CPUなのか??

最近のTablet用などに使われているCPUなのですが ARM系のもので名前の知れているものであれば Cortex A8とかSnapdragon等々があるわけなのですが メーカーによって格段に性能が異なるのはなぜでしょう?
 
PCの世界でも例えばIntelで言えば、Core-iとしうシリーズでおおむね統一されています。
廉価版でPentitm Dual Coreとか出ていますが これらは一世代古いアーキテクチャーで作られたものなので除外するとして メインの製品ラインナップは Core i7、Corei5、Corei3tお区別されています。
メインとなるCPUの演算部分に関しては実はほとんど変わらず、クロックやキャッシュの容量、Coreの数、外部バスの形状などいろいろな部分で差別化を図り異なる製品としてラインナップしているわけです。
特に、IOを複数配置した ハイパースレッディングや短期的にCPUのクロックを上げて処理を高速化するTurbo Clock等はその差を大きくすることに効果を与えています。
じゃあ、となるわけですが キャッシュの量という意味では 複雑な処理になればなるほど効果が出るのでしょうが 普段使っているような単純処理であれば実はそう変わらないわけです。
シングルタスクで メモリーの消費量も少ない単純演算などではクロックあたりの速度が均衡するわけです。
所が計算が複雑になって 再帰演算などが増えてくると 高性能なCPUの性能が発揮されるわけです。
3Dの計算などがその最たるもので 性能の優劣が大きな変化となるわけです。
と、書いてゆきたいところなのですが 実は3D等ではそう差が出ないというのが実際のところなのです。
勿論、ベースの部分の演算では異なる話となるわけですが 実のところグラフィックカードの性能も大きなファクターとなるわけです。
極論なのですが Corei7にチープな内蔵ビデオカードとCorei3に豪華なグラフィックカードならどちらだという話になるわけです。
なぜなら既に3Dはグラフィックカードに処理の多くを依存しており、テクスチャーもデータをグラフィックカードに持っていて 貼付けもグラフィックカードでやっていたりと びっくりするぐらい頑張ってくれているわけです。
最近ではGPUのその性能を他の用途にも使うべく動いており nVidiaのCuda等はそれを使う為のインターフェースを用意していて 例えば動画のエンコード等には大きな差が出てしまうわけです。
思い出してください、Pentiumが1Gぐらいだったころにグラフィックの性能でMpegの再生支援があるので動画が見れていて その支援の無いたとえば当時のVIAのチップセット内蔵のグラフィックチップなどでは再生が心許なかったことを。
最近では Adobe Flashの動画再生支援がサポートされその機能のあるグラフィックカード搭載のPCではHD動画がYoutubeでスムーズに見れるようになって非常に良かったわけなのですがそれぐらいの差があるわけです。
だとすると再生して、それを違う形式に変換する作業なら 既に表示の時点でグラフィックカードの方が得意なわけですから結果的にグラフィックカードに任せた方が速くなるわけです。
 
では、SmartPhoneやTabletなどに搭載されたCPうの場合はどうでしょう?
これもCPUのCoreの部分ではドングリの背比べという事はないのですがそんなに大きく異なったりはしないわけです。
ARM 6とかARM7とか書かれているのがサポートされているCPUの命令セットなのですが これはARMという会社の作ったCPU Coreの命令セットで Coretex-A8等はハードウエア的にも同じものを使っているという事になるわけです。
もちろん、その提供を受けずに独自で命令セットだけ互換にしている場合もありますが (ライセンス料を払いたくないのでしょうね)まあ、簡単に言うとPCのIntel CPUとAMD CPUのようなものでおおむね命令が互換しているので 普通のプログラムを実行するのにCPUのブランドを意識したりすることはないわけです。
もちろん、命令の種類によっては 速度に凄い差になったりすることもあるわけですが・・・・
ただ、キャッシュだったり配線ルールだったり心臓部以外の部分で速度の差が出ることはあるわけです。
それだけだと むちゃくちゃに異なる結果とはならないわけです。
 
じゃあ、〜を使っているなら速いとかって表現はどこから出てくるのでしょう。
APPLEのA4がA5になってすごく早くなったとかいうあれです。
例えば短距離走をするとして、脳みそ(CPU)は同じであっても 筋力に差があれば当然記録が変わります。
非常にわかりやすい話ですが 同じようなことがCPUの世界でも起こって言います。
SmartPhoneが3Dにシフトしたり、動画再生がHDでとかになると PCの世界ですらCPUでの処理を諦めてGPU側で処理しているわけで 同じようにGPU側の強化で再生できる動画が変わったりするわけでそちらにシフトするのはおかしくない話なのです。
nVidia Tigraなどはその良い例で、いきなりCPUから開発を始めたのは PCUのコアとなる部分はほとんど各社変らなければ GPUの技術をどこよりともっていると自負する nVidiaが作ればCPUとGPUが一つのチップに入っている この種のプロセッサーで性能の違いを他社に比べてアピールする事が出来るはずなのです。
ましてや、その拡張の方向はPCで使ったCUDAの命令セットに近く、既にPCで開発したリソースが開発者側でも使えるので有利なはずなのです。
Tigra2まで出ていてグラフィックでは圧倒的な速度を誇っているとのことなのですが 実はそれを使っているものを(端末は見たことがあるが これがTigraかというようなデモを見たことが無い)見たことが無いので差が解っていないというのが実際です。
じゃあ、例えばグラフィックの差が 各端末の性能さを出していると言っても今のところ言い過ぎではないという状況です。
ただ、機種毎にアプリケーションを作り変えるのも大変なので 標準の機能の中で速度の速いものが有利だという結果になっているようです。
 
