで切れるのは想定内のですが 
DOCOMO 3G、LTEAUの3Gにおいても 結構電波強度が変化します。
その範囲が結構大きいのは CiscoVPNが途切れるぐらい・・・・
再接続が多すぎてほんとに使えないレベルなのです。
 
周りを見回すと やはり日本のビジネス市場では Let's Noteが強い!!
未だCore2Duoのモデルも多く見ます。へたすると半々ぐらいではないでしょうか?
これは質実剛健さとやはりPanasonicのブランド性が効いているのでしょう。
実際、NECにもほぼ同スペックの機種があるわけですが そちらはそこまでも人気が無いのですから・・・・
海外の人たちに言わせると どちらも「不格好 醜い」と言われる機種ではあるのですが・・・
最初の頃の機種は確かに 独自の省電力回路とスペース効率の高さ 普通に使わない加工や素材を使った
全体で見て 小さく、軽く、そして長時間のメリットが有ったわけですが 今となってはそんなにも違わないのです。(バッテリーをむやみに増やして長時間だったり デフォルトが松下の指定する超省電力モードだったりとか・・・)
最新の機種でなくても良いのですが なぜそこまで古いモデルが生き残るのか?なのですが 一つはその高価さでしょう。
20万オーバーの端末はそんなに個人では買い替えないでしょうし 企業もしっかり5年使ったりします。
そしてもう一つ、やはりこの端末を使うユーザーはクラウド型では無く ローカル型の運用をしているのではないかと。
 
前述通りVPNを引いてリモートで繋ぐとローカルのPCのスペックは関係ないので 古い端末の方が・・・という感じもあるわけですが
この当時の端末と今の端末の違いの大きな部分はデータやアイオーのスループットだったりするわけです。
スループットが速ければ というのが今の流行Tabletなどがその良い見本です。
CPUが決して速いわけでも無いにも拘らず りもーろ接続などでは良い結果であったりするわけです。
最新のATOMのモデルなどでも シンクライアントとして使うと意外に快適だったりするものです。
勿論、画面描画の速度的なプライオリティも低くはありません。
故に、移動中に使っている人の多くがインターネットを見たりメールをしたりもあるでしょうが ローカルで作業をしている人たちなのでしょう。
逆に、ネットワーク上にいろいろおいている私にとっては 使いにくい通信環境だったのです。
 
新幹線を仕事場とする人
彼らはローカルにおいたデータで仕事をする人たちが多いのでしょう。
世間でこれだけ「クラウド」という言葉がもてはやされるのは 未だそちらの利用が少ないから良い市場だという意識も入っているのでしょう。
ただ、私が試してみる限りでは 必ずしも通信環境は新幹線移動中に置いて 快適だと言い切れるものでは無い訳です。
ともすれば、やはりローカルでは無い環境の仕事場を・・・となるのでしょう。
みんな ルーターやUSBモデムなどを持っていたのですが・・・・・
飛行機だと通信そのものが成り立たないという事なのですが(ともあれ国際線ではWifiのアクセスポイントを提供するサービスも出ているので Wifiは安全なはずなのですが・・・)条件が良いと言えば言えるのですが
ノマド」だったり「クラウド」だったりと流行の言葉と 流行のワークスタイルはあるものの結局のところ ローカルに縛られる人たちがいてて、やはり醜くてもLet's Noteなのでしょうか?
華やかな時代と実際の仕事の間には 雑誌で見る何倍もの差が潜んでいるという事ですね・・・


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