SC-01Bの気に入らない点

Samusungはi780を普通に電話として使っていて バッテリーの持ち時間やその機敏さから非常に気に入って使っていた時期があります。
実際のところ電話機としてみた場合、こちらのしゃべっている声が相手にどう聞こえるかなど 癖のあるつくりで そ例外は狭い画面ながらWEBは高速ですし 音楽プレーヤーとしてもBluetoothをつかっても電池がそれなりに持つという納得のつくりでした。
SC-01Bはその後継と言えるモデルで 多くの部分で共通した仕様を持っていました。
サイズは少し大きくなって重くなりましたがそれでも多くのグルキーボード付ストレート端末の中では まあ普通のサイズのものです。
少々滑りやすい角の取れた本体も 手の大きな私にとってはマイナス点にはなりません。
この機を持って SoftbankからDOCOMOへのメイン回線の切り替えなどもあり、発売日を今や遅しと待ち構えた端末です。
有難いことに、大阪でも発売前のイベントがありそちらにも参加っさせていただくことが出来て 発売日前に自分の中で購入を決めることができたのです。
 
購入して、キーの取りこぼしや バッテリーの不安定な動き(こちらはその後故障であったことが発覚 修理となる)があったとしても 使いやすい端末であることは変わらず。
メイン端末として リアルに使っている手前、カスタマイズもある一定の遅れをもってやっているので ついて行こうと思った時にはそのカスタマイズパッケージである SC-01B CustamaizerやAtok Helperなる機能強化パッケージが登場して わずか2ステップでいhつ様なカスタマイズの多くを簡単に行う事が出来ます。
そして、ATOKの導入とExchangeサーバーの設定など わずかに手を入れただけの私の端末は当然 デフォルトに近い状況ですので安定してこれまで駆動してきています。
最近、メールの添付ファイル付が多くて 受信Boxの容量があふれてどうにもならなくなった事以外では 問題もなくという状態。
ああ、買ってよかったと本当に思える端末なわけです。
もちろん、もう少し画面が大きくて WEBが快適に見れるような・・・・なんて別な欲望は枯れずに沸いて出ているわけですが。
 
そんなSC-01Bにも欠点はあります。
私にとって最も気になる欠点が、Bluetoothパケット通信中の利用が出来ない事なわけです。
理屈は分かります。
既にWidnowsMobile用のルーターソフトはいくつか登場していて、パケット通信と同時に何らかの外部への通信手段が生きているならそちらを経由して外部装置(例えばPC)でのデザリングと呼ばれる ルーター利用(モデム)ができるわけです。
この操作が問題だというよりも、料金体系としてPCを接続してのパケット通信は1万3千なにがしかの特別な料金プランになるはずですが そちらを監視する方法がなく請求ができないので塞いじゃったというわけです。
このあたり Android等のOSのモデルでは同じような手法が無いわけでもありませんが 解放されており、WindowsMobileだけが使えないという変な状態となっていたわけです。
もちろん、昨晩深夜に書いていますが この手法を使えばBluetooth PANの機能を使ってPCのモデムとすることも技術的には可能にはなりますが(そんなに簡単じゃないですよ)本当に欲しいのはそんなことではないのです。
 
現在、PCデータ通信用のカードとして販売されているDOCOMOMVNOを含めた通信機能では 6000円弱の通信コストで定額のPCでの通信を提供しています。
以前、携帯電話でのPC接続の通信は 莫大なパケットの消費を起こす可能性があるから出来ないといった言い訳は実はもう成立していないわけです。
そのうえ、ある一定量のパケットの消費が起きると 携帯電話で使ったとしても速度制限がかかり実質的な時間当たりの通信量が落ちて 定額と言いながら限界のある通信となる仕組みとなっているわけです。
そういう意味では、この仕組みはあくまでも料金回収の為の仕組みで ユーザーの利用より発生した仕組みではないわけです。
PCの定額と分けることで 両方契約してもらい 少しでも高い費用を回収するためのものだのです。
もちろん、1回線で両方使うプランも用意されていて 1.3万円ほどの上限であれば 二本持つのと一本で使うのとの料金的な差がほとんどなくなるわけです。
私はちなみに後者で、支払先はともかく音声+携帯電話のパケットとPC通信用の二本を抱えて仕事をしています。
私も一つが良いとは思うのですが パケットの回線当たりの総量制限があるために PCで使いすぎたから携帯電話が遅くなったとか 逆のパターンが困るので二つに分けるほうが良いだけの事なのです。
 