じゃあ、グラフィックが優先されるならTigraがとなるわけですが やはり独自性がありすぎるのは開発側にとって負荷が重いわけです。
Tigraでしか動かないゲームがあったとして Tigraの普及率を考えると 開発するかどうかを考え込んでしまう事でしょう。
そういう意味で注目されるのは Sonyがゲーム機として発売する電話機などで こちらに採用されたチップの拡張機能であれば ゲーム機用のアプリケーションなわけですから当然ちょっとでも楽で凄く見える機能は使う事でしょう。
だとすると CPうというかGPUの統合されたチップを優先して今後端末に利用されてゆく SonyのGame機の発表でCPUシェアが書き換わってしまう可能性もあるわけです。
(海外ではさほど人気が無いので ガラパゴスかする可能性もありますが)
統合する部分が 製造メーカーの差でありその部分が大きなファクターになるという事は分かってもらえることでしょう。
 
先日、EE Timesという書籍のWEB版が発売され いつもこの雑誌は興味深く読むわけですが 現行のAPPLEの新しいプロセッサの解説記事が載っていました。
この雑誌は チップの中身まで暴いてやろうという雑誌なので 前モデルのCPUが韓国メーカーのCPUに酷似していることから性能と機能を予想するような内容も過去に書いていました。
その雑誌が注目したのは 今回の謎のロジック部分。
コアとなる部分の演算子のサイズは当然想像する事が難しくないのは前述の理由です。
そうするとそのサイズのブロックが演算部分だと想像することは難しくない。
グラフィックの性能もある程度の発表がなされているので そのブロックの大きさは(現在何よりも大きいブロックがこれにあてられることが多い また複数あることも)想定される。
配列が綺麗で ブロックを形成しているキャッシュもある一定の確率で想像できるわけです。
インターフェースが殆ど変っていないので(新しいインターフェースなどが付いていないから)アイオー部分は変わってないと想定すると
不明なブロックが出てくるわけです。
当然グラフィックの性能に関して重要なファクターであることは書いたのですが、それ以外にも付加部分で重要なロジックがあるのではという結論なわけですが・・・・
じゃあ、その付加部分はAPPLEの考える新機能と結びついているのではないかという部分なわけです。
 
現状、PC用ですらCPUの重要性が薄れてきました。
性能的に飽和していて 新しく高速なCPUで無ければ出来ない処理がかなり減ってきたわけです。
CUDAが効いていれば 1時間のテレビ番組を25分ほどでエンコードできるわけですから それを12分にするために数万円の投資をしろというほうが無理な話で それを生かすためにHDDをSSDにしたりと別な意味でのボトルネックが変化し 別な費用も掛かってくるからです。
SmartPhoneようはどうでしょう?
恐らくCoreは二つぐらいでバランスするでしょう。この根拠はPC用が長い間そこぐらいにあるからです。
グラフィックはまだ余地があるので もう少し進むでしょう。省電力と性能のバランスなので 別に電源を用意しなければ動かないようなPCようのグラフィックカードとは開発の方向が異なるからです。
でもSmartPhoneはそこで終わりでしょうか?
PCでは使えなかったデバイス 例えばGPSだったり新しいデバイスがいくつか採用されています。それに伴って CPUに統合される機能が何かあって 
もしかしたらAPPLEにはそれが見えていたりするのかなとか? nVidiaの隠し玉が噂されたりと 
って、これは本当にCPUの話なんだろうか? なんかCPUはもうどうでもいいって感じの話のような ARM系は話のベクトルがPCと違って面白いですね。

 
written by HatenaSync

中途半端なリンクはやめてほしい・・・

いまは消えてしまったので あれなのですが
私の日記を参照して Blogを作ってられる方がいらっしゃるようです。
勿論、商用目的ではないのでどうつかわえようと もう句を言おうにも・・・
時折検索して 自分の参照が出ると ムカッとするわけですが 誰だこの誤字脱字の多いの・・・なんて
 
昨日

○WindowsPhone 7は買ってはいけない その2
未だ、Mangoが登場していないのでWindows Phone7を買っても まず、基本的に日本語の入力ができないのです。

なんてのを書いていますが 自分で説明するとむちゃくちゃ恥ずかしくて いわゆるギャグの面白さを解説しろと言われた徹子の部屋に出た芸人のような羽目に陥るわけですが
それでも今日は書きたいのは 参照は上記の部分だけなのです。
リンクも何もないわけです。
これを読むと、あーWindowsPhone7は買わない方がいいんだ〜と思うわけです。
こういっちゃなんですが あの文章は逆説的に 余に面白いから自分だけが楽しみたいからみんな買わないでね という書き方の文章です。
(ほら 説明すると顔から火が出るほど恥ずかしい)
これを読むぐらいですから l機能のもきっと呼んで頂いててそう書いてありますよね!!
それがこの中途半端なリンク・・・・
 
アフリエイトかなんかの関係だとは思いますが 参照するならせめて内容を読んでからにしてほしい。
一番伝わりにくい所だけを抜き出すのはやめてほしいな〜って
ちょっと勝手ながら思った訳ですが
written by HatenaSync