COMPUTEX その2

難しい話はともかくとして、COMPUTEXで見つけた少し面白そうなもの・・・
あれだけ、MP3プレーヤーが乱立しているといいながら 買って来たのはMP3プレーヤー。
今年は、i−podの大人気を繁栄して、同じような形状のものが沢山。
あとは、USBメモリースティックの形状をしたもの。
特に、i−pod型のものは多種多様。HDDのものからありとあらゆるメモリーカードの刺さるものまで色々でした。
勿論、マルチメディアプレーヤーと呼ばれるMP3だけでなく MPEG4なんかも再生できるものがでていました。
いくつもの、新しい物が乱立し ただ、参考出品なのか店頭には並んでないものが多かったのでどうだかはわかりませんが、動画がちゃんと動いていました。
同じ形状で、デザインの違うものが多かったので恐らく、来年ぐらいには沢山出てくるでしょう。
しかし、私が買ったのはそんなに高級なタイプではありません。
用途は、車専用のMP3プレーヤーです。
カセットテープの形をした、プレーヤーはありました。
電源をシガーライター(もしくは、電池)からとって、カセットテープのヘッド部分から音楽を再生するユニット。
カセットしか付いてない車で再生できるという便利なもの。
2年前にはじめてみたときは、驚きの応用技術でした。
しかし、この二年で状況は大きく変わり、USBストレージは一般的なものになり 車のカーオーディオから急激な勢いでカセットテープがなくなった事。
今回見た商品は、そういう意味では、組み合わせの妙で 新しい技術というより外地の技術です。
見たことのある方がいらっしゃると思うのですが、シガーライターに刺すUSBの充電用レギュレーター。
つまり、車のシガーライターから取った12Vを、5Vにする装置。
物によって、2つぐらい口が付いていたりするやつで、携帯電話の充電とかに使うやつです。
そのサイズ、形をそのままに(って知らない人はどうしたら良いのでしょう)作られたMP3プレーヤーです。
ですから本体は一体整形の、シガーソケットに挿すコネクターの後ろにUSBの端子が付いているだけ。
あとは、いくつかのボタンが付いているだけ。
USBのソケットには、USBのスティックメモリーにMP3ファイルを入れて再生ボタンを押すのみ。
ボタンは3つ、再生/ストップ、曲送り、曲戻しの3個のみ。
でも、音はどこから・・・・
そう、このユニットの凄いのはそのサイズの中にFMトランスミッターを入れたこと。
申し訳なさそうに付いたスイッチで、FMの周波数を切り替え 車のFMラジオをその周波数に合わせるだけでMP3の再生が出来る!!
16MのUSBスティックメモリーが付いて・・・・まあ、値段はさておき(日本で販売されている方がいるかもしれませんのでここでは伏せます。また、サンプルとして購入したので市場価格と大きく異なる可能性があります。しかし、高くは無いです)たったそれだけで使えるなんて凄い!!と思いませんか? ってあまり思わないですよね。
USBのスティックメモリーになんてPCから音楽を移すのが少し楽なぐらいで・・・・
と私も思います。声を荒げて興奮することは無い!!といわれそうですが、しかし・・・・
そう、いつもPDAなんかで音楽を楽しんでいられる方。
車に乗って、カーステレオで違う音楽を聴いて・・・・ではなく、その例えばSDメモリーをUSBスティック型メモリーカードリーダーにさしてこの装置に・・・
PDAで聞いている音楽を、車でも共用できる。
少しは、凄いと思ってきませんでした?
あとは、USBの給電能力が不明ですが、外付けの2.5incHDDのUSB接続のバスパワーで動くもの、勿論、NOMAD 4Gでも良いですよ、i−podでも。
ストレージデバイスとして認識すれば車に数ギガから数十ギガのジュークボックスを装備したことに・・・・
こんな凄い装置が、僅か数十ドル(US$)で手に入るなんて・・・・
でも、想像なんですけどね。
まだ動かしてないですから。
MP3のビットレートも、フォルダーに関すること、極端な話 ステレオかモノラルかすら怪しい、そんな説明書。
展示してあったのも、メインではない小さな会社の集まっている小さなブース。
やる気のなさそうな、女性説明員と売り気のありそうな男性営業 たった二人のブース。
さて、ただのオブジェになるかそれとも・・・・こういうのも展示会の楽しみ方としてはいかがですか?