DMC-LX7を購入した

コンパクトデジタルカメラ DMC-LX7を購入した。
前の FujiFilmの代替え機として購入した。
この購入に関して F770EXRに不満があったわけではない。
ただ、私の不注意で落としてしまい 時折、フォーカスが取り損ねることがあるのだ。
それも微妙な感じの取り損ねで 液晶画面で見る限り大丈夫そうなのだが PCに移してみると失敗していたのだ・・・と解るほどのレベルだ。
これが仕事で出張している時に起きるから厄介なのだ。
他に最近のデジカメで持っている機種といえば・・・・ Galaxy Cameraなのだが これは又出張に不向きなカメラで
Androidなので電源が入っている状態、つまりスリープ中のバッテリーの消費があるのだ。
鞄の中に入れておいて思いついた時に使うという使い方の場合 気がついたらバッテリーがなかったとなるのだ。
 
で、候補に挙がるのは 後継機種のF900EXRなのだが まあ順当すぎてというところである。
で、本当に欲しいのはというと手が届きにくいのだが SonyのRX100という機種である。
 
コンパクトデジタルカメラはそのジャンルそのものが終焉を迎えようとしている。
なぜならSmartPhoneにお手軽なカメラの地位を奪われようとしているからだ。
コンパクトデジタルカメラ つまりカメラの専用機が SmartPhoneに勝っている点を上げてみよう
ちなみに、標準的なSmartPhoneとしては iPhone5ぐらいのスペックとしてみてである。
画面画素子数は F770EXRだとすると1600万画素対800万画素で倍の解像度だ。
そして、ズームレンズが20倍のものがついているのに対して ズームがついていないという点が大きい。
だが、一般的なコンパクトタイプのカメラだとすると 
画素子数は1000万画素対800万画素ぐらいと2割程度しか差がない。
ズーム機能は3倍対ズームなしとなった場合 ずいぶん差が縮まってきたのだ。
もう一つ、感光素子のサイズなのだが カメラ専用機に対してSmartPhoneは小型化、薄型化の為に場所の取り合いで極めて小さいのに対して カメラ専用機はそれより大きめになることが多い。
 
では逆にSmartPhoneの良い点を挙げるとわかるのだが
まず、端末は1台で済む つまり別に買ったり持ち歩いたりしなくて済むのだ。
そして、高速なCPUによる処理速度の高さがあげられる。
例えば現在のiPhoneであれば動画撮影中に静止画撮影など、撮影した写真のトリミングや飾りつけなどを軽々とこなすのだ。
そして、これはみんなが驚くだろう点だが実はレンズが1万円のコンパクトデジタルカメラよりも良いことが多いのだ。
これもiPhone5を例に出すとF値というレンズの明るさを示す値なのだが これがF2.4と驚くほど明るいレンズなのだ。
勿論、通信機能があって その写真を交換したりアップロードしたりという事に手間がかからないのだ。
 
F値に関してもう少し補足すると レンズを通った光が感光素子に届く光の量を示す数字で 同じ性能の感光素子だった場合 F値の明るいレンズを使っているほうが明るい写真が撮れるのだ。
それだけシャッター速度を上げて手ぶれしにくい写真を撮ることができると言い換えても良いし、暗くなると色の識別が悪くなるのだが 明るくなった分だけ色そのものもちゃんと再現されるようになるのだ。
「明るいレンズは七難隠す(色の白い女性は 七難隠すをもじったもの)」と言われるいえんである。
ちなみに、コンパクトタイプのデジカメで1万円程度のものはF値は3.5から4ぐらいが標準です。
そして、ズームレンズで遠くを捉えた場合 そのF値は一気に悪くなって 5〜6ぐらいとなってしまいます。
この辺りはカメラの説明書を見てもらうとよくわかると思います。
では、なぜにカメラよりもSmartPhoneのレンズが良くなるかなのだが 一つは量産効果で 作っている数が違うので同じ価格であれば携帯電話用の方が良いものが手に入るという点
そしてもう一つなのだが レンズそのものが前後に動くズームという機能を付けたために 全域できれいな画像を結ぶために ある程度犠牲になる点が その機能を持たないレンズであるがゆえに有利に働いたものでもあるのだ。
勿論感光素子が小さくて レンズ光景が大きいために比率的に大きくなったという点でもある。
 
