Photonが来た!!

Photonを実はいただいた。
Tegra2の搭載端末であるので 1GhzのDualCoreという現行の一般的な機種なスペックの物だ。
AUから発売されて、最近では店頭で白ロムが非常に安くなっていて 実は手に入れたいと思っていた端末の一つである。
 
ともあれ、触るのは実は初めてでは無い。
子どもに持たせている携帯電話がこのPhotonなのである。
スマートバリューの適用が成されるので家族のメインを全てAUに移行したので(子供もお年頃になるとSmartPhoneがいいらしい)まあ、当時順当な選択であったと思う。
アプリケーションを携帯電話のキャリア支払で使われるのも敵わないので、スマートパスに加入しこの範囲で使えという分には非常に良いわけです。
当時、最新の機種の適用に気に入っているようで 今でも機嫌よくボロボロにしながら使っています。
ケースは付けているがよく落とす(笑
この端末の特徴は明るい液晶と(ペンタイルだけど)、その独特の丸みを持ったスタイルでなんとなく男っぽいイメージである感じが良いと私は思っています。
勿論、Wimax内蔵というのも選択ポイントで、テザリングが出来るのも選択のポイントだ。
 
勿論、現在Evo 3Dを機嫌よく使っている私がなぜにPhotonを欲しがる・・・・というのも変な話に聞こえるだろう
実売1万円程度になってしまった、旧機種をと言いそうなのですが この機種には隠された利点があるわけです。
それはSIMスロットなのです。
Galaxy S2 WiMaxもSIMスロットが・・・という話になりそうですが あれとこれは違うのです(ややこしい)
Galaxy S2WiMaxは AUSIMカードにて機種認証されるSmartPhoneなのでこれはこれで珍しく SIMカードに入れ替えで他の機種も使うことが出来るのは大きなポイントです。
ところが、PhotonはSIMカードスロットが付いていながら CDMA2000の機種情報は内蔵されたROMに書き込むタイプなのです。
じゃあ、SIMスロットなんかいらないじゃないか・・・・と言われそうなのですが 全くその通りなのです。
ただ、これが残されたことによって色々ないたずらもできたりするわけです。
 
一般的なAUの携帯電話は、CDMA2000という規格の通信を行う事から 国際的にシェアの高いW-CDMAでの通信は出来ないのです。
また、CDMA2000のキャリアではSIMカードを採用していないキャリアも少なくなく 機種と電話番号とを両方認証しないと登録できないAU方式では海外の電話機を持ってきて日本で使うという事は出来ないのです。
故に、白ロム市場では自由度の低いAuの端末はどうしても 数割安くなってしまうわけです。
最近では、通信を司るベースバンドチップにW-CDMACDMA2000両方に対応する物も出てきていますが 大手電話会社の多くはキャリアに合わせて電話機を設計するのと 全く同じピン配列で 別のバンドをサポートするCPUが売られていることもあり 作り分けることが多いわけです。
このPhotonは大手では珍しく CDMA2000とW-CDMAwoサポートする電話となっている訳です。
また、モトローラーは依然アメリカでは名前の通った電話の製造メーカーで それ故にそれをハックしたりする人も少なくないわけで
このPhotonもその例にもれず、SIMロックの解除や Root化の手順なども良く情報が入ってきます。
で、ROMに書き込むタイプの認証でAUとつながっている訳ですが SIMスロットを残してくれているおかげで比較的容易にSIMロックを解除した際に利用できる珍しい端末となったわけです。
アンロックを行っている業者に問い合わせをしたところ 500円ちょっとでアンロックできるという事だったので 今回SIMアンロック用に手に入れたかったところ お送りいただいたわけです。
 
まず手順なのですが アメリカのアンロック業者のHPよりSIMロック解除の依頼を送ります。
名前と住所と携帯電話のIMEI番号とメールアドレスを書くだけで解除依頼可能です。
IMEIは、設定の「端末情報」−「端末の状態」の中にIMEIとして書かれています。IMEI SVとは違うので注意してください。
私の場合、標準で使っているメールアドレスが長すぎたのかはねられてしまったので フリーメールのアドレスを使ったのですがそれでも問題がありませんでしたので・・・
約30分(実際は15分ほど)でアンロックコードが送られてきます。
送られてくるのはわずか8ケタの数字のみです。
異なるキャリアのSIM(例えばDOCOMO)を入れると アンロックコードの入力を促されるので この8ケタの数字を入れるだけで端末はアンロックされます。
非常に簡単な作業です。
私は海外でSIMカードを購入したときに使う端末として考えているのですが 国内で使う場合W-CDMA用として認可が取られているかどうかわかりませんのでこの辺り注意しましょう。
 
