回線が使える状況にさえあれば・・・・

EM ONEがかなりの万能度を増しています。
ルーター用途と割り切り、大型のバッテリーをつけていることが利用する上での安心感に変わっているというのが大きなポイントです。
バッテリーが切れなければ、無駄に使いっぱなすことが悪いこととは思えないという感覚が大事なようです。
もちろん、E−Mobileの回線があってのことなのですが・・・・
 
単独で動作させるとなると「PCで無いと」ということが少なくはありませんが 回線状況がよくあればターミナルとしての用途に磨きがかかります。
ひとつはメディアプレーヤーとしての用途で、これはSlingPlayerとorbの効果が高く影響しています。
自分のPCをレコーダーとして録画している番組は、録画後Mpeg4に変換されネットワークHDDに保存され Orbがそのディレクトリーを参照に行きます。
ゆえに、屋外からのアクセスをOrbに対して行えば録画した番組を見るとができます。
現在放送中の番組は、ワンセグ受信可能な場所ではワンセグプレーヤーとしても働くのですが SlingPlayeのクライアントとして使った時には 自宅のケーブルテレビのすべてのチャンネルがリアルタイムに視聴可能な番組となります(正確には数秒遅れます)。
私はJcom加入なので、常時50チャンネルぐらいの放送が視聴可能なわけです。モバイルで
先日も書いたとおり「フルスクW」のおかげで画面は広く

画面はこんな感じ(前回の使い回し)
それに、専用の操作パネルを表示させると

と、こんな感じになります。
 
ただ、ボタンが表示されただけと思われるでしょうがボタンの説明を。
左から、受信チャンネルの切り替えで
HDDレコーダー、地上波デジタル、BS、CATV 視聴するめでぃあの切り替え。
右の二つのボタンは、HDDレコーダーの番組の送りと戻し。
下の列の左は、番組の再生停止(HDDレコーダー)少し離れた「30s」は30秒先送りのCMスキップ。
一番右の二つは、現在の放送を選択したときの番組選曲です。
下段左から二個目の「Guide」ボタンは、番組表の表示ボタン。
右側にスライドさせている方向キーで番組選択やメニュー選択をするというやり方。
ああ、そういう割り当ても・・・・といわれると身も蓋もないのですが これでほとんどの操作は画面の前面だけで可能になります。
たとえば車に積めば、カーナビと同様に正面パネルの操作だけで使えます。
意外に、専用機でないこういったもので操作させた時に 割り当てられるボタンがハードキーにしかないと機種による個体差の問題がありますがタッチパネル上でほとんどの操作が可能になれば機種を選ばなくなるのです。
では、EM ONEでなくても良いといわれてしまいますが この画面の大きさは大きなポイントであることは確かです。
 
もうひとつ、それ以外の用途として
WEBやメールの受信でない部分、文章を書いたりそれ以外の操作をするときなのですが
回線が確保されていさえすれば、Logmein Freeによる自宅のデスクトップPCリモート操作での作業です。
Logmiinはマイクロソフトの提供する リモートデスクトップと同種のアプリケーションでPCの画面と操作を別の端末(ここれはEM ONE、もちろんPCやMACでも可能)で可能にするものです。
接続にはWM用のアシストアプリケーションとしてlogmeinAUTOというのを使っています。
http://icchu.seesaa.net/article/61326664.html
これはWEBブラウザーを立ち上げて接続が必要なLogMeInの接続をアプリケーションの起動一発で行ってくれるものです。
画面はセキュリティの問題で上げられないのですが作者さんのサイトを見てもらえばわかるとおり 簡単操作のアプリケーションです。
 
LogMeInで接続されたPCなのですが、現在自宅で常時動いているPCの3/4にインストールされています。
メインマシンとなっているのはVISTA64 SP1のPCですがこのPCでも動作します。
接続するとこんな感じの画面となります。

画面を画面サイズに合わせると

といった表示もできます。
EMONEを使っていてどうにも使い道に困っていたのが、マウスポインターを操作するスティックだったのですが、リモートでPCの画面を操作する段になるとまるでPCを捜査しているような感覚でリモート操作できることになります。
画面サイズの割には細かい画面とはなってしまいますが、横ワイドの19インチのディスプレイサイズの物を 画面サイズに合わせた縮小を行うとかろうじて読める程度になり、なんとかかんとか使えます。
 
ここから、VPN接続などを行うこともできて LogMeIn経由のVPN接続でリモートディスクトップなどを行えば 会社のPCをまだるっこしい距離を超えてですが操作することも可能になります。
もちろん、こういった形では使いたくないのですが いざというときにはそういったこともできるというところ。
たとえば」ワードで文章を書いていても ファンクションキーによる英字確定などは使えませんが 辞書もPCの物で変換されますし 途中で回線が切れっとしてもPCの画面上には編集中の文章は残され もしもの喪失も考える必要がありません。
 
もちろん、WEBのブラウザーやメールに関してはPCにかなり近いものが標準の機能としてEM ONEには用意されています。
これから、EMONSTERやその後継で新しいものが発売になるでしょうし、SOFTBANKDOCOMOからも定額で利用可能な機種が出てきます。
ビューワーだけ持てばということを長らく書いてきましたが、それに近いことがすでに提供される時代になってきたということなのでしょうか?