三次元の・・・

「人間は、三次元の世界に生きていて三次元を理解して生活している。」というのが普通で、両目で見て距離を測って三次元と言うふうに理解しているのが普通のようです。いわゆる3次元のポリゴンの人間を理解するように 見えない部分まで全てを繋いで3次元的に理解しているのではないのが殆どのようです。
つまり、実は目から見た二次元を通して世界を理解しているようで 距離の測定が必要となるような用件以外は、かなり片目はお休みしているようです。
では、コンピューターの世界で言う三次元とは何でしょう?
ポリゴンから始まった、バーチャルファイターのようなゲーム。
これが三次元のゲームの始まりのようで、画期的なゲームだったとは思います。
平行して、ドライビングゲームもかなり臨場感のあるものが出ています。
それに対して、映画の世界では又違ったアプローチで 映画の世界のアプローチの3Dは立体視と一般的に言われるもので、右目と左目に違う情報を与えて 実際の世界で見るように立体物を見るように見せることのようです。
この方法は、実際のものを見るときと同じで、右目と左目の画像のずれで立体を認識していますので 距離が遠くなればなるほど、その効果は低くなります。
まあ、コンピューターの世界での3Dだけで言うと 未だ、二次元の窓を通して3Dに構成されたオブジェクトを見ることをいうみたいです。
ただ、それにも限界が存在して、その限界が意外に人間側に有る事が多いようです。
例えば、入力デバイスとしてのマウス。
これは、慣れという言い方をすればそれまでなのですが、頭の中に理解する土壌ができるのに時間がかかるようです。
3Dも、あまりそう言った意味では 理解に時間がかかるようで、3Dを利用したインターフェースはあまりはやらないようです。
少なくともCLIEではあまり人気が無い様です。
どの、インターフェースも一意で動くものが多く 解像度の問題からか 二次元のメニューを三次元に見せているものが多いようです。
でも、将来的に3次元的なメニューの登場もあるでしょう(というか実は有るのですが)
例えば、3次元的なデスクトップで、アイコンの隙間から下の階層のアイコンが透けて見えているとか 言うような表示方式もあるかと思います。
勿論、下の階層が読み取れるほどのコントラストのある解像度と 見ただけで意がわかるアイコンの形態の統一がいるかとは思いますが。
そうすれば、3次元的な入力デバイスが必要となり、それこそ、奥のアイコンを手で掴むようなインターフェースも出てくるかもしれません。
そこまでくれば、立体視のディスプレイも必要になるでしょう。
じゃあ、逆に立体視のディスプレイだけが先行していますが どうでしょう?
勿論、技術的には面白い事です。
映画で、目の前にボールが飛んで来たりという ディズニーのアトラクションでも有りますから非常に楽しいものです。
しかし、未だ長時間は見られないようです。
目の前に、めがねを置くタイプだと 右目と左目に与えられる画像は違うが それに伴った眼球運動が無いので疲れるからだとか言う本を読んだ事も有ります。
ただ、映画でも 別に立体っぽく見えれば 視線を廻して横から見たりとする訳ではないので 正面から見た以上の情報量をそう多く必要とするわけではないのです。
ただ、それが将来性を塞ぐわけではなく そう言った見方を必要とする使い方や理解する能力を脳が発揮する必要があるのでしょう。
技術的には、色々と新しいものが出てきていますが 人間の脳がついてこなくなると(一部の人間しかついて来れない)これは一応新技術?
芸術と同じで、欲求を満たすもので 生活に寄与するものではないかもしれません。