まあ、パケット通信の総量の話は置いておいたとして ちゃんと二回線分のコストを私は払っているわけなのですが SC-01Bにおいては パケット通信中にBluetoothの接続ができません。
パケット通信中は Wifi、ケーブル接続、Bluetoothのすべての外部接続がキャンセルされてしまうからです。
まあ、Wifiは多くの場合データ通信用としてしか機能しないからともかく、Bluetooth等は困ってしまいます。
例えば ビジネスで使う場合に 電話機をもって話すよりヘッドセットをもって話すこともあるでしょう。
わたしはそうしたいのですが Bluetoothのヘッドセットを使うこと=パケット通信をしないことで メールも予定表の変更も何もかも更新されなくなってしまいます。
それでは使えません・・・・・
音楽だって聞きたいし、外部のキーボードだって繋いでみたい しかしどれも出来ないのです。
私は二回線分のコストをちゃんと払って使っているにもかかわらずです
 
昨日深夜に私は気が付いたのですが、Bluetoothパケット通信を共存させるプログラムをリリースしてくださった方がいらっしゃいます。もうありがたくって涙が出そうです。
掲示板が出自のようですが、じつはそちら方面が苦手でよくわかっていません。
パケット通信Bluetoothだけの共存という点で、データ通信がメインではなく(Bluetoothでは転送速度が遅いので通信速度は300kぐらいが上限に)それ以外のデバイスへの接続がメインと考えていらっしゃるのでしょう。(もしかしたら他も使えるのかな??)
私は、ヘッドセットとヘッドフォンのペアリングをして確かめてみましたが ちゃんと接続も確認できましたし 音楽も聞けたし 電話も出来ました(ヘッドセットが鳴動しないのは参った・・・)
これだけで 電話としてどれだけ使いやすくなるかが・・・・
新しい機能も、派手な宣伝も大事でしょうか SmartPhoneはあくまでも高性能な電話機。
電話機としての本文を見失わない方向でお願いしたいわけなのですが・・・・
written by HatenaSync

ハイブリット通信カード HID05を使って

他の端末も当然比較してみての話ですが とにかくDOCOMOと同様安定した通信がカバーできています。
WiMaxで10Mぐらいが最高で常時2Mオーバーという感じで
Au網に入って 良い時で1Mオーバーで悪くても600kぐらい出ているのは デモ機だったこともあるかもしれません。
どちらにせよ、今まで使ってきたAuのデータ通信カードの中でもAU網だけで見ても最高速な仕様に見えます。
尚且つエリアは非常に広くて E-MobileSoftBankに比べて安定した電波強度を確保していると思える状況でした。
このUSBモデムがあればおおよそ日本全国どこでも困らないのでは・・・・と思えるほどです。
 
それでも良い点ばかりでは面白くというか せっかくお借りした意味がないので少し気になる点も。
まず、ユーティリティなのですが 基本的にWiMaxAUの回線は自動切り替えとなっています。
そして、AUの回線だけは選択できても、WiMaxだけという選択ができません。
実はこの端末には「自動選択」というモードがあって 自動的に切り替えるというものです。
ベースというか起動時にはWiMaxが優先されていて WiMaxの無いところではAUでという風になっています。
ところが、これは条件的に限定されるのかもしれませんが どうもWiMaxがあまり優先されていないような気がします。
例えばこの醜い写真を見てください(すいませんデジカメ忘れてて携帯になってます)

手前がURoad7000で奥の画面にユーティリティが映っています。
URoadはLEDのインジケーターで電波強度を示し 大体オレンジ色なら 4本アンテナがあるなら3本目ぐらい。
ちょっとひいきめなのは キーボードの上という特殊な状況に置かなければ 横に置くなら緑の最高匈奴となる状況だからです。
それに対して、画面のユーティリティの電波強度ですが アンテナマークだけもしくは1本立っている状態です。
つまり、この端末のWiMaxの感度が悪いのです。
そして、アンテナマークだけになってしばらく続くと自動的にAu網に切り替わってしまったりします。
 
実際、移動しながらなど使ってみると やはりWiMaxの苦手な地域があって AUに切り替わってしまいます。
同じ場所でURoadはかろうじて受信しているわけですが そのあとです。
URoadでは電波強度が最大の状態で5分ほど止まっていても AUからWiMaxに切り替わりませんでした。
もちろん、気が付いたらWiMaxになっていることもあって動いていないという事ではないのでしょうが アンテナが弱いのか線が細く切り替わりがちです。
もちろん、通信が途切れたりという事ではなく 通信は驚くほど途切れずしっかりつながり続けるわけですが やはり速度的なメリットも味わいたいわけです。
このあたり、やはり切れるのが最も悪いことというチューニングでこういった形態になっているのでしょうが
WiMaxの感度も含め もう少しチューニングが必要な部分な気がします。
そして、外付けアンテナを用意して WiMax側にはBoostできるような工夫が欲しいなと正直思いました。
家ではWiMaxで外ではAUとかいう使い方も提案したいというのが本当のところでしょうから WiMaxの部分のズームアップは必要ではと思わせられます。
 
最後に、さいごまでSIMスロットが見つかりませんでした。
というより恐らくないのでしょうなのが残念な・・・・

written by HatenaSync