SIMフリーの問題点がWiMaxで表面化するかも??

最近時折聞くのですが、ファームウエアで問題があった携帯電話の話。
携帯電話では、メールの特定文字を含むと受信が出来なかっただの 表示が出来なかっただの・・・・
これがSmartPhoneだと 結構致命的なものもあったりして
何かのアプリケーションをインストールしたら 電池が面白いぐらい一気に減ったりといろいろとあるわけです。
一応、キャリアには端末のデータベースが登録されているので お知らせが届いたり自動アップデートが夜中に実行されたりと対応してくれているわけです。
他の端末で起こったことをなぜ知っているかというと キャリアのHPやニュースサイトなどを見ての話です。
まあ、メールで案内など端末を持っている人にはお知らせしてもらっていると思います。
かくいう 私のSC-01Bにも端末の通話時の音声に問題があるようで アップデートが行われました。
未だに適用していないのですが・・・・データが消えるそうだし再構築したくないなーって
 
先日、忙しくてあまりかけてなかったのですが NECAterm WM3500RというWiMaxルーターを購入しました。
月額プランが出たりしてお得感が出たりもしましたし なんといっても魅力的なのは8時間持つという点。
朝から出かけるときに電源を入れて、そのまま帰るまでバッテリーが持つという素晴らしさに感動したわけです。
じゃあ実際買ってみるとなのですが 色々と困ったことが起きます。
ともあれ、電波の強度もURoad7000と同等で 今までの端末に比べたら悪くはありませんし やはり11nのネットワークは安定して高速なので全体的に速度は高めに推移します。
Wifiの電波が弱いという話もあるわけですが、これは省電力の設定の問題と割り切るべきではないかと個人的には思うわけです。
8時間の利用という事はお供に連れて歩くという使い方をメインに考えているのでしょう。
で、あれば電波強度よりも 持続時間に重きを置くのは正しい姿だと思うわけです。
もう一つクレイドルがあるのが素晴らしいかと。
家に帰ればクレイドルにおいて充電して、出かけるときは持って出るだけでよいというのは 昔から携帯電話を使っている人、PDAを使っていた人には良くわかる話かと。
そして、LANポートがクレイドルにはついているので 仮想LAN環境を構築できるので WAN側にでるネットワーク機器をチェックするときに わざわざ自宅のネットワークの設定をいじらなくて済むのはありがたい限りですが これは非常に限られる層かもしれません。
しつこいようですがそれでも問題は起きています。
例えば、最初に出たサインアップが出来ない という問題。
そして、今も起きている移動中に使うとパケット詰まりが出て回復にかなりな時間がかかるので 多くのネットワーク利用アプリなどで(ストリーミング等)で障害が出る問題です。
 
問題は前者で 現在(2010/12/08の朝の方)の時点のUQ WiMaxのHPを見るとなのですが そんな障害情報はかけらも出ていないわけです。
勿論、すぐにNECのページにはファームアップでの対応が出たわけですが それはUQのページには反映しないわけです。
例えばAmzon等のネットショップでも販売はされていて 当然UQに接続できるルーターなのですが 私はヤマダ電機で購入してそこでやってもらったので事なきを得ているわけです。
1〜2にち繋がらずに苦労された方の心境はお察しします。
もし、これが携帯電話の問題だったとすればどうでしょう?
勿論、開通作業とかは基本的に販売店でされるので問題はないわけですが もしそうでなく同じ問題が出ればどうでしょう?
少なからずキャリアのHPに でかでかと掲載されたことでしょう。
そしてすぐにも対応策が検討されたとかそういった経過もあちこちのニュースサイトから流れてきて 状況を確認することになるわけです。
 
これを持ってUQの問題点だと言うつもりはじつは私にはさらさらないわけです。
例えばテレビを購入したとして Sony製のテレビを購入して問題があったからと言って 東京電力関西電力などの電力会社に文句は言わないからです。
普通は直接Sonyのお客様窓口に相談するわけです。
携帯電話に関して言うなら、携帯電話キャリアSonyなどのメーカーに依頼して 作らせたキャリア専用品を販売しているので 製造メーカーは確かにSonyなわけですが メーカーはDOCOMOだったりAUだったりするのでそちらに文句を言う事になるわけです。
私のように東芝の携帯電話がおかしかったからと言って 直接東芝に聞いたら キャリアに連絡くださいと言われるようなこととなるわけです。
そして何とか保障パックに入会してないからと言ってメーカー(東芝)保証書もあって保証期間にもかかわらず有償と言われてやるせない気持ちになったりするわけです。
SIMフリーというのは、携帯電話は今までどおりキャリアから提供される物もあるでしょうが そうでないものも認められるという事を意味します。
そして、現在海外から輸入したi-PhoneをDOCOMOのSIMで使ったりするときのように わずかな詳しいユーザーの集団だけが使っているならともかく 一般の方も同じような使い方を始められるわけです。
その際に先日のように、WEBサイトを見るだけで侵入を許すような穴が見つかった時に ファームウエアのアップデートが適用しなければいけないなどはメーカーからの告知に頼らざる得ないわけです。
 
UQ WiMaxの現在の対応はこういった状況です。
海外の例えばNOKIAの端末であれば 修理はNOKIAに出しますし I-PhoneであればAPPLEショップが修理窓口になるわけです。
まあ、キャリアとして現状の規模であれば告知は必要だったのではとは思われますが これは回線を利用する方に向けてのサービスというより それで諦められないような 何とか回線を使ってもらおうという対応として必要だったかとは思いますが 無いからと言って責められるようなものではないかと思われます。
まあ、書いてますがUQの対応はお粗末で これが機にWiMaxなんて繋がらないで嫌になった人もいたはずですので 手の打ちようが悪かったとは思います。
私なんかは比較的当たり前というか、上で書いた通りメーカーに話を先にしてダメを押されるわけですが 大多数の方はキャリアに先に話をしに行くわけです。
この件でもNECに聞いて下さいというような話で恐らくUQは対応したと思いますし、その際にNECが状況を確認できていなければ 電波のせいなりでほったらかされていることになったと思われます。
ユーザー側の対応も 今後SIMフリーを望むならですが こういう対応をすることになるわけですが そこは気が付いているのでしょうか?実際、中古端末を購入してこういった事態に関しての対応を求めるケースも出ているようですから。
自由を素晴らしいことと思う人と、自由になって煩わしくなる人と両方がいるわけで 煩わしくなる人は何が煩わしくなるかすら解らないでいるわけです。
恐らく 今後もキャリア主導の端末も併売と続くのでしょうが 問題解決の体制整備も課題になりそうです。

追記:その話題のNEC Aterm WM3500Rですが12月下旬のファームウエアのアップデートが発表されました。

更新内容
AtermWM3500Rについて、下記の内容に対応するバージョンアップを、12月下旬に予定しております。

ESS-IDステルス機能に対応
クイック設定Webの画面において、電池残量表示が非常に低く表示される場合がある件に対処
自動省電力機能(※)を、無効にする設定を追加
WiMAX無線LAN通信をしていない場合、自動的に電源をオフにする機能