密かに・・・

尊敬すべきと書くと誤解を受けそうですが、私は孫さん個人の発想力を尊敬しております。
この間の話では無いですが、なるならないは別にしていい手を打ってらっしゃいます。
しかし、それ以上に企業買収に対する感覚と 何よりもダメだと解ると気持ち良いぐらい簡単に手放されます。
名目上は、共同開発で提携だったり 買収の失敗だったりしますが、本当の理由はやはり手を引いたのでないかと思っています。
Yahoo BBはブロードバンドの中では色々と問題がありますが、少なくともどのユーザーにも比較的多くの恩恵を与えました。
ブロードバンドの低価格化です。
これによって、小規模のプロバイダーの多くが消え去りましたが 価格は一気に低下しました。
それによって、ブロードバンドの普及が加速したのは紛れも無い事実です。
しかし、採算性のラインで行くと あまり良いものではないかと思っていました。
しかし、この間のソフトのライセンス回収業務への手立てなどはかなり有力なものですし、実は機材及びソフトの関係で大いに遅れていますが、ブロードバンド放送の為の 放送局との提携事業も着々と進めていられるようです。
これが実現すれば、日本語のチャネルだけかもしれませんが日本全国に 殆ど大きな放送装置のコストを負担せず放送ができるようになります。
勿論、放送免許などと言うものにも すでに手を打ってられるようです。
他のメーカーも、手を出せるでしょうけど その場合加入者数が大きなセールスポイントになる事は確かでしょう。
NTTなどは、限定的な放送で満足してられるようですし、あとはSONYさんかしら?
まあ、SONYは著作権問題に対するアプローチが重く手が遅れているようです。
とにかく、放送が可能であればかなりの(例えば月2000円で 50チャンネルとか)増収を見込めるでしょう(だって、放送設備費が要らなくてCATVに近いですから)
で、今回、日本テレコムを取り込みました。
なぜ、日本テレコムを?と思うかもしれませんが yahooはもともと個人向けで始まって、企業向けにはうまく足がかりの付けられない状態にあります。
NTTやKDDIのように既に、固定回線での顧客を持っていると、Ip電話への変更も簡単ですが なかなか新規では入りにくいようで、フュージョンさんも苦労してられます。
もちろん、yahooさんもその企業イメージのお陰で非常に苦労なさっていると。
今回、日本テレコムは、その名前を変えずに行くようですし 大きくyahooの宣伝はしてないようですが Ip電話申し込んでみたら、実は中身はyahooだったとか言う事も有るかも?
内部の交換機を近いうちに繋いで、そのまま内部なのでお互いの間は、無料でできる。
企業回線は、テレコムで少し高くて 個人はyahooで安く。
しかし品質管理は同じでちょっと儲かる。みたいにビジネスモデルを書いているんではないかと?
詳しくない人は(一般のおきゃくさん)、テレコムの着ぐるみを着てるのがyahooBBだとは 想像も付かないでしょうから・・・