iクラウドは救世主か?
台湾の話題でなくて申し訳ない。
凡人に考える時間を与えるとろくなことを考えないというのを知ってもらおうと・・・・
iクラウドが発表されたが 個人的には海のものとも山の物ともわからない・・・というのが正直な感想だ。
Appleユーザーならとは思うが 毎月コストのかかる契約はなかなか一般ユーザーには受け入れられにくいというセオリーがあるがそのあたりをどう乗り越えるかは興味のあるところであるが これを乗り越える必要のないものと考えている節があるという事を考えていたのは昨日の話である。
じゃあ、iクラウドは簡単にいえばインターネットサーバーにデータを置く場所が作られ それ専用のクライアントアプリケーションを提供したと 私は考えています。
同じというとまた怒られそうだが マイクロソフトのLive Meshというサービスが非常に近いと私は思っている。
特にWindowsPhoneとの連携を考えると かなり近いものと言えるであろう。
ネットワークの負荷を考えると必ずしも正しい行為だとは思わないのだが 以前のネットワークストレージのサービスが日本から撤退してバックアップについてしばらく考えていたのだが 今のところそれなりの解決策を見つけたと自分では思っている。
その大きな要素となるのはWindowsHome Serverである。
こちらはサーバーOSとして 動作して指定したPCのバックアップを自動的に行ってくれているのである。
ただ、必ずしも自分で選んだフォルダーだけとかうまく指定はされてないようである。
簡単にいうと根こそぎバックアップを取っていってくれるわけである。
それでもいいのだが 正直もう全部のバックアップを取る時代ではないと個人的には思っている。
というのもたとえばブラウザーとしてOperaやChromを使っているとすると BookMark何かに関してはWindowsのシステムを必ずしも利用する仕組みにする必要はない。
適当にアプリケーションに合わせてクラウドを組み合わせるのが便利だと思っている。
その理由は、ChromeであればAndroid携帯との連動というのもあるし、Operaであれば相手を選ばずOperaが入る端末であれば何でもいいとなるわけです。
そしてそれはバックアップを取るという感覚では使いにくいのである。
いま、SmartPhoneを立ち上げたときには そのBookmarkが使いたいのである。
複数のPCやSmartPhoneを使うと当たり前にそうおっもうのである。
これをシステムと一緒にバックアップで〜日に一度なんて システムの保護のためのバックアップなっらともかく そうでなければ利便性から考えてもなわけです。
じゃあ簡単にバックアップしないと困るものを出すならなんであろう?
一つはドキュメント類である。この中には勿論写真やビデオ、音楽などが含まれる。
もう一つは、そのものアプリケーションであり アプリケーションそのものよりもその設定である。
アプリケーションはパッケージを持っているのだろうが それらは残っていたとしても設定は残されていないのである。
賛否両論はあるだろうが ドキュメントそのものに多くの設定が含まれているマイクロソフトのオフィスアプリケーションなどは ファイルのサイズは無駄に肥大化しているが 人のPCで自分のファイルを開いてもそれなりに使えてしまうわけです。
この辺りはアプリケーションに依存するので HDDの曽於のままのバックアップを持っていて復元するぐらいしか対策はないのである。
バックアップソフトと言えどアプリケーション毎に設定を吸い上げる仕組みを作れるほど 素晴らしく細かい対応はできていないのである。
そろそろ、この辺りも統一化されて このフォルダーがこのソフトの・・・なんて仕組みもいいかなと思います。
まあ、とにかくそのあたりではいまはこの二つなのですが 後半は意図して忘れます。
iクラウドの話なので i-Phoneをベースとして考えると そのあたりはあまり意図されておらず アプリケーションはクラウド上に購入履歴が残されていて 端末が変わってもそれなりに使えるようになっているわけです。
のこりは一応ドキュメント類とするわけであるが iクラウドは5Gで i-Phoneは最大の端末で64Gとこの辺りに不自然さを感じているわけです。
ちなみに5Gと言えばSkyDriveがそうだなと思ったりするわけですが・・・
LiveMeshというアプリケーションは まずそのサービスに自分の持っている端末を登録してゆくと PCなら一覧表が出て たとえばドキュメントフォルダーを指定して同期を選択して同期するPCを選択すると自動的に同期が行われるわけです。
これは一時的にクラウドにデータを移して そのままそのデータを別のPCに移動するわけです。
これを複数のPC間で行うことができるわけです。
今私は自分の家のデスクトップPCとHomeServerに対してそれを行っている。
そして、会社に置いてある私物PCに関してもそれを行っている。
HDDの容量の問題はあるので必ずしも全データというわけにはいかないが ビデオを残すすべてのデータが同期されていて ビデオのみはデスクトップとサーバーの間でしか行われていない。
この仕組みが便利で先日のPC崩壊にもデータは残るという有難い状況となったわけです。
アプリケーションの設定はそのうち適当に 仕事で使う物でも無し・・・というところです。
仕事で使うOfficeに関してはファイル毎に結構持ってくれているので助かっているわけです。
じゃあ、iクラウドなのだがMACとi-Phoneの間においてそういった関係を築けるものと想像をしています。
ああ、便利になったなと思うわけですが 実はWindowsPhoneとPCにかんしては そこまでもきっちりしたバックアップ環境を持っていないのである。
そして、最近の発表でたとえば写真に関しては そのファイルの種類を識別して(おそらくそれ専用のフォルダーにはその種類のファイルしか置けないという仕組みだろう)それが写真であれば無制限におけるように変更しようとしている。
つまり写真に関してはMeshというかSkydrive側に移して細心の物しか持たない仕組みにしようと思っているようだ。
できれば ファイル名程度でいいかなとも思っているようだ。
じっさい WindowsPhoneでオフィスファイルを開くときには Skydriveもファイルの置き場所のローカルフォルダのように見えている。
おそらく遠くない未来にiクラウドもそういう関係になるだろうと・・・・
で、LiveMeshを私は便利に使っているが 同じように便利に使っている方いらっしゃいますか??
これが結構微妙なサービスで 外でモバイル回線に繋いだとたん同期されたらどうでしょう?仕事が進まないと困ってしまうわけです。
ほっといても しばらくぶりにモバイルPCを開けたときにはアンチウイルスのアップデートとWindowsUpdateがくるというマーフィーの法則があるぐらいですから。
それでも、うまく使い分ければ非常に便利なサービスで Windows同士であればリモートデスクトップも VPNなどの無図kしい知識が無くても使えるという利点もあります。
i-Phone4Sはなぜ5じゃなかったのか?と疑問を持っているわけですが
台湾の方と話していて思ったのは 「iクラウドの実装は必ずしも成功するとは限らないとすると この目玉機能の失敗はi-Phone5でやると 貨車そのものをつぶしかねないダメージになる」という事を考えたのではないかと思ったりするわけです。
もし、このタイミングでi-Phone5を出して OS5でiクラウドを実装してリリースして 一つは通信量の関係もあるキャリアとの関係で、一つはユーザーがそのバックグラウンドに行われる通信に耐えられるか?という二つの問題を 実際のフィールドテストを行う必要性があったのではないだろうか?
暫定的なプランとして 5Gのストレージ容量と 有償での提供、Wifiでのバッテリーの持ち時間の低下など そういう意味での根拠はあるわけです。
社内のテストでは 五分五分だったのではないかと。勿論、独裁的な経営者がいれば走ったかもしれないわけですが・・・・
とすれば、現行のi-Phone5の機能をi-Phone4のケースにリパッケージを行って i-Phone4Sとする選択があったはずです。
実際、i-Phone5のケースが同じサイズでこれほど世界中から登場するのは何らかの情報が漏れていたとしか思えないわけです 過去にはi-Phone4やi-Padのケースはそのままの形で登場したものはほとんど使えたわけです。
今持っているケースは そのまま在庫としてその日まで寝かされるのではと 私は思っているわけです。
APPLE的には手探りで始まった iクラウドですがどう思われますか?
容量に関する不満は良く聞きます。
同期がどれだけの負担になるかの話も聞きます。
パケットの節約なんて 全く考えてないでしょう。
クラウドといすのはもともとそういうものですし・・・ ストレージの負担をネットワークにかけようという発想からきているわけですから。
スタートしたあと キャリアが賛成して容量とサービスを増やすことができるのか 現在の負担がサービスに対するどれほどの負担になるのか?
楽曲などでは この音楽を購入したという履歴だけを持てば 実際のところ音楽ファイルは一つあればいいはずなのですから・・・・(これが日本では問題になりそう)
救世主になるか、それともキャリアやユーザーのAPPLE製品離れを生み出すのか?
勿論、i-Phone4の発売時にやっていれば大ヒットサービスとなったのでしょうが・・・
こればっかりは神のみぞ知るなのかもしれませんね。
written by HatenaSync