本当に懲りないと思うが、Windows用であるQualcomのCPU Snapdragon 8CXのCPUの3世代目である Gen3搭載の機器を購入した。
基本的にMi Booksに不満があるかというと実はそうでもなかったのですが 問題はメモリーの量で8GBでは常駐するOutlookやブラウザの負荷に耐えられないので 固まったりアプリケーションが強制的に終了させられたりが増えてきたことから やはり運用上問題があるので16Gメモリーの端末に変える必要があり どうせならとGen3にステップアップした。
何度も言っていますが 念のため、QualcomはSmartPhone用のCPUではトップブランドで最も性能の良いものを提供しているメーカーです。
その 派生機種として x86,x64といわれるIntel AMD CPUのアーキテクチャーではないARM64のWindows用のCPUとして発売されたのがこのシリーズです。
それ以前にもありましたが Windows11の登場までは 32Bitアプリケーションのエミュレーションしかできず 販売されているWindows用アプリケーションの半分が実行不能だったわけです。
しかし、登場でほとんどのWindowsアプリケーションが実行可能となり日常的な利用では困らなくなったのです。
それでも、やっぱり遅いので わざわざQualcomプロセッサーを選ぶ理由が見つからないのですが ずいぶん緩和されてCoreプロセッサーでない PentiumやCeleronクラスよりはまだ早いというところまでは来ています。
問題はそれよりも価格で 販売数が少ないこともあり特価にもならないマイナーPCなので実売価ではIntelのi7クラスが買えそうな価格になってしまっているのが何よりもの欠点となっています。
本当は、Intelなどよりも筐体が軽く バッテリーは長持ちで発熱も少なく 常時稼働でネットワークとの接続性が良いという モバイルのために特化された性能となるはずが 結果的には重量は微妙でバッテリーが長持ちで発熱も少なくはあるけど ネットワークはインフラが微妙で なおかつ高めという積極的に選びたいほどの理由がないのが実情です。
Samusunのように画面の質を落とし価格で勝負するタイプならともかく 8CX Gen3プロセッサーを採用したPCの殆どはハイエンドタイプで価格ももちろんハイエンドとなっているわけです。
で、まれに動かないプログラムがでて対策不能となれば 売れなくてもしょうがないとは思うわけです。
それでも、時代の変化の過渡期な気がして 買い続けているわけです。
13.3インチの標準的なモバイルスタイルで 私の選択したものは タッチ液晶の5Gモデルです。
今回のは5Gモデムのついた WAN搭載モデルなのが非常に新しい選択でした。
今回は、英語版を買ったのでキーボードは英語で いつも通り 「ALT-IME-AHK」というアプリで右側のALTキーで 日本語、左側のALTキーで英語モードになるように設定した以外は標準状態で使います。
OSはMi Book Sの場合にはシングルカントリーなOSだったので日本語化不可だったのですが 今回のはマルチランゲージなのでOSの初期設定時に日本語を選べばそれだけで日本のOSとして認識されます。
面白いことにUSモデルながら LenovoのVantageが日本語化したのはロケールの成果とは思いましたが保障の表記までが そのまま引き継がれているのは驚きです。
もしかしたら修理出せるのかしら??
では使ってみてですが、さすがにLenovoというかキーボードの安定感が半端ないです。
確かに薄いのでストロークの面では不満がないわけではないですが それでもチャタリングを起こしたりタイプミスを誘発するようなことがありません。
唯一、Fnキーがキーボードの左下にあり Ctrl+のキーを押すときにどうしても押し間違えるのですがこれも実は設定で入れ替えることができるので 入れ替えてしまえばキートップとのずれはあるのですが モバイルノートなので人が使うことを考えてないのでそれはそれでいいかと思ったりします。
さすがにメモリーが8Gではという点で16G搭載というだけで全然動きが軽くなりました。
もちろん、OSのアップデートなどは純粋にCPU依存なのですがこの辺りもIntel i5並みに改善されていますので 遅いと気になることは少ないでしょう。
ほかにも赤外線カメラも搭載したモデルなので Windows helloで顔認識でログインすることも電源ボタンとコンボボタンになっている指紋認証で非常に高速にログインすることができます。
TIPSですが 私は眼鏡をしているので顔認証を 眼鏡パターンと眼鏡なしパターンの二つで登録することで どちらでも認証可能になったので おすすめです。
Tabletではないので 持ち出しに気を使わなくなりましたが 180度開くができなくなったので人に見せるときに少し不便になりました。
あと、インターフェースで Type-C一つがType-C二つになったので 充電しながら外さずに機器をつなぐことができるようになったのも実用度はかなり上がりました。
WANに関しては 今回はプリペイドの楽天回線を用意したのですが 職場近辺はほとんどの場所で5Gでつながりかなり高速で逆にびっくりしたような状態で 回線に驚けばいいのかX13Sの性能に驚けばいいのか悩ましい状態です。
微妙だったのは CPUの関係でOSの仮想化がWindowsOSで標準ではインストールされていなかったので Androidを動かそうと思ったときに BIOSにそのスイッチがあると思って探し回って余計な回り道をすることに・・・・・
とりあえず、本当にバッテリーの持ち時間が良い 普通のノートPCとして 使えそうなのでこれからしばらくは愛機にとなりそうな感じです。