ただ、どこまで綺麗だという点においては
デジカメの場合撮影した画像をPCなどで見るという拡大が前提なのだが
SmartPhoneの場合 画面で見るという事で完結することが多く 画面サイズでは違いが分かるほどには差にならないのも事実なのだ。
そういう状況を ユーザーは感じており デジカメそのものの需要が激減しているのです。
唯一、そうではないSmartPhoneでは取れない写真が取れるという事で 「高級コンデジ」というものが最近は売り上げを伸ばしているのです。
 
レンズ交換式カメラと書くと何を言っているのか分かりにくいのだが 一眼(もしくはデジ一と略される デジタル一眼)と書けばわかりやすいだろう。
こちらも、結構人気を得ているのだが やはり大きめのサイズとレンズを交換するということになれていない人たちにとっては 難しめの機器で おおよそ多くの人がレンズを交換せずに使うという事から 「高級コンデジ」が人気が出ているのだ。
特徴としてはF値が1.4〜2.0ぐらいの非常に明るいレンズと比較的大きめの感光素子で大きめのものであれば ミラーレスと呼ばれるデジタル一眼カメラの小型版と同等の1インチサイズのものまであるわけです。
そして3〜5倍程度のズームと、マニュアルフォーカスや絞りやシャッター速度の設定などの細かい調整のできる機能がついているものだ。
そして、レンズメーカーの高級レンズに近いものを採用しているという点だ。
 
私の購入したDMC-LX7もそういった機種の一つで
F1.4の明るいレンズに 1/1.7インチの比較的大きな感光素子を使っている。
で、レンズのブランドはライカのものだ。
マニュアル、シャッター速度優先、絞り優先等のモードも持っていて マニュアルでフォーカスを合わせることもできるわけです。
価格的にも4万円程度とかなり高いものではあるのですが それ故に
高速な動作と、豊富なメモリーを持っていて 撮影のインターバルなどもほとんどない快適な撮影ができるわけです。
  
じゃあ、何故この機種かなのだが・・・
SonyのRX100が欲しいのだが 天邪鬼なのだ。
使えないのだが、マニュアルでの設定機能が豊富なこともある。
そして、先ほどのF値なのだが 1.4も十分にすごいのだが ズームレンズで3倍まで拡大した時においても F2.3という明るさがある つまり夜にも積極的にズームを使った撮影ができるというわけだ。
まあ、画素指数が100万画素と低めなのはちょっと不満点ではあるが それ故に1画素あたりの面積が広くなっており 非常に暗い所での撮影が綺麗なのだ。
 
実際使ってみてなのだが
とにかく明るいのだ。
夕方などは昼間と勘違いするほどに・・・
室内でも ISO80ぐらい固定で撮影ができる。
手ぶれ補正もかなり強力なので シャッター速度60もあれば少なくとも手ぶれはしない。
勿論、被写体が動いていることには対応できないが その時は感度を上げてシャッター速度を上げることで十分に対応できるのだ。
だから大阪なので周りが明るく写真としてダメなのであげないが 星でも撮れるのだ。
街灯の光さえあればフラッシュをたかなくても 人の顔の識別ができる程度にまでの撮影ができるのです。
1秒間に5枚程度の連写をしてとっているが 今までに比べて出いうならSDカードへの書き出しも明らかに高速なのだ。
専用のコントロールがあるので 絞りを変えたり 明るさを変えたり、フォーカスを追加で合わせたりも非常に簡単に 操作できる。
問題は常に人間側にあるのだが・・・・
 
ただ、買ってから言うのもあるが このカメラは大きいのだ。
デジタル一眼の最も小さいものと比べたら大きいのではないかというレベル。
今のところそれを上回る快適感なのだ。
どこかにカメラを持って出かけてみたいな・・・という 気持ちで。
また、週末にお休みがあればなのだが・・・・

written by HatenaSync