例えばでDOCOMOで使う事を考えた場合
最低限、SPモードでは無いプロバイダー契約が必要になります。
SPモードは機種認定を行っていますので、当然DOCOMOの端末で無いこの端末は認証されないのです。
ここではMoperaを例に出します。
ちなみに、Moperaの3G契約の場合最大で約1万円のパケット利用量がかかります(通常 定額範囲に収まらない)できればXi契約もしくはデータ専用定額のSIMを使いましょう。
まず、設定で「無線とネットワーク」−「モバイルネットワーク」を選択し
ローミングモード」を「全てのGMS/UMTS」に変更します。
これにより「GMS/UMTS設定」が書き換え可能になります。
「ネットワークの選択」では、電波を受信できなかったときにバッテリーの消費が増えるので「UMTSのみ」にしておいた方が良いでしょう。
「アクセスポイント」を選択し メニューボタンを押し「新しいAPN」を選び
名前は 適当に「MoperaU」とかにして、APNに「mopera.net」を入れます。
データ専用SIMの場合認証に失敗する場合もあるので
「認証タイプ」に「PAPまたはCHAP」を選択しておくととりあえず良いでしょう。音声SIMではそのままで動くみたいです。
そして、メニューボタンを押し「保存」を選択します。
Androidのインターフェースでは戻るボタンで戻れば多くの場合設定保存されるのですが ここだけはインターフェースが違うので注意しましょう。
保存すると「Mopera U」というAPNが出来ているはずなので 右端のチェックボタンを押してそこが緑になれば設定終了です。
何故か、私のは再起動しないと認識しなかったので それをする必要があるかもしれません。
 
これでHSDPAの通信が可能となり W-CDMA網への接続が可能となる訳です。
基本的に使えるようになる訳ですが サービスの関係などからDOCOMOで使うならDOCOMOの端末が・・・と思わなくもないのですが
Moperaの場合、例えばVPN等のサービスに対しても制限が無いので この状態でWifiテザリング等を行うのであれば DOCOMO純正端末はSP Modeでのテザリングしか許していないのでこの端末の価値が出てきます。
E-Mobileの端末でも同じことが出来るわけですが 約1万円+500円で入手可能な端末で Tegra2 1Ghz DualCoreは十分に一線級の性能の端末がSIMフリーで入手できる手段としてはこの端末は非常にお買い得感があるわけです。
勿論Wifi運用であればここまでめんどくさい手段を取る必要も無い訳です。
ちなみに、昨晩のうちにOSを最新にアップデートしましたが APNの再設定は必要でしたがSImロックが消えるというようなことは有りませんでした。
話によると、AUDOCOMO等を切り替えて使う事でもできるそうなので 国内ではAUで海外に出たら現地のSIMカードを挿して使うなどの使い方もできます。
 
日本は制限がきついので、中古端末は他の国に比べて最新機種でもない限り比較的安くで手に入ります。
恐らくNexusを2万円割れで販売しているような国は日本だけでしょう。
それ故に、こういった国際的に使える端末が非常に安価で入手出来たりもするわけですが 
海外に行って現地のSIMカードを使いたいが端末を持ってない・・・とか
MVNOのキャリアでSmartPhoneを持ってテザリングもしたいという人にとってはうれしい端末かと思うのですが・・・・
実は、一緒にHSステーションも送ってもらったのでこちらもぼちぼち試してみたいなと・・・



written by HatenaSync

PhotonにPDAnetを入れておいた

先日も書いているが、Bluetoothの無線モデムは便利なのである。
と、いうわけで とりあえずの環境設定が出来たPhotonにPDAnetというアプリケーションを入れてみた。
インストールは Google Playから検索してインストールするだけである。
勿論、どれでも使えるというアプリケーションではないが ある程度テザリングに関して厳しい制限がかかっていない端末であれば動くようだ。
これは無料のプログラムである。
インストールの注意点だが、これも私のPhotonだけかもしれないがインストール後再起動を必要とした。
やっている事からしても、ちょっと再起動はいるのではないかと思うので 再起動する事をお勧めする。
 
Photonを再起動後、画面にPDAnetWidgetを張り付けた。
これで準備はOKなのだが、対象としては通信機能の無い Asus Eee Pad TF101を選んだ。
Bluetoothで両者のペアを先に取っておいて
PDAnetWidgetから「Bluetooth(マーク)」の方をタップすると緑色に光が変われば準備がOKです。
Asus Eee Pad TF101から Bluetoothの設定画面を呼び出して タップして接続を行えば接続が可能になる。
こんな程度でというぐらいの簡単さだった。
 
で、Speedtest.netのAndroid用の速度テストのアプリケーションを入れて テストしてみたのだが 流石にどちらもTegra2という高速のCPUが搭載されているからだろう。
想像していた Bluetoothのオーバーヘッドが殆どない。
一応数字を書いておくが Ping1202ms(これは後述するが遅い)、Download 1182bps、UPLOAD 494kbpsという結果になった。
正直、どこかのi-Phoneと同じか負けないデータである。
Bluetoothのオーバーヘッドを心配していたが 理論値に近い速度ではある。
 
Pingに関しては幾つかのサーバーに変更してみたがおおよそあまりよくない結果でこれ程は遅くないが 200ms〜300msの間を行ったり来たりとなる。
これはBluetoothの特性によるものだと思う。
常時接続しながら バッテリーの消費が少ない事からも 常にパケットを煩雑に交換している訳では無い。
通信の開始を待っての接続に近いので 接続の初めが遅いからだと思われる。
以前に書いたが、SoftbankAUのネットワークの違いで 本来の接続速度程速く感じないタイプのネットワークとなる。
故に、感覚的にはその通りの結果になった。
ただ、その感覚に騙されていたようで 速度がこんなにも出ているとは私は想像もしていなかったのである。
 
結果的にはというか思った以上に良い結果に満足をしている。
常時パケットの流れるネットワークではなかなか良い結果を出してくれる。
例えば、この状態でそのままSlingboxが使えたりsるのである。
勿論、DOCOMOMVNOではない)のデータSIMが入れてあるので極端に大きなパケット通信は怖いわけですが 1Mぐらいの制限があれば思った以上には使いすぎないはずです。
バッテリーの消費などを見ながら、これをモデムとして持ち歩くのも良いかもしれない。
実はEvo 3Dではいまいちうまくいってない。
もしかしたらなのだが、Bluetoothのプロファイルを見ていると Evo 3DにはBT PANが無いのでそのせいかもしれない。
多くのDOCOMOの端末ではこのプログラムが動かないとのことなので 許可された端末で・・・・という事なのだろう。
もともとテザリングが出来ない端末では出来ない程度の事だろうが WiMaxを搭載している関係でPhotonはそのあたりがクリアなので全然OKなのだ。
お金も払わず手に入れて申し訳ないのだが かなり強力に遊ばせてもらっているのだ(笑
 
追記:
 
やはりストリーミングに使うような使い方は想定されていないようで、約5時間でバッテリーLOWが出てBluetoothの接続が切られた。
それでも、つなげたり切ったりの使い方では5〜8時間ぐらいは持ちそうなのは嬉しいですね。
実行中、Galaxy Noteと異なるのはOSレベルでサポートされている訳では無く 恐らくPDAnetのエージェントだとは思われますが
「DNSMASQ(おそらく、DNSマスカレードでしょう)」というタスクが約20%の消費をしている事から これがバッテリーを消費しているのと、このアプリケーションがデータをやり取りするたびにアンチウイルスがそのデータをチェックしていて それが25%ぐらいのバッテリーを消費して(笑
PCのアンチウイルスのようにアプリケーション毎の底まで細かい設定が無いので この機能を使うならアンチウイルスを止めるしか・・・なんて状態です。
Galaxy Noteでも消費はそれほどないので、OSでサポートしていない機能は・・(アンチウイルスも反応しない)という所ですね。

written by HatenaSync

Bluetooth接続でSlingboxを使ってみると

Bluetooth PAN接続で、Slingbox Pro HDにSlingpalyer For Talbetで接続してみた。
実は、Talbetはまだ問題が多くて操作の出来ないことなどがあったり、回線速度が不安定になると固まってしまったりがあるのですが 接続速度が表示されるので・・・
接続状態はこんな感じ

それなりに使える速度だとわかってもらえると